【24卒向け】就活経験者が語る就活メイク術~面接編~
臨機応変な対応力をGET!
新型コロナウイルスの影響により、ここ2~3年で就職活動においても「オンライン化」が進みました。オンラインが前提になった就職活動において、みなさんはZoomなどで顔を出す際、「鏡で見ている顔と何か違う」と感じたことなどはありませんか?
自分がバッチリのコンディションだと思ったメイクをしていても、パソコンの画面に映った姿がどこか違う。筆者自身も、面接時に同じようなことを感じました。
こうしたギャップをなくすためにも、就活メイクはシーンでの使い分けが重要!…なんです。そこでこの記事では、オンライン面接と対面面接ではメイクをする際に何を気をつけるべきなのか、シーン別の就活メイクについて、また証明写真を撮るときとの違いなどについて解説しています。23卒学生として実際に就活を経験したインターン生が具体的にご紹介していきますので、ぜひ就活メイクをするときの参考にしてくださいね。
証明写真時とのメイクの違い
まずは、証明写真を撮るときのメイクとの違いを説明します。まず、基本的なメイクの仕方や使用する色味は変わりません!証明写真時と同様、ラメやグリッターはNGです。華美な印象を与えてしまう可能性があるものは控えるようにしましょう。
変わることは、ズバリ濃さと明るさです。証明写真篇で記載したポイントと簡単に比較もしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ベースメイク
証明写真では撮影スタジオが明るく、撮影用ライトもあるので白飛びしないよう明るすぎない肌色を意識するようお伝えしました。面接時はそういった明るさはありませんので、ファンデーションはすこし明るめを選ぶのがオススメです。
■証明写真時>>>>>首元の色に近い色
■対面面接時>>>>>少し明るめの色
■オンライン面接時>>部屋の明るさに合わせる
アイメイク
対面面接時に濃いメイクにすると、派手な印象を与えてしまいます。証明写真時は肌なじみのいい色を使用していましたが、対面面接時はそれより明るい色を使用しましょう。目元が暗い印象のメイクをしてしまうと、顔色が悪く見えてしまう可能性があるので注意が必要です。詳しくは次の段落で説明します。
<アイシャドウ>
■証明写真時>>>>>肌なじみのいい色を少し濃い目にする
■対面面接時>>>>>証明写真時と比べた時に2/3の濃さ
■オンライン面接時>>明るめの色を少し濃い目に入れる
リップメイク
リップに関してはシーンごとにかなり色味が違ってきます。対面で目にする色、画面越しに見える色、カメラで映る色はそれぞれ変わってくるので注意が必要です。
■証明写真時>>>>>元の唇に近い色
■対面面接時>>>>>ベージュピンクなどの自然な発色の色
■オンライン面接時>>赤みがかったピンク色を少し濃い目に
証明写真時の就活メイクについて詳しく知りたい方は以下をチェックしてください!
オンライン面接の就活メイクで気をつけること
続いてオンライン面接時のメイクについて説明していきます。24卒のみなさんも、オンライン面接の機会はたくさんあるはずです。そこで画面での映り方についてどういった点に気をつけるべきか、何がポイントなのかを押さえていきましょう。
メリハリが大事!はっきりとした印象に
オンライン面接のメイクのポイントは、ズバリ立体感!その理由は、ぼやけた印象を防ぐためです。ポイントになってくるのが、ハイライトとシェーディングになります。オンライン面接の場合は必須と言ってもいいでしょう。のっぺりとした印象を防ぎ、清潔感を出すためには、ハイライトの使用が特に大切になってきます。肌なじみのいい色より、青海のあるさっぱりとした色味を使うといいですよ。シェーディングについては、輪郭よりも鼻筋部分に入れるようにしましょう。
また、涙袋も少し濃い目に影をつけてもOKです。普段通りの濃さだと目立たない可能性があるからです。アイラインも濃く太く書くのがポイント。目元が他の部分よりも薄いと顔のバランスが悪く見えてしまいます。ただし、アイラインの長さを出してしまうと、華美な印象につながりかねないので注意が必要です。まつげは、目にかからないようしっかりと上げておくとよいでしょう。
鏡で見たとき、「こんなに濃くて大丈夫?」と感じるくらいでも大丈夫です。
事前のチェックが大切!
オンライン面接の前には、自分のパソコンのカメラで映り方を確認しておくのがポイントです!特に、部屋の向きや時間帯によっての日の入り方の違い、電気の明るさ、など環境によって差が出る部分は要注意となります。
メイク自体は、証明写真より濃くするのが基本ですが、部屋の電気の明るさや日の当たり方次第で見え方が異なってくるので注意しましょう。証明写真撮影時より部屋が暗いことがほとんどなので明るい色がオススメです。もちろん時間帯によっては日光が当たることもあるので、その際は証明写真時と同様に白飛びしないようにしてください。Zoomには美肌機能もついていますが、この機能を使うと全体的に柔らかすぎる印象になることもあります。のっぺりとしないよう気を付けてください。
また、パソコンやスマホのカメラでは血色が悪く見えてしまうことも多々あります。リップはピンクよりもすこし赤みのあるものを使用し、健康的な色味を意識しましょう。チークもうまく使えば全体的に血色が上がるのでオススメです。
対面面接の就活メイクで気をつけること
行動制限が徐々に緩和されている中で、今後は対面面接を実施する企業も増えていく可能性があります。そこでここからは、対面面接での就活メイクについて、大きく3つのポイントに分けて解説していきます。
崩れにくいメイク
汗をかいたり風に吹かれたりすることで、移動中に化粧が崩れることが予想されるので、崩れないことを意識したメイクを心がけましょう!マスクが当たる部分は、特に気をつかうことが重要です。小鼻周りはかなりヨレやすいので、赤みが目立たないようコンシーラーとパウダーでしっかりとおさえるのがポイントとなります。
実は、前日夜のスキンケアでベースメイクのノリが変わってきます。面接前日は保湿に重気を置いたスキンケアで挑みましょう。
崩れにくいメイクのために、カギとなるのはパウダーと化粧下地です。化粧下地はかなり念入りに、そして丁寧に仕込んでおくようにしましょう。『プリマヴィスタ』の皮脂崩れ防止下地は非常にオススメです!長時間たってもテカリが出にくく、小鼻周りもあまりヨレてきません。パウダーは家を出る前はルースパウダーのきめ細やかな粉で肌を均一に仕上げましょう。アイブロウメイクなどは特に崩れやすいため、描く前に眉毛付近にしっかりとパウダーでおさえるのがポイントとなります。
シェーディングはしてもよいですが、暗い印象になってしまう可能性があるためオススメしません。特に、濃い色を入れると顔色が暗く見えてしまうので注意。鼻筋のハイライトは、マスクに当たってヨレると汚く見えてしまうので入れないほうが無難です。
目元の印象は美しく
マスクをする機会はまだまだ多いことが考えられます。顔の下半分が見えない分、アイメイクの印象は以前よりさらに重要性が増しました。
そんなアイメイクのカギは、やはりアイライン!アイラインを跳ね上げて吊り目にしてしまうと、きつい印象になってしまうので注意です。長く引きすぎると派手に見えてしまうので気をつけましょう。唇の端、アイラインの端、眉尻を一本戦で結ぶことができるラインがベスト!リキッドは崩れやすく、発色が良すぎてしまうため、対面面接には不向きです。ペンシルタイプを選ぶようにしましょう。
目元がはっきりするよう、まつげはビューラーかまつげパーマであげておくことをオススメします。マスカラは重ね塗りしてしまうと目立ちすぎるので一度塗りにおさえましょう。アイシャドウは明るめの色を使うほうが清潔感が上がります。
眉毛はしっかりとパウダーで油分をおさえてから描くようにしてください。アイブロウペンシルで輪郭をしっかりと描き、ぼやけないように心がけましょう。
涙袋は、特に崩れやすい部位。目の下がヨレてしまうと清潔感がなくなってしまうので。濃く描かないほうがいいでしょう。目元がヨレやすい原因のひとつが乾燥です。涙袋を描く人は目元の保湿ケアをしっかりと。または、面接会場に着く直前などに描くなどの工夫をしてください。影はクマのようになってしまうこともあるので、使う色味を変えてもいいでしょう。暗い茶色やグレーではなく、赤色やピンク使い、血色感を出すことを意識してください。オススメは、『キャンメイク』のペンシルです。
お直しも忘れずに!面接は最善の状態で
パウダー、ペンシルなど、すぐに化粧を直せるものを持ち運ぶようにしましょう。持ち運びにはプレストパウダーのようにかさばらないものを選ぶといいです。小さなサイズのルースパウダーもオススメです!『イニスフリー』のパウダーはコンパクトで有名なのでひとつ持っておいてもいいでしょう。皮脂が出て、テカリが出てくると清潔感が下がってしまいます。油取り紙なども用意し、面接会場の直前でチェックしてください。
簡単にアイメイクを直せるスティックタイプのアイシャドウもおすすめです。筆者のオススメは、『ローラメルシエ』のキャビアスティックアイシャドウ。眉毛は特に崩れやすいので、アイブロウペンシルを持ち運ぶようにしましょう。パウダーのみの持ち運びでは、滲んで汚く見えてしまう可能性があるので要注意です。
対面面接時もふとしたときにマスクをとる可能性があるので、リップも必ず塗っておきましょう。リップペンシルなどを用いて輪郭をぼかさないようにすると好印象です。乾燥してしわができると、そこにリップがたまってしまい、汚く見えてしまう可能性があるので気をつけてください。リップクリームも持ち運び、保湿を心がけましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。就活メイクと言っても、シーン別でさまざまなやり方があることを知っていただけましたか?就活と同じく、メイクも一筋縄ではいきません。また今後は、二次選考まではオンライン、最終面接は対面…といったように形式を組み合わせた企業も出てくるでしょう。その際「毎回印象が違う!」となってしまわないよう、面接形態に合わせたメイクを意識してみてくださいね。