長期インターンの経験って、就活にどう役立ちましたか?
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長期インターンの経験って、就活にどう役立ちましたか?

Twitter質問箱シリーズ

『キャリアバイト』の公式Twitterアカウントは、現役インターン生が「中の人」として運営しています。このアカウントでは「質問箱」も設置し、長期インターンや就活などに関して寄せられるさまざまな質問に対し、中の人が回答しています。

 

これらの中でも「よくある質問」をピックアップし、何回かに分けてご紹介していこうというのが「Twitter質問箱」シリーズです。今回は、その第2弾。「長期インターンの経験って、就活にどう役立ちましたか?」という質問にお答えしていきます!

 

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※質問もお待ちしています!

「ガクチカ」として大いに役立った

――編集部
「Twitter質問箱」シリーズ第2弾は、「長期インターンの経験って、就活にどう役立ちましたか?」という質問です。この質問もよく聞かれるのでしょうか?

 

――中の人
はい。就活のために長期インターンを始めようと考える学生が多いからか、この質問も学年を問わずよく寄せられます。私自身が23卒の学生で、長期インターンを経験したうえで就活に臨んだというのも関係しているかもしれません。
 

――編集部
なるほど。では、具体的なエピソードも込みで教えてください。

 

――中の人
就活に役立ったポイントとして、3点を挙げたいと思います。まず1点目は、「ガクチカとして大いに役立った」ということです。

 

――編集部
ガクチカ=学生時代に力を入れたこと、ですね。これは長期インターンをやったことがない方もイメージしやすいのではないでしょうか。

 

――中の人
あくまで体感ですが、ガクチカに長期インターンを使っている人は「10人に1人くらい」。日本の大学生の長期インターンの参加率は数%ほどと言われるように、アルバイトやサークルなど他の活動よりも希少性が高いものだと感じましたね。

 

――編集部

長期インターンを経験している学生が少ないからこそ、経験していること自体が強みになる可能性もあると。実際にその強みは感じましたか?

 

――中の人

確かに振り返ってみると、「ガクチカがない」という今の学生が持つような悩みは感じませんでしたし、ガクチカのみを記載するようなES(エントリーシート)ではほとんど落ちることがなかったです。面接でも長期インターンで取り組んでいた仕事の話をしていたので、いろんな企業の面接官から「中途採用の面接をしているみたいだよ(笑)」と言われたくらい。面接でのウケは良かったのかなと思います。

 

――編集部

ガクチカの点から見ると、長期インターンへの参加はかなり有利に感じます。

 

――中の人

ただ、就活におけるガクチカは、エピソードの強さよりも内容の濃さが大事だと感じました。ですので、いま取り組んでいる活動で充実している方は、無理に長期インターンに挑戦するより、今の活動により集中して取り組むので大丈夫だと思います。

 

――編集部

既に何かに取り組んでいる人は、それをやりきることが大事ということですね。

社会人との会話に慣れたこともポイント

――中の人
続いて2点目は、「社会人との会話に慣れている」ということです。

 

――編集部
具体的にはどういうことでしょうか?

 

――中の人
例えばアルバイトでも社会人と接する機会はありますが、店長をはじめ話す人は限られていますよね。しかし長期インターンの場合、自分が働いている企業のさまざまな部署、さまざまな職種の方と話す機会があると思うんです。

 

――編集部
確かにそうかもしれませんね。

 

――中の人
長期インターンが就活に役立つと言われる一番の要因は、実はここにあるんじゃないでしょうか。緊張せずに話せるのはもちろん、物事を順序だてて話せるようになったり。私はリモートワークでオンラインで話す機会も多かったので、Web面接でもカメラオンになった瞬間からスムーズに挨拶をして良い雰囲気をつくれました。

 

――編集部
シチュエーションに合わせたコミュニケーションが取れると。

 

――中の人
先ほどお伝えした「中途入社の面接みたい」と言われたエピソードも、普段から社員さんと話すことに慣れていたおかげだと感じています。

 

――編集部
普段から話すことに慣れていれば緊張もしませんよね。

 

――中の人
グループディスカッションやグループワークに参加した際も、長期インターンの経験が役立ったと思います。熱中してしゃべりすぎちゃう人、あまり話せない人などいろいろな人がいますか、長期インターンで社員さんとのミーティングに参加していたのもあり、バランスを取りながら積極的に発言できました。

 

――編集部
社会人が普段何気なくやっていることも、学生のみなさんにとってはなかなかない機会。それを長期インターンで経験できるのが良いということですね。

 

――中の人
はい。メールやチャットでのやりとりなど、文章でコミュニケーションを取るのに慣れていたこともいろんな場面で役立ったと感じています。

長期インターンを通じて、人脈も広げられる

――編集部
最後の3点目はいかがでしょうか?

 

――中の人
3点目は、「長期インターンを通じて広がった人脈が活きる」ということです。

 

――編集部
なるほど。

 

――中の人
私は長期インターンを通じてさまざまな先輩と知り合い、就活に関する有益な情報を共有してもらうことが多かったんです。また同期の仲間もたくさんできたので、ESを添削し合ったり、模擬面接をやったりしたことも。同じ大学以外の学生とのつながりができ、日々いろいろな交流をしたことで就活偏差値がかなり高まった気がします。

 

――編集部
単に知り合いが増えるのではなく、就活を一緒に頑張る仲間や同志ができるようなイメージですね。同じ大学以外に人脈ができるのも良いですね。

 

――中の人
コロナ禍という時代において、同学年はもちろん、先輩との関わりも少なくなったと思います。そんな中で人脈を広げられたことは大きかったです。

 

――編集部
確かにそうですね。

 

――中の人
長期インターンへの参加動機は人それぞれだと思いますが、インターン生はみんな「未来への逆算思考」が強いんですね。就活への動き出しも早い人たちが多く、その人たちからいろいろな話を聞くことで、私自身も就活への動き出しが早くなりました。

 

>>>「Twitter質問箱シリーズ」第1弾はコチラ

最後に

いかがだったでしょうか。長期インターンの経験は、就活に取り組むうえでいろいろな場面で役立つということが分かりました。ただ、中の人の話で印象に残ったのが、「長期インターンを強制する気は全くありません」ということ。すでにサークルや部活を本気で頑張っていたり、アルバイトに熱中したりしている方は、そのまま今の活動に打ち込むのが一番良いと仰っていました。一方で、サークルもそこそこ、アルバイトもお小遣い稼ぎ、くらいの気持ちで取り組んでいる方は、ぜひ長期インターンへの参加を検討してほしいということでした。きっかけは「ガクチカが欲しい」という理由でも、実際に経験してみることで多くの学びを得られるのではないでしょうか。

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