長期インターンシップへの参加が、僕の人生を変えました
インタビュー
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長期インターンシップへの参加が、僕の人生を変えました

専修大学 経営学部 4年生 小泉 義貴

長期インターンシップは、就活のためにするもの、3年生くらいから始めるものと思っていませんか?実は、そんなことはないんです。自分自身の成長のために、将来やりたいことを見つけるために、1年生から長期インターンシップにチャレンジする学生が増えています。

 

今回は、大学1年生からさまざまな企業で長期インターンシップに参加し、現在はメタップスのインターン生として活躍する小泉義貴さんにインタビューを行い、長期インターンシップを始めたきっかけ、成長したと感じる点、メタップスで働く魅力などを語っていただきました。

きっかけは、大学生活が暇だと感じたから

―――小泉さんは大学1年生から長期インターンシップを始めたそうですが、周囲と比べて「意識が高い」学生だったのでしょうか?どんなきっかけで始めたのですか?

 

 

意識が高いどころか、むしろ逆のような学生だったんです。高校まではずっとサッカーに熱中していて、毎日忙しくしていたんですね。大学に入ってからも、最初は環境の変化もあり、半年くらいは刺激を感じていました。しかし、次第に飽きてしまって。

 

何か始めようと英語の勉強をしたりしたものの、なかなか続きませんでした。そういった流れの中でいろいろ調べていったところ、大学2年生の先輩に長期インターンシップのことを教えてもらったんですよ。

 

 

―――たまたま先輩に教えてもらって「長期インターンシップ」を知ったわけですね。そこから、どうやって1社目のインターン先を探したのでしょう?

 

 

先輩から長期インターンシップのことを教えてもらったものの、詳しいことは何も分からないし、将来やりたいことが決まっているわけでもない。まずは「長期インターンシップを経験してみよう」といった気持ちだったので、先輩が使っていた「長期インターンシップの求人アプリ」に登録してみました。

 

そこでいろいろな求人を見ていったのですが、特に選ぶ基準もなかったので、「未経験OK」と書かれている求人にいくつか応募していきました。それから一番最初に連絡をもらった企業と面接をして、面白そうだと思って入社を決めました。

 

 

―――かなり偶然の出会いだったと…。実際に長期インターンシップを始めてからはどんなことを感じましたか?

 

 

1社目のインターン先は、プロのハウスクリーニングや修理などのサービスを検索、予約できるECサイトを運営する企業でした。そこでECサイト上に出店する企業の新規開拓と、出店した企業のカスタマーサクセスなどを担当していたんです。1年くらい働いたんですが、毎日がめちゃくちゃ楽しくてチャレンジして良かったと思いましたね。

 

そうやって1年くらい働く中で、もっといろんな能力を身につけたい、いろんな仕事を経験してみたいと考えるようになったんですね。そこで1社目のインターン先で経験できなかったことに挑戦してみようと、2社目は人材紹介会社の法人営業をやることにしました。その後も複数の会社で、マーケティングやカスタマーサクセス、採用などさまざまな業務を経験しました。こうした経験を通じて、企業の見方や仕事の見方、また考え方も大きく変わっていった気がします。最初は「なんとなく」で始めた長期インターンシップでしたが、実際に経験してみたことで成長につながったと感じますね。

 

メタップス様_インターン生01

「ここまで任せてくれるの!?」がメタップス流

―――ここからは、メタップスでの長期インターンシップについてお伺いしていきます。これまでさまざまなインターン先を経験してきた小泉さんが、なぜ新たなインターン先にメタップスを選んだのでしょう?

 

 

メタップスで長期インターンシップを始める前、実は友人たちと事業を立ち上げたんですね。しかし、残念ながらうまくいきませんでした。そこでの経験を通じて感じたのが、立ち上げた事業を推進していく力が弱いということです。こうした背景から、自分に足りない力を長期インターンシップで身につけたいと考えました。

 

新たなインターン先を探すときの条件にしたのが、「ある程度規模の大きな会社であること」「企業向けのマーケティングを経験できること」「PDCAを早く回せて経験値を積めること」といったもの。プラスアルファで、過去のデータが蓄積されていて、その評価や運用についてのノウハウを学べる環境だといいなと感じていました。こうした希望に合致したのが、メタップスの長期インターンシップだったんです。

 

 

―――1社目のときと比べ、インターン先を選ぶ基準がかなり具体的になっていますね。実際にメタップスでの勤務を始めてからはいかがだったでしょうか。

 

 

インターン生として働き始めて感じたのは、かなり裁量が大きいということです。

 

現在は、データマネジメント事業部という部署で、「メタップスアナリティクス」というサービスを担当しています。モバイルゲームやEC、サブスクリプション、メディアなどさまざまなアプリを運営している企業向けに、データの可視化や利用者拡大に向けた支援、コンサルティングなどを行っている部署です。

 

例えば「アプリをつくったけど会員数が伸びない」「一度は会員登録してもらったものの、その後なかなか継続しない」といった悩みを抱える企業に対し、さまざまな支援を行っています。その中でも私は、企業向けのマーケティング業務を担当し、企業からの問い合わせを増やすミッションを担っています。

 

実際に働いて感じたのが、こんな少人数でこれだけの売上をあげているんだという驚きです。入社前に深く事業理解をしていたわけではなかったので、どうやってこの人数でこれだけの売上を記録しているんだろうというのは興味深かったです。

 

また、インターン生にここまで任せてくれるんだというのも率直に驚きました。少数精鋭体制ということもあり、普通では考えられないような責任ある仕事を任せてもらえるんです。実際に企業向けのマーケティング活動は、僕が全面的に担当しています。自分の仕事が事業の将来を左右するという責任の大きさも感じますが、それだけに日々大きなやりがいを感じることができていますね。

 

 

―――そんな仕事をする中で、嬉しかったエピソードを教えてください。

 

 

メタップスでの長期インターンシップを始めてもうすぐ1年になるのですが、入社してからコツコツ取り組んできたことが成果につながり始めているのが嬉しいですね。

 

特に僕の場合、自分が入社したタイミングで「企業からの問い合わせを増やしていこう」という方針が決まったんですね。そしてその業務を自分がメインで担当し、約半年にわたって試行錯誤してきた結果、最近になって成果が数字に表れてきたんです。こんな責任ある仕事を任せてくれたんだと思うのと同時に、試行錯誤したことが成果につながる達成感を味わっています。数値としても、取り組み始めた当初から6倍くらいの成果が出るようになっていて嬉しく感じています。

 

始めたころは手探りのことばかりで大変だと感じることもありましたが、社員の方たちからの「やってみなよ」「応援するよ」といったサポートもあり、結果につなげることができました。このように、インターン生としても責任ある仕事を任され、その仕事の成果を感じられることは大きな特徴だと思いますね。

 

 

―――働きやすさはどうでしょうか?

 

 

非常に働きやすいと感じています。長期インターンシップを始める前は、「上場企業だし、人間関係もドライなのかな」と思っていましたが、ぜんぜん違うんです。勤務曜日や勤務時間も柔軟に対応してくれるので、特にストレスも感じません。勤務時間もフレックスなので、「今日は午前中に大学のテストを受けてから仕事を始める」といった働き方も叶えられます。こうした点からも働きやすい職場だと感じています。

 

メタップス様_インターン生02

いろんな会社の良いとこどりができるのが、長期インターンシップの魅力

―――長期インターンシップを通じて、変化や成長を感じた点は何でしょうか?

 

 

「何もかも変わった」というのが率直な印象です。いろいろな能力やスキルが身について、できることが増えて、ビジネスを理解する力が高まって…というのはもちろんですが、それ以上に見える世界がどんどん変わっていったと感じています。

 

長期インターンシップは「大学生活って暇だな」と感じていた自分が、実際に働き始めて、自分ができないことを知って、それができるように乗り越えていって、そうなると関わる人も変わって、もっと上を目指してみたいと思うようになって…と変わっていきました。自分への向き合い方が変わったことで見える世界も変わっていきました。

 

もうひとつは、相手に感謝されること、自分が提供した価値の対価としてお金をもらうことのやりがいを感じられるようになったことです。長期インターンシップは、社員と同じように働きながらお金をもらうというものです。お客様に感謝や喜びの声をもらい、提供した価値に対してお金をもらう。そういった経験を繰り返すことで、もっと頑張りたいなと思うようになりました。

 

またそういった毎日を通じて、「自分がこう動くとどんな結果につながるんだろう」というのを論理的に考えるようになりました。そのせいか、家族からも「長期インターンシップを始めてから大人になったね、周りの人のことを考えられるようになったね」と言われるようになったんですよ。

 

 

―――さまざまな変化や成長を感じていることが分かります。では、そんな長期インターンシップを周りの学生に勧めるならどういった点をアピールしますか?

 

 

長期インターンシップの良いところは、いろいろな会社の良いとこどりができるところ。大学を卒業して就職するとしばらくはひとつの会社でしか働けませんが、長期インターンシップなら4年という期間はあるものの、いろいろな会社で働くことができますし、やりたいことをやらせてくれる会社が多いんです。仕事を通じて自分の長所や短所も分かりますし、実際に働かないと分からない情報を学生の立場でも知ることができます。こうしたことを踏まえて考えると、仕事のことや将来のことなど、社会を知るうえで良いとこどりができることが一番のオススメポイントじゃないでしょうか。

 

また、新卒入社した会社だとなかなか出会えないような人とも、インターン生ならいきなり近くで働けるチャンスがあることも大きな魅力です。自分自身、1社目や2社目の長期インターンシップはベンチャー企業での勤務だったのですが、社長をはじめとする経営陣のすぐそばで働き、いろいろを教えてもらえたことは大きな財産となっています。

 

そういった環境で毎日頑張っていれば成長できるので、少しでも興味があればぜひ長期インターンシップに挑戦してほしいですね。

 

 

―――最後に、同じ大学生へのメッセージをお願いします。

 

 

どんなものでもいいので、何か熱中できるものを見つけられるといいなと思っています。自分自身、高校までサッカーに熱中していたものの、大学に入って何もしていなかった時期をもったいないと感じています。そこからたまたま長期インターンシップを知って、実際にやってみて、めちゃくちゃ良い経験を積むことができました。

 

何もしていなくても時間は過ぎていくので、長期インターンシップのみならず、勉強やサークル、クラブ活動やアルバイトでも何か熱中できるものを見つけてほしいですね。そして少しでも幸福度の高い状態で、学生という貴重な時間を謳歌してほしいと思っています。そんな風に何かに熱中する人が増えていくと良いですね。

 

長期インターンシップをやっている学生は、自分の周りでもまだそこまで多くありません。またインターンシップは、就活のために仕方なくやるものと考えている人もいると思います。でも、そうじゃない。多くのメリットがあるものなので、興味を持った人はぜひチャレンジしてほしいと思っています。

 

>>>株式会社メタップス 人事担当・香東さんのインタビューはこちら

最後に

いかがだったでしょうか。

 

きっかけは「大学生活が暇だったから」という理由で長期インターンシップを始めた小泉さんですが、さまざまな企業での仕事を経験することで、企業で働く社員に負けないくらいの成果を誇るまでに活躍していることが伝わってきました。きっかけは何であれ、長期インターンシップに参加することの魅力を感じた取材となりました。

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