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2019.03.01
インターン生
福本 雄基
この企業のストーリー一覧
このストーリーを書いた学生
福本 雄基
大学
同志社大学  法学部
学年
修士2年
職種
士業
勤務期間
2018-03-27 〜 現在

専門分野、大学で勉強していること

私は学校で税法を学習しています。堅いイメージの法律という学問の中でも特に堅そうな税法というものを専攻しているのは、スケールの大きな複雑な事象を自分の頭で理解、説明できるようになったうえで、自分の見解を作れるようになりたかったためです。

例えば所得税という税金一つとっても、事業主の方にとって事業に関する経費と事業主個人の支出とを判別するのは一筋縄でいかないことがあります。事業とどれくらい関係していれば経費として考えてもよいのか、同じ飲料の購入でも福利厚生の一貫で購入したのか、私的な理由で購入したのか、そのような場合には条文の言葉だけを見ても分からない為、法の趣旨まで勘案して検討していくことになります。

未だに苦戦しながらですが複雑なほどやりがいは感じます。現在は、海外の子会社を利用した租税回避のスキームに対して日本の法人税をかけることができるのかについて検討しています。そもそも何が起こっているのかを理解する段階が複雑で、会社が実施した行為の内容と、法律の条文の持つ意味の双方を理解するのがまず大変です。

ようやく理解したら次にそれを文章で説明できるようにならなければいけません。さらにそれに対して自分の意見を作れるようになるために、今は多くの論文を読みふけっているところです。

インターンで何をやっているのか

税理士業務のアシスタントとして、幅広い業務に携わっています。月ごとの仕訳入力、決算整理、広報誌作成、インタビュー同行、研修と多岐に渡っています。

普段の業務の中心の一つは仕訳入力です。お客さんの経理の補助として、個人の方や法人の日々の経済活動を会計ソフトに入力していきます。通常は正確さと素早さが求められるのですが、中には複雑な処理が要求されるものもあって、分析能力が問われることもあります。例えば駐車料金一つにしても、継続的な契約なら地代家賃という処理をする一方で、コインパーキングのような短期的なものなら旅費交通費という処理をすることになります。中には一つの取引に対して複数の処理をするもことも少なくありません。領収書や帳簿を見てどういう目的で利用されているのかについて頭を働かせ続けることになります。

お客さんの中には、AIの技術を活用した会計ソフトを導入されているところもあり、新しいものに触れる新鮮な経験をすることもあります。もう一つの中心となる業務は決算整理です。日々の処理が月ごとに正確に行われているかどうかを確認しています。

会計ソフトに表示される残高と預金通帳の残高を照合したり、売上高と得意先へのツケとしての売掛金の残高の照合等を実施します。最初は苦戦しましたが最終的に照合が完了したときの達成感は非常に大きいです。

また、月に一度ほど広報誌の作成の業務があります。お客さんに向けた文章なので分かりやすく読みやすい文章にしなければいけません。日常で文章を書くのは大学のレポートくらいなので、人に伝わる文章の作成は難しいです。周囲の方々に校正してもらいながらまとまった文章を書けるように取り組んでいます。

広報誌の中には3ヶ月に一度所長からお客さんである経営者の方にインタビューする内容の記事があります。インタビュー内容を記事にするために、インターン生が同行してお話を伺うことがあります。同行しない場合でも、音声で録音したものを聞いて編集することもあります。日常生活で経営者の方と接する機会はなかなかないので、聞く話のどれもが新鮮で興味深いです。

研修は月に一度ほど開催されています。所長に税務や会計といった業務に直結するものを学ぶ研修から、外部の方に新聞の読み方のコツやコーヒーの淹れ方を学ぶような不思議な研修もあります。研修の準備としてコーヒーの淹れ方の事前打合せに同行させてもらったのですが、コーヒーショップの経営についてや純粋にどの産地のコーヒーが美味しいかまで教えてもらったり、実際に試飲させてもらうような貴重な経験ができました。

他にも確定申告業務等、非常に幅広い業務でまだまだ難しい部分もありますが、不明点について教えてもらいながら出来なかったことが出来るようになるときが楽しく、どの業務も非常に有意義に取り組んでいます。

学業をどうインターンに活かせたか

業務の中で、学業を活かすことが出来る場面は税務について、会計について、検討する姿勢についてです。

1つ目に、税務については何が経費になるのか、ならないのかについて学問上で深く検討した経験があったので多少は業務内での判断に役立っていると思います。

また、確定申告の書類作成をするには所得の分類を知っておく必要もあったので実際に学問でやったことが業務に役立っています。ただ、税法をやっていない方でもすぐに業務自体はできるようになると思うので、役に立つというよりは、学問とつながる楽しさが大きいです。

2つ目に、学校での学習そのものではないですが、簿記の知識が普段の業務に役立っています。会計ソフトへの入力の際に簿記で勉強した内容を実際に打ち込んでいくことになるので、勉強内容がそのまま業務に役立っています。勉強しただけではなく仕事として知識が経験に変わっていく瞬間が醍醐味です。

3つ目に、検討する姿勢も役立っています。法律という学問はたとえ裁判所の判断であっても時には批判的に読み込む必要があります。どこか論理の飛躍が混じっていないか考え続ける姿勢が嫌でも身につきました。その結果、業務の特に決算整理で役に立っています。

最初は自力で最後まで数値を修正することができず、出来る範囲までやって、残りは社員さんにお願いしてしまっていました。しかし、それでは役に立てていないと思い、どこが正確な処理で、一部誤っている可能性があるのか、どこが入力ミスが起こりやすいかを考え続けながら取り組むと自力で最後まで修正することができるようになりました。

学業が業務に直結するというよりは学業を通して身についた姿勢が最も役に立っています。            

学業と仕事を両立させるには?

学問とインターンでの業務のつながりを意識する場合と、頭を使う姿勢について相乗効果があると感じています。

簿記の学習はしており、何か専門性を持った経験をしてみたいと漠然と考えていたのですが、実際にインターンをしてみると学習がインターンに役立つだけではなく、インターンが学習に役立つ側面もあると気づきました。

机上の学習だけではイメージしづらかったものが、業務を通してどういうことが起こっていたのかを知ることで理解が深まることが多いです。さらに、またそこで学問上で理解する事で業務内での判断がスムーズにできるようになることも多く、簿記や会計の学習をしている方にとって良い循環ができると思います。

また、共通する姿勢として頭を働かせ続けて取り組む姿勢が双方で身についてきました。学校で法律学をやる際に論理的な意見を考え出すためには多くの文献を読んで、それについて頭を働かせ続ける必要があります。

また、会計業務は分かりにくい取引が出てきた際にどう処理するのか、決算でどこが違うのか、広報ならどうすれば読み手に伝わるのか全て頭を使わないと解決できないものばかりです。

法律だけではなく、学問を通して身につける姿勢がとインターンという業務の双方を通して思考する力を高めることが相乗効果になっていると思います。

福本 雄基のストーリー
士業の専門性と会計、法律
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福本 雄基ってどんな人?

長田会計事務所のインターンシップ生。専攻は法律学で、目標は士業で働くこと。

会社名
長田会計事務所
業界
コンサルティング 金融
職種
士業
大学
同志社大学  法学部
学年
修士2年
インターン先で特に磨かれたスキル
  • 問題発見スキル
  • 問題分析スキル
  • 仮説検証スキル