大学1年生のとき受けた大学の講義でプログラミングの自由度の高さを知り、自分でも開発をしてみたいと思いました。独学で勉強をはじめスマホアプリなどを作ろうとしたのですが、なかなか作りたいものを作れるレベルまで上達しませんでした。
バイトと学校の課題などで十分に学習時間が確保できないことや、周りに気軽に質問できる人がいなかったことが原因だったと思います。
またインターンを始めるまで続けていたアルバイトも、あまり好きではありませんでした。同じ作業に慣れてしまえば大きなスキルアップや考え方の変化など成長を感じられる場面が少ないからです。
そんな時にプログラミングを学びながらお金を貰える今のインターンを見つけ、これはやるしかないと思って応募しました。
まず働くことに対する考え方が大きく変わりました。インターンを始める前は仕事は「お金を稼ぐためのもの」という意識でしたが、今では「会社を成長させるために働く」という意識を持って働けるようになりました。そして次第に会社に貢献することが楽しくなり、気がつけばそれは自分の成長にも繋がっていました。
スキルに関しては、PHPやJavaScriptのプログラミングスキルに加え、コミュニケーション能力、問題解決力が身につきました。PHPはインターンを始める前は基本的な文法がわかる程度でしたが、今ではバグが少なく見やすいコードを意識して効率的に開発することができています。
またフレームワークを使ったプロジェクトに参加しているので、苦手だったオブジェクト指向も徐々に理解できるようになってきました。コミュニケーション能力においては伝えたいことを論理的かつ簡潔に伝えられるようになってきました。
社長に起業に興味があることを話し、新規事業であるプログラミング教室立ち上げに、最初の講師として深く関わらせて頂いています。そして現在は新規事業と開発プロジェクトの2つの事業に参加しています。
プログラミング教室の立ち上げ事業では、何も土台が無いところから集客・営業(無料体験レッスン)・本レッスンを実施するために、一つ一つインターン生たちで試行錯誤していく必要があり、簡単なことではありませんでした。インターン生が中心となってプロジェクトを進めているため、問題が起きたら全て自分たちで解決していかなくてなりません。
集客一つをとってもビラ配りから始まり、ネット広告を出すなど集客方法を変え、改善を繰り返すことで、ようやく生徒が集まり始めました。様々な場面で問題が発生した時、どうすれば解決できるのかを考え、実行するPDCAの流れをまさに実践できる、という非常に貴重な経験することが出来ました。
これらの経験から、自分たちの働きがそのままプロジェクトの成果に直結し、プロジェクトが成功するかはどうかは、自分たちの手にかかっているのだと感じました。そこから会社に貢献するために働くという意識が芽生えました。
また京都イノベーションは開発のプロジェクトでもインターン生が中心になって活動できます。自分のやりたいことが明確にあって、時間を惜しまずに打ち込める人であればピッタリの環境だと思います。
私が参加しているプロジェクトではページ数の多い大規模なシステム開発のため、プログラミング能力だけでなく、仕様やバグなどの情報をうまくやりとりする良質なコミュニケーションが求められます。
その中でプログラミングスキルに加えてコミュニケーション能力など文系的な能力も身につけることができました。
インターンは4回生まで続けようと思っています。その中で集客や営業を工夫してプログラミング教室を大きくしたり、勉強を重ね機械学習やデータ分析の仕事にも挑戦したり、新しい開発プロジェクトに参加しプログラミングスキルをさらに高めていきたいと思います。
また、すべての業務において大学で学んでいるデータ分析をうまく活用し、定量的に物事を説明して、次の行動を提案できるようにしていきたいです。
これから大学の研究活動も始まりますが京都イノベーションなら両立できると思います。様々な力を身につけることができる、この職場でこれからも自分を磨いていきたいです。
社会人になってからもインターンここでの経験は必ず役に立つと思うので、自分の力を最大限に発揮できるよう努力していきます。
大学2年生。Webプログラマーとプログラミング教室の講師を担当している。大学ではデータサイエンス専攻。最近は機械学習にハマっている。