現状に満足せず、変化・変革を前向きに捉える姿勢を強く持ったタイプである。また、自分の意思で判断し、その実現に向かって自ら積極的に行動していく主体者意識もみられる。一方で無理と感じると、早々にあきらめてしまい、困難なことや地道な努力を避けていこうとする傾向が強くみられる。創造的思考性においては、既存の概念にとらわれることなく、自由な発想でアイデアを膨らませ、自らそのアイデアを活かしていこうとする姿勢がみられる。コミュニケーションにおいては自分の考え方や提案を論理的に伝える姿勢がみられ、筋道を立てて説明したり、わかりやすく文章に表していこうとする。ただ、状況に合わせた好ましい応対を心掛けたり、相手に対して感じの良い印象を与えることは苦手である。エネルギー量においては、決断力が高く、自分の判断に迷いを持たずに即決するような、思い切りの良さが強くみられる。その一方、行動力がやや低く、何かあると自ら思わず動いてしまう傾向が若干弱い。仕事の負荷量へのストレス耐性は高く、責任ある仕事を任されたり、過剰な業務量などにあまりストレスを感じることなく、自分のペースを守って仕事に取り組むことができる。ただ、人付き合いへのストレス耐性がやや弱く、人と長時間付き合うことや、周囲の人の考えや気持ちなどを気にすることで、ストレスをためやすい傾向にある。キャリアについては、今までになかった新しいものを創り出すことや、少々のリスクを恐れることなく、現状を乗り越えていこうとする意気込みを持つことを指向している。一方、自身の仕事の中身や今後のキャリア、処遇などを安定させ、仕事に取り組んでいくことはあまり指向していない。
何かを創りあげる際の思考傾向をみています。新たな商品やサービスを創造するためには、拡散思考と収束思考の両方の思考性が必要になります。
項目名 | 偏差値 | 定義 |
各項目のレベル
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発想性 (拡散思考性) | 54 |
新しいアイデアを考え付き、 拡散させる |
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論理性 (収束思考性) | 53 |
現状に満足せず、 変化・変革を好む |
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会社や組織で円滑な人間関係を築くための基礎にあたる力をみています。
項目名 | 偏差値 | 定義 |
各項目のレベル
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意思伝達力 | 52 | 自分の考えをしっかり伝えることができる |
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論理的表現力 | 57 | 筋道立てて説明したり文章にできる |
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好感表現力 | 39 | 感じの良さを意図的に表現できる |
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対人調和力 | 49 | 相手の意図や感情を理解し、配慮できる |
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様々な活動を支える基礎的なパワーをみています。社会が豊かになると低下傾向になります。
項目名 | 偏差値 | 定義 |
各項目のレベル
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行動性 | 61 | 考えるよりも行動が先 |
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競争性 | 63 | 相手に勝つことにこだわる |
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野心性 | 64 | 成りあがろうとする気持ちが強い |
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決断性 | 68 | 決断が速い |
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様々な活動を支える基礎的なパワーをみています。社会が豊かになると低下傾向になります。
項目名 | 偏差値 |
各項目のレベル
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人付き合い | 36 |
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仕事の負荷量 | 71 |
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理想と現実とのギャップ | 64 |
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評価・評判 | 47 |
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同職種における職務内容が多様化していることから、従来の職種適性ではなく職務適性をみています。
職務 | 低 適性レベル 高 |
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多くの人と接しサービスする |
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他者と連携・協調していく |
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専門性を身につけ活かす |
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正確かつ着実に進める |
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新しいアイデアを生み出す |
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知識を深め探究していく |
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自分の判断で自律的に進める |
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基本に従い定型的に進める |
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迅速に判断して進める |
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合理的に物事を進める |
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このエン・ジャパンでのインターンをはじめた理由は主に2つあります。
1つ目に、社会人になって活躍するための下地作りをしたかったこと、2つ目に学生のうちに自分の手で何か新しいものを立ち上げる経験をしておきたかったことです。
大学4年生になり、就活も終わり、時間が豊富にある中で、「今のうちに社会人経験を積んでおきたい!」という思いがありました。というのも、就活を経て、自分はまだまだ社会人として活躍できるほどの知識も経験もないということを痛感したからです。そこで、給料ももらえて自分のスキルもつく長期インターンを探していました。
そこで見つけたのが、エン・ジャパンという大手人材企業で新規のメディア立ち上げに関わることができるこのインターンでした。ここでスキルを磨き、さらに自分の手で新しいメディアを作ることができるという魅力に惹かれ、インターンを始めました。
インターンを通して学んだことは数え切れませんが、特に下の3つのスキルが身についたと感じています。
1つ目にマーケティング視点でメディアを動かしていく力です。具体的には、「どのセグメントのユーザーをターゲットにするのか」「どうやったらユーザーに読んでもらえる記事を作れるのか」などを考えた上で、メディアを作り上げています。
そこではマーケティングの基礎知識も必要なので、常にインプット・アウトプットを続けています。今までマーケティングの分野に関しては、私はなんとなく用語を大学で習った程度で、どういう風に使っていくのかがわかりませんでした。しかし、このインターンを通して、実務レベルでマーケティングスキルが身についていると感じています。
2つ目に0から1をつくる力です。新規メディア立ち上げのため、やることがほとんど決まっておらず、自分たちでやるべきことを見つけて仕事を進めていかなければなりません。
戦略策定や記事の企画、マニュアル作成など、0から自分たちで作っていかなければならない部分が多くあります。うまくいかないことも多々ありますが、トライアンドエラーを繰り返しながら、新しいものを作り出していく力はついてきていると思います。
3つ目にチームマネジメントスキル、人を動かす力です。メディア立ち上げは自分1人の力ではできないので、周りのインターン生や上司、場合によっては社外の方も動かさなければなりません。そのため、「どうやったらこの人は動いてくれるだろうか」、「どうやったら自分の考えが正確に相手に伝わるだろうか」などを常に意識して仕事をしています。これも試行錯誤を続けながら、自分なりに周りを動かしていく力を身につけています。
スキルが身についた理由として一番大きいのは、「スキルを身につけざるを得ない状況だった」からです。
このメディアの立ち上げは、ほとんどインターン生のみでやっています。そのため、自分たちで勉強をして、それをプロダクトに落とし込んでいかないといけませんでした。もともとメディアに関する知識は0に等しかったため、基本的な知識のインプットを欠かさずに行い、挑戦と失敗を常に繰り返しながらメディア立ち上げに挑んでいます。
ただ、オフィスは風通しの良い雰囲気で、周りの社員さんに気軽に相談できる雰囲気があります。そのため、慣れないことも多かったですが、安心して仕事をすることができました。
また、インターン生だけでやっている自分たちの考えがそのままプロダクトに反映されることや、日々自分が成長していくにつれてプロダクトの価値も上がっていくことがやりがいになっています。圧倒的な裁量権があるからこそのやりがいと、難しさの両方を感じています。
インターン仲間とディスカッション中
これから挑戦したいことは主に2つあります。
1つ目は、組織マネジメント体制の確立です。メディアを立ち上げるにあたって、それを継続して続けていく組織作りが必要になってきます。自分が卒業した後も、継続して良質な記事を上げ続けられるような組織体制を築いていきたいと思っています。
2つ目は、メディアの新企画の提案です。読者の方々に継続的に記事を読んでもらうためにも、読者を飽きさせない工夫が必要です。そのために、何か新しいシリーズを企画しようと思っています。それを行うためには、自分の知識を蓄える必要や、周りの人を動かしていく必要があると思っているので、失敗を恐れずにどんどん挑戦していきたいと思います。
このほかにも、0→1の仕事ならではの課題がたくさんあるため、それらを乗り越えていかねばならないと思っています。1つ1つのハードルを飛び越えて、このインターンを通してもともっと成長したいです。
エン・ジャパン株式会社 新卒iroots事業部 新メディア メインディレクター。京都大学経済学部在学中。大学時代は学生団体に所属し、30人規模の支部代表、600人規模の人事部門のマネージャーを経験。座右の銘は「やらずに後悔よりやって後悔」趣味は一人旅で全都道府県制覇まであと2県。好きな都道府県は沖縄県。好きな国はラオス。
規 模 | 1000~2999人 |
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業 界 | 人材 |
特 徴 | 20代で海外赴任可能 / 新規事業あり / 社会貢献 |