実は、営業の仕事をするのはこのインターンが初めてではありませんでした。
以前は教育系の会社でアルバイトとして個人のお客様相手の営業を経験していました。そこで、新たに法人営業に挑戦すべくこのインターンに申し込みました。
以前の会社での営業の相手は既に会社と付き合いのあるお客様であり、お客様は多少なりとも商材に興味を持った状態での商談です。
一方でこのインターンで取り組むのはゼロからアポイントを取る営業であり、相手の商材への関心もほぼゼロに近い状態からのスタートです。
当初の自分はそんなことを一切理解しておらず、それまでの営業で多少の成果を残せていたことから、インターンでの営業も、その先の就職活動だって自分なら余裕だろうとどこか自惚れていました…。
実際にインターンで営業をはじめるとその難しさに驚きました。これまで経験した営業とは異なり、相手は初めてコンタクトを取るお客様。つまり相手の商材への関心がゼロの状態からのスタートであり、意気揚々と商品のアピールをする自分の話など聞いてはくれませんでした。
そこで周りの社員の方々からいただいたアドバイスは「簡潔に」お客様を惹きつけ、「会話」をすることでお客様に当事者意識を持ってもらうことでした。先輩方に助けられながらトーク内容に磨きをかけ、当初は自分自身も「本当に取れるのか?」と半信半疑だったアポイントも徐々にとれるようになりました。
相手のことを考え抜きながら惹きつけることで、初めて話す相手からも同意を得られることに自分自身驚きながら、その成果が数字として表れる環境がとても刺激になり、その後の就活への学びにもつながりました。
就職活動は、相手に自分という「商品」の魅力を感じてもらい「買って」もらうわけですから、本質的には営業と変わらないと思います。
つまり、適切に面接官の興味関心を自分に惹きつけることが重要です。時には数百倍にもなる選考を受けることになるわけなので、面接官が必ずしも自分に興味津々というわけではないですよね。
このインターンを始める前の私であれば、そんなことは理解せず、面接で延々と自分の話を自慢気にする、ただの勘違いした痛い就活生のままだったと思います。しかしそれでは面接官の関心を引き付けることはできません。いかに「簡潔に」質問に応え、面接官を「会話」に引き込めるかが重要です。
そのことに気づけたのは、間違いなくこのインターンがあったからだと感じています。
「すべての仕事が、誰かとの『出会い』から始まる。いま君がやっているのは、その『出会い』をモノにする仕事だ」
ある時、大先輩の社員の方からそう言われました。
営業というと「泥臭い」とか「体育会系っぽい」とか思われがちです。かくいう私もそう考えていた一人でした。しかし、そこで得られる経験と技術はどの仕事でも必要とされるものだと思います。きっとここでの経験が、これからの社会人生活を通して自分を支え続けてくれるはずだと信じて疑わないです。そして、そんな貴重な経験を積むことができたことを誇りに思っています。
これからの社会人生活を通して、多くの仕事をし、多くの『出会い』があるはずです。ここでの経験を活かし、その『出会い』をモノにして活躍できる社会人になりたいと思います!
都内私立大学4年生。 気付けば営業経験も、もうすぐ4年。 稼いだお金で、海外旅行と温泉旅行に行きまくっています。
規 模 | 5000~9999人 |
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業 界 | コンサルティング |
特 徴 | 20代で海外赴任可能 / 社会貢献 / 海外事業に注力 |