1,2年生の頃の私は、ゼミナールや学園祭実行委員会などの活動で忙しく、平日も休日もほとんどの時間を大学内で過ごしました。同世代の人と過ごすその時間は居心地が良く、それらの活動をしている日々に充実感を得ていました。しかしその一方で、アルバイトを一生懸命にした経験がほとんどなく、「社会に出る」「働く」ということに対しマイナスな感情を抱いていました。自分は就職活動にも前向きに取り組むことができない、という焦りがあり、なんとかしなくてはという漠然とした思いがありました。
そのため、3年次でアルバイトを探す際、どうせならより社会勉強ができる場所を選びたいと考え、長期インターンシップという選択をしました。
ゼミナールでの活動
働くことが楽しい、と思えたことが私の中で1番得たものです。
学生就業支援センター(学セン)の活動内容は、テレアポや企業訪問してのインタビュー、レポート執筆など多岐に渡り、どれも経験のないものばかりでした。特にテレアポや企業訪問は、社会人と直接話す機会で緊張が大きく、初めは電話をかける手があまり進みませんでした。その際社員の方に、「場数を踏むことが大事。失敗してもいいからとりあえずどんどん電話を掛けてみるといいよ」と背中を押してもらい、「とりあえずチャレンジしてみればいいんだ」という思いに変わりました。
それから回数を重ね、マニュアルではなく自分の言葉で話すことができるようになったり、企業訪問で話が盛り上がったすることで、人と関わること、働くということが楽しいと思えるようになり、自信に繋がりました。
また、他の学生たちとの出会いは私の中で特に印象に残っています。
私が思う学センの魅力はなにより学生が中心であるということ、学生の人数が多いということです。100名ほど在籍している学生は、大学も学年もインターンをしている目的もそれぞれ異なっています。入社してから今までたくさんの学生と活動をし、個人的に話もしました。大学内にいるだけでは関わることのないような人たちと話すことは刺激になり、また仕事の面で見習いたいと思うこともたくさんありました。尊敬できる人しかいない中で、多くの人と出会え刺激し合えることが、なによりこのインターンをやっていてよかったと思える点です。
企業訪問で横浜へ行った時の写真
学センのインターンシップを通して、「社会人として働く」ことに対するプラスのイメージを付けることができたのが、就職活動を楽しいものにしてくれました。
ここのインターンシップでは多くの人事の方とお話する機会がたくさんあります。そこでは、就職活動という目先をゴールとするのではなく、社会人になってからどう自分が活躍できるか、どういう会社で働いている自分が居心地がいいのか、どういう自分になりたいのか...などもっと先の未来を想像する契機をたくさん与えていただきました。
さらに、インタビューさせていただいた方は楽しんで仕事をしている方ばかりで、私もあんな風になりたいと、社会に出ることを前向きに感じ、就職活動に向き合うきっかけとなりました。
また、インターン中たくさんの人事の方とお話ししていたため、就職活動中もほとんど緊張することなく面接などに挑むこともできました。電話対応やインタビューなど、今まで自分がしたこともなかったこと・慣れなかったことが、自分の出来ること・得意なことに変わったのが実感でき、とても嬉しく感じました。
学センの同期とご飯に行った写真
学センのインターンをする前とした後では関わる人、見えるもの、経験することが大きく変わりました。始めてみるのと始めてみないのでは、私の就職活動は全く違うものになっていたと思います。勇気を出して踏み出してみて良かった、と今は心から思っています。
学センのインターンを通して、慣れないこともとりあえずチャレンジしてみようという気持ちや、仕事を楽しむ気持ちを得ることができました。この経験は社会に出てからも、一歩踏み出すことができる自信になったと思っています。ここで学んだことを自分の糧に、多くの人と関わり合いながら、何事にも前向きにチャレンジできる社会人になっていきたいと思います!
また、ここでの活動中、同期のメンバーににたくさん刺激をもらったり、先輩方に就職活動のアドバイスをもらいました。これからはもらうだけではなく、自ら与えていけるような人になれるように、後輩たちに自分の経験を伝えていきたいと思います。
内定先の同期とご飯に行った写真
現在大学4年生 大学ではマーケティングを勉強しています。 1,2年生の頃はほとんどアルバイトなどをやったことがなかったという焦りから、3年生に上がったと同時に、成長する機会として長期インターンという選択をしました。
規 模 | 3000~4999人 |
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業 界 | 不動産/建築 |
特 徴 | 20代で海外赴任可能 / 特定領域でNo.1 / 海外事業に注力 |