インターンシップには行くべき?参加するメリットとは?
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インターンシップには行くべき?参加するメリットとは?

インターンシップには目的を持って参加することが大切!

周りの友人たちがインターンシップに参加したという話を聞くと、自分もインターンシップに行くべきかどうか迷いますよね。ただ、特に目的を持たずにインターンシップに行っても意味があるのかどうか疑問に思ってしまう人も多いです。時間だけ取られてしまうこともあります。ではインターンシップには行くべきなのかどうか考察していきましょう。

インターンシップへの参加を迷う理由

まずはインターンシップへ参加したい理由と、逆に参加したくない理由について挙げていきましょう。

インターンシップに参加したい理由

インターンシップに参加したいと考えている学生の多くは、就職活動を有利に進めるのが目的でしょう。インターンシップでは、その企業で実際に働いている社員と直接話しをする機会を持てます。就職活動が始まってからも、インターンシップへの参加を志望動機に絡めてアピールできるでしょう。面接でも、インターンシップに参加したことを話そうと考えている学生は多いです。

 

マイナビの調査によると、2019年に卒業した学生のうち、78.7パーセントもの学生がインターンシップに参加しています。今やインターンシップへの参加は当たり前という状況で、参加しないのは少数派です。

 

また、インターンシップの種類によっては実務を経験できます。社会に出ていない学生にとって、実務を経験できるメリットは大きいです。就きたい仕事があっても、イメージと現実はかなり異なる場合もあります。実務を経験してみることで、自分の適性を見極め、やりたい仕事を見つけるのに役立つでしょう。自分自身が成長することにも繋がります。

インターンシップへ参加したくない理由

インターンシップへの参加をためらう理由としては、時間を取られてしまうというのが大きいでしょう。インターンシップは数日間にわたって開催されることが多く、その間は他の予定を入れられません。サークル活動やアルバイトなども休む必要があります。参加しても特にこれといって得られるものがなければ、時間の無駄だったと感じてしまうかもしれません。

 

また、インターンシップに参加すれば採用されやすくなるという話を耳にすることもあるでしょう。しかし、実際にはほとんどの企業でインターンシップへの参加だけで、採用上有利に扱ってもらえるわけではありません。インターンシップに参加しても、不採用になってしまう例も多いです。そのことがあらかじめ分かっていれば、インターンシップには参加しなくてもいいと思ってしまう人もいるでしょう。

 

そして、短期間で行われるインターンシップの多くは、説明会とさほど大きく変わりません。特に1日のみの1dayインターンは、説明会の延長のような内容です。実務を経験したいと考えている人にとっては、短期間のインターンシップはあまり参加する意味がないと思えてしまうかもしれません。

インターンシップの種類

インターンシップと一口で言っても、種類により内容にかなり差があります。インターンシップへの参加を検討する際には、どんなことを行うのか把握した上で申込をするのが望ましいです。

国内で行われるインターンシップ

ほとんどのインターンシップは国内で行われます。開催期間によって内容の傾向が異なりますが、大半が参加するのは短期インターンシップです。概ね1日から数日程度の期間で開催されるものを指します。開催期間が短いため、参加のハードルが比較的低いのがメリットです。

 

短期インターンでは、主に会社の説明を聞いたり実際に社員が働いている様子を見学したりします。グループワークなどを行うことも多いです。社員と同じ仕事や実務はあまり経験できませんが、その会社や業界について知るのに役立ちます。また、就活生のみを対象としているのも短期インターンシップの特徴です。

 

長期インターンシップは、3ヶ月や6ヶ月、1年といったまとまった期間で開催されます。短期インターンシップと異なり、実務を経験できるものが多いです。採用の一環として行われ、社員と同じ仕事を任されて仲間として一緒に働けます。就活生だけでなく、大学1,2年生も対象にしている場合が多いため、早いうちから参加しておくのもいいでしょう。給料が出る場合が多いのも大きなメリットです。

 

長期インターンシップの中でも、戦力にすることを重視して行われるアルバイト型のインターンシップもあります。主にベンチャー企業などが時期を問わず募集しているのが特徴です。給料は時給制で表示している場合が多いでしょう。アルバイト型とはいっても、インターンシップの一種であるため、通常のアルバイトよりも多くのことを経験して学べます。

海外インターンシップ

インターンシップの中には海外で開催されるものもあります。長期で開催されるものが中心ですが、短いものだと2ヶ月程度のものもあるため、選択肢の1つとして検討してみるのもいいでしょう。海外インターンシップでは、海外に赴任する社員が行う仕事を実際に体験できます。外資系企業への就職を希望している人や、将来海外で活躍したいと考えている人におすすめです。

 

また、海外インターンシップに参加すれば、その期間中は海外で生活することになります。留学で海外に行く際には、かなり費用がかかりますが、インターンシップならあまり費用がかからない点でも魅力的です。給料をもらいながら、たくさんの経験をして多くのことを学べます。国内企業に就職することになった場合でも、海外インターンシップに参加した経験は充分に活かせるでしょう。

インターンシップに参加することで得られるメリット

インターンシップに参加することでどんなメリットがあるのか具体的に説明していきます。

選考上のメリット

インターンシップに参加しようと考える学生の多くは、インターンシップへの参加が採用上有利になることを期待するでしょう。しかし採用直結型のインターンシップは近年、難しくなってきています。

 

インターンシップでは、参加した人もそうでない人も平等に選考されます。ただ、インターンシップに参加していたことをアピールすることで、社会人としての意識が高いと評価されるでしょう。また、インターンシップで実務を行いスキルが身についているのであれば、選考でアピールしてください。企業側も工数をかけずに育てることが出来ると判断します。このことから、選考は難なく突破できる可能性が高まります。

 

そして社会人と接する機会を持てるというのが大きなメリットです。社会人と会話をして接したりする機会が多い学生は、ビジネスマナーが身につき、社会人に近い話し方や立ちふるまいができるようになります。面接ウケが良くなるので、これらも選考上有利に働くでしょう。

ミスマッチを回避できる

社会に出ていない学生は企業や職種などに対して抱いているイメージが、現実と大きく離れていることが多いです。就職してみてから、抱いていていたイメージとの違いに直面し、早々と辞めてしまう人もいます。インターンシップで、実際に働いてみることで、そのようやミスマッチを回避できるのも大きなメリットです。企業や業界、職種などについて深く知り理解した上で就職先を選べます。

 

実際に企業で働いてみることで、自分の適性も見えてくることが多いです。やりたいことが見つかることもあります。自己分析や志望動機を考える際に役立つでしょう。他に人脈が縦にも横にも広がることも、インターンシップに参加する大きなメリットです。多くの先輩社員や就活同期と知り合えます。

最後に

インターンシップに参加していれば、社会人と接する機会も多くなるので、敬語やビジネスマナーなども自然と身につきます。企業や業界などについての理解も深まり、自分の適正についてもよく分かるようになるでしょう。一見無駄のように思えてしまうこともあるかもしれませんが、インターンシップに参加することで学べることや身につくことも多くあります。インターンシップはぜひ行くべきです。

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