1dayインターンシップ

就職活動の一環として、インターンシップへ参加する学生が増えており、企業でも盛んにインターンシップを開催しています。インターンシップは、長い日程で行われるものから短期間のものまでさまざまですが、比較的参加しやすいのが1dayインターンシップです。インターンシップへの参加に関してなかなか気が進まない学生も、1dayインターンシップにだけは参加してみるのがいいでしょう。では、1adyインターンシップではどんなことをやるのか説明していきます。

1dayインターンシップとは

1dayインターンシップ

まずは1dayインターンシップとはどんなインターンシップのことを指すのか、どのくらいの学生が参加しているのか見ていきましょう。

1日のみで完結するインターンシップ

インターンシップそのものは、企業が学生に対して職場体験の場を提供するものです。自社に興味をもってもらう目的や自社のブランディング、社会貢献などのために実施しています。1dayインターンシップは、インターンシップの中でも、1日のみの日程で完結するものです。

インターンシップ自体は、最近になって実施されるようになったものではありません。以前から10日から3週間程度にわたって行われるインターンシップはありました。1dayインターンシップに関しては、最近になって増えてきたものです。

1dayインターンシップが増えてきた背景としては、経団連の動向が関係しています。経団連は以前までは、1日のみのインターンシップは認めていませんでした。しかし、2017年からは事実上、1日のみ開催のインターンシップを認めています。これにより、経団連に属する企業が次々と1dayインターンシップを実施するようになったのです。

今後も1dayインターンシップを実施する企業は増えていくでしょう。なぜなら1日のみで完結するインターンシップのため、参加する場合もあまり時間を取られずに済みます。数日程度にわたって開催されるインターンシップよりも参加の敷居が低く感じられるでしょう。

インターンシップ全体に占める割合は高め

キャリタス就活 2019 学生モニター調査結果によると、インターンシップに参加した学生は8割を超えています。応募すらしていない学生は12~13パーセント程度です。ほとんどの学生が何らかのインターンシップに参加していることになります。

そして、学生が参加するインターンシップの中でも、特に多いのが1dayインターンシップです。7割以上の学生が1dayインターンシップに参加しています。これに対して、3日程度や5日以上の日程で行われるインターンシップに参加する学生は、3割から4割程度にとどまっているのが特徴です。

学生1人の平均参加社数で見てみても、1dayインターンシップは4.1社とかなり多い傾向にあります。3日程度のインターンシップは1.7社、5日以上だと1.4社で、1dayインターンシップの3分の1から半分程度です。

大企業でも1dayインターンシップを実施しているところが多く、1日のみの日程でも、実務に近い内容を体験させてくれる場合があります。

1dayインターンシップでは何を行うのか

1dayインターンシップ

1dayインターンシップは1日しかないため、できることが限られています。数日程度にわたって行うインターンシップと同じことは期待できませんが、具体的にどんなことを行うのか見ていきましょう。

1dayインターンシップの主な内容

1dayインターンシップでは、大きなホールなどに集まって企業の人事担当者から話を聞くという内容が多いです。どちらかといえば説明会に近いものをイメージするといいでしょう。1dayインターンシップを説明会の代わりとして位置づけている企業も少なくありません。

また、セミナー形式で話を聞くだけの1dayインターンシップだけでなく、少人数で座談会のような形式で行われる1dayインターンシップもあります。それでも、一般的にイメージするインターンシップとは、やや異なる場合もあると認識しておきましょう。

実際に社員が働いている場を見学したり、学生が仕事の一部を体験できるタイプの1dayインターンシップもあります。この場合には、多くの人がイメージするインターンシップに近い具合でしょう。1日だけとはいえ、実際の仕事の現場を見たり、やってみたりできるのは、学生にとって貴重な体験です。

ワークショップ形式の1dayインターンシップもあります。数人程度のグループに分かれて、テーマを与えられ、学生同士で議論を交わすという内容です。課題設定などを学生同士で話し合って決める場合もあります。最終的に結論や解決策を導き出し発表するというものです。

1dayインターンシップではあまり期待できないこと

1dayインターンシップは、手短に行われることが多いです。社員が仕事をしている様子を見たり、仕事を体験してみたりできる内容でも、たいていは形式的なことだけで終わってしまいます。

実務を体験したり、社員と同じ仕事をやってみたいという人にとっては、あまり期待に添えないかもしれません。1日のみで本当の実務を体験するのは難しいということです。

1dayインターンシップに対して採用に直結したり有利になったりすることを期待している学生もいるかもしれません。しかし1dayインターンシップの場合には、採用直結型は稀です。ほとんどの1dayインターンシップは参加しても、特に選考で有利に扱われることはありません。採用で有利になることを期待しているのであれば、1dayインターンシップよりも長期インターンシップの方が向いているでしょう。

また1dayインターンシップは無給のものがほとんどです。交通費くらいであれば、出してもらえる場合もありますが、金銭的なことはあまり期待しない方が賢明でしょう。

1dayインターンシップに参加するメリット

1dayインターンシップ

1dayインターンシップの内容を踏まえると、あまり参加する意味がないのでは、と思ってしまう学生もいるかもしれません。確かに1dayインターンシップでは、ご紹介したように期待できないこともありますが、参加することで得られるメリットも多いです。では、1dayインターンシップに参加してどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

就活で役立つ情報が多く得られる

1dayインターンシップに参加するメリットは、就活で役立つ情報を得られることです。企業のホームページやパンフレットなどを見ても、形式的な情報しか得られません。しかし、1dayインターンシップに参加すれば、先輩社員などと話をする機会も持てるので、会社や業界に関する生の情報が得られるのです。

また1dayインターンシップに参加すれば、人脈も広がります。他大学の学生も含めて、自分と同じように就活に励んでいる仲間と知り合えるので、良い刺激になるでしょう。知り合った就活仲間と情報交換をすることもできます。

先輩社員などの社会人と知り合えるのも大きなメリットです。インターンシップに参加しない学生は、なかなか社会人と知り合う機会はありません。

1dayインターンシップには参加すべきか?

1dayインターンシップに参加することで、多くの情報が得られれば、志望動機なども考えやすくなります。これまで志望動機を曖昧にしか考えられなかった人でも、1dayインターンシップに参加することで、具体性のある志望動機を答えられるようになるでしょう。たとえ1日のみであっても、実際に見たり体験したりという経験は、そのようなところで活きてきます。

また1dayインターンシップの場合にはさほど時間も取られません。1日参加するだけで、有益な情報が得られると考えれば、参加しない手はないでしょう。長期インターンシップと異なり、面接やWEBテストなしで、応募さえすれば参加できる場合が多いです。参加したくても受からなくて参加できないということはほとんどありません。

そして、1dayインターンシップに参加したいなら、ぜひキャリアバイトをご利用ください。キャリアバイトは8万人以上の学生が登録しており、有名企業のインターンシップ情報を多く掲載しています。会員登録は無料で、入力項目も少なく、登録がとても簡単です。

まとめ

1dayインターンシップは、実務を経験したり選考で有利になったりすることはあまりありませんが、参加することで多くの情報が得られます。企業や業界について深く知れて、志望動機を考える上で役立つでしょう。先輩社員などの社会人と接する機会も増えるので、就活の面接の際にも役立ちます。時間もあまり取られないので、就活生ならぜひ1dayインターンシップに参加してみてください。