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【あれから1年】大阪で一番インターン生がいる会社が始めた新規事業「SEKAI HOTEL」って何?事業責任者の若手社員2名に聞いてみた。

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―― クジラ株式会社「SEKAI HOTEL」事業責任者 小林・山岡

2014年からインターン生の受け入れを行っているクジラ株式会社。キャリアバイトでは過去にもインタビューをさせて頂き、インターン生の活躍について語ってもらいました。

今年の6月にインバウンドから街づくりの仕組みを変える新規事業、「SEKAI HOTEL」をリリースしました。今回は事業を中心で支える、2人の社員にインタビュー!

インターン生から社員になった小林さんと異業種の世界からクジラへ挑戦をしにきた山岡さん。異色の経歴を持つ2人にクジラ株式会社の今と、今後目指していくビジョンについて語って頂きました。

きっかけなんていつも唐突

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まずはお二人のご経歴と矢野社長との出会いについて教えてください。

山岡:私は現在中国語の語学スクールを経営しながらクジラの「SEKAI HOTEL」で事業責任者を任されています。

経緯を遡ると私は学生時代中国へ1年、アメリカ半年と留学する機会がありその中で視野が広がり色んな考えを持つようになりました。

そこで世界の人々と触れ合う中で、「今後の日本は諸外国とうまく付き合っていかないといけない」と強く思い、まずは専門商社で4年働き、そのあと現在の中国語スクールを立ち上げました。

しかし語学スクールを経営しながらも、“直接海外と接点を持って仕事をする機会が少ない”という状況に焦りを感じていました。

事業展開を模索している中、ある日矢野さん(社長)と出会います。

この出会いが現在私がここで働くきっかけとなりました。

矢野さんとは私の想いと共通するものがあり、いつも共感するばかり。また、よくご飯にも遊びにも連れて行ってもらいました。

矢野さんが構想している事業は、誰も手を付けない空き家をリノベーションしてそこに海外の人を呼び込むというもの。

社会問題を解決し、かつインバウンドにより日本経済が潤うこのビジネスに私は「これだ!」と思いました。

とても運命的な出会いですね!(笑)お二人がこの事業にジョインされたきっかけを教えてください。

山岡:あれはちょうど1年くらい前のことでした・・・

ー再現ー

ある日矢野さんとご飯を食べている時に・・・

矢野「やまちゃん、一緒に働かへん?」

山岡「えっ!お、お願いします!」

こんなワンピースのルフィみたいな誘い方をされ今ここで働いています(笑)

小林:私はクジラにインターンとして参加をして、そのまま社員となり現在山岡さんと同じく「SEKAI HOTEL」の事業責任者をしています。

インターンを始めたきっかけは、率直に言うと2つで、

「漠然と就活に不安があった」「大学生活で何かを全力でやりきりたかった」

ということがきっかけでした。

インターン中は立ち上げ間もない、Otomariのメンバーとして仕組みづくりを行っていました。Otomariは私が参加した頃何一つ形がなく、例えばキャッシュポイントもなければ、掃除のオペレーションもない、語学のメッセージ対応もない。

何にもありませんでした(笑)本当に一から事業を作っていましたね。前例がない所から始めるのがどれだけ困難なことか、例えば清掃のオペレーションミスがあれば自分たちで部屋へ行って清掃をしました。

そもそも当時は清掃代行業者がいることも知りませんでした。そうして悪戦苦闘しながらOtomariをなんとか形にしていくうちに、「働くことはとても楽しい」と思うようになり、もっと成長したいという想いを持ちクジラにそのまま入社をしました。

「SEKAI HOTEL」はOtomariのノウハウを活かした次のステージへ進むための事業です。なので、きっかけというよりは自然な流れで「SEKAI HOTEL」の事業に参加してました。なにもない所から、みんなで作り上げていく新規事業が好きなのかもしれません(笑)

新規事業って“泥臭い”

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現在はどんな仕事をしているんですか?

山岡:基本的には全員が運営に携わるすべての業務を担当していますが、専門的なところだと、私は言語対応、メディア対応などです。

小林:私は事業計画書の作成、経費管理などです。

山岡:Otomari同様この「SEKAI HOTEL」も0ベースからのスタートなので今から形にしていきます。まさに新規事業立ち上げ。

響きだけ聞いたらかっこいいですよね。でも、実際にやっていることは半端なく泥臭い、とにかく泥臭い。

例えば、私たちは西九条を拠点として古民家をリノベーションします。その際には近隣住民の方の許可が必要です。街が活性化すると喜んでくれる方もいれば、お叱りを受けることもあります。そんな時は住民の方々に向き合って納得頂くまでお話をします。

また、新たに建物を建築する際には法律的な許可が絡んできます。その時には、この場所には立てられるか、大きさは大丈夫か、建物の色は問題ないか、距離は十分か・・・とことん調べます。

でも私たちは法律の知識が全てあるかといったらそうではないので、資料を読み漁ったり、役所へ行って調べたり、とにかく自分の身体と時間を使って仕事をしていきます。

小林:それ以外に行っていることは、大きく分けて3つですね。

ー運営ー

今後フロントでバイトに入ってもらうスタッフに自ら創造し楽しみながら働けるような環境を作り、価値観を統一するために”セカホ Value”というものを設定し、スタッフの強化を図っていきます。

ー開発ー

「SEKAI HOTEL」を利用してくれる観光客へ向けてのFacebook messengerのチャットボットの開発をシステム開発会社と共同で行っています。「SEKAI HOTEL」に来る前から楽しんで貰えること、そして顧客満足度を高めることが目的です。

ー広報ー

主にメディア対応や、コンテンツのライティングなどを行います。コンテンツにおいては、各国の文化、人々に合わせて作成をしていきます。

山岡:すべてに共通して言えることですが、どうすればみんなが楽しんでくれるかを徹底的に考えます。運営であれば従業員が楽しめるためにValueを考える。開発・広報であれば利用者がどうすれば楽しめるかを考える。

ただ、その前例がないから自分たちで一から調べて作って、改善してまたつくる。その繰り返しを行うんですね。ずっと走り続けています。

負荷をかけると気がついたら成長している

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前回のインタビューからちょうど1年経ちましたが、会社の中で変化はありましたか?

小林:はい。何もかもが大きく変化しましたね。 事業のステージが上がりました。今回の「SEKAI HOTEL」はOtomariに全力で向き合ってきた結果が繋がって今の事業となっています。

当時は矢野さんとインターン生でどれだけこの事業を大きく出来るか、形にできるかということに日々全力で向き合っていました。

それが「SEKAI HOTEL」となった今では、矢野さんとインターン生という括りだけではなく、“クジラ✕多種多様な業種業界の人たち” といった、社外の様々なスペシャリストと共に事業を更に加速させているんです。

西九条全体をインバウンドで盛り上げていくためにコンテンツを充実させていく。ワクワクしますよね!

山岡:スペシャリスト達と仕事をしているので僕らも質の低い仕事はできないプレッシャーを感じながら、日々の仕事に取り組んでいます。Otomariで活動をしている時以上に責任も大きくなり、社会からの期待も頂いております。

既に「SEKAI HOTEL」は新聞やテレビに引っ張りだこです。今日もこのあと、某新聞社様と打合せが入ってます。(汗)

現在の状況を考えてみると、一生懸命やってきた結果が今に繋がっているなと強く感じています。当時はどれだけ大きくできるかを考え、悩み、アクションを起こし、失敗をしてまた挑戦をして・・・とにかく負荷をかけてやってきました。

小林:その結果、現在外部の協力会社と連携をしながら仕事をしています。成長というのは気が付かないうちにしているものだなと。

負荷をかけて、苦しんで気がついたら大きくなっている。そんな風に1年間を振り返ると感じます。

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今後「SEKAI HOTEL」を通じてお二人はどんな未来を描いていますか?

山岡:この西九条をロールモデルとして日本中、世界中に「SEKAI HOTEL」のモデルを浸透させていきたいです。

「SEKAI HOTEL」はインバウンド事業としてまずは西九条を全体的を盛り上げていくところからスタートします。将来的には、「大阪へ行くなら、SEKAI HOTELへ行こう」そう想起してもらえることを目指しています。

道頓堀でも大阪城でもない。この「SEKAI HOTEL」へ訪れることを目的にしてもらいたいです。

私が元々夢を見ていた、海外と接点を持ち仕事ができる。ということがこの「SEKAI HOTEL」を通して実現ができます。もっと追い込まないといけないですね(笑)

小林:今はただ、この「SEKAI HOTEL」を大きくしていきたいです。この事業はもの凄い可能性を秘めています。様々な業界業種の最前線の人と仕事をしているのでどうとでも展開できるんです。

「SEKAI HOTEL」を通して、国籍、年齢、性別、文化、何もかも関係なく様々な人で賑わう街。そんな世界を実現させていきたいですね!

自分を変えるのはまず第一歩から

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最後にこの記事を読んでいる学生へメッセージをお願いします!

山岡:そんな偉そうなこと言えないです(笑)そうですね、世界で闘える人来てください。大阪No.1目指します!というレベルではなく全国大会、いや世界大会を目指します。

それくらいの気持ちがある人が来てほしいです。私は仕事をするにあたって1番大切なことは”志”だと思っています。なので今回の私たちが行っていることを見て、面白い!と思った方は是非挑戦しに来てください。

では具体的にどんなことが経験できるかというと、事業が大きくなっていく過程を肌感覚で学べることを提供できます。何度も申し上げている通り、この事業は立ち上がったばかりで何もない状況です。いわば創業期ですよね。

今では世界的な企業に成長している「ユニクロ」だって初めは山口県の小さな店舗からスタートしました。どんな事業にもスタートアップの時代があります。私たちは今まさにそのフェーズです。

このやりがいに溢れた事業に初期メンバーとして参加できる事はとても価値のあることだと考えています!

小林:私はインターンを始めてこのクジラに社員として入社をし、確信していることがあります。それは、冒頭でも述べた「働くって楽しい」ということです。

みなさん社会に対してモヤモヤした感情、「なんで働かないといけないのか」「仕事って楽しくない」そんな風に思うこともあると思います。その価値観がクジラでは壊すことが出来ます。クジラで働くことは、リノベーション✕インバウンドという社会的価値のある事業に携われれる。

ということもそうですが、それ以上に人として大切なこと仕事をするうえで大切なことを学べることができます。それを変えていける環境、メンバー、事業がここにはあるんです。

自分は今からでも変えられます、「やるかやらないか」それだけだと思っています。提供できるものは山岡さんと同じで何にもないところから、世の中に対して本当に価値あるものは何かということを考えてそれを形にしていくことを経験できます。

人数が少ない分、様々な経験ができます。その経験を通して、働くとは何か。という本質的に仕事の大切さを学ぶことができます。