皆さんSDGsを聞いたことはありますか?
SDGsとは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。所謂解決しなければならない社会課題です。
現在発展途上国では爆発的な人口増加が起きています。これらの国が、かつての日本や欧米諸国と同じように資源を大量に消費、廃棄してしまうと、どうなってしまうでしょうか。資源が枯渇し、この美しい地球に住み続けることができなくなるというのも、決して突飛な話ではありません。
そこで我々は「リサイクル×車」という分野に目をつけました。
衣服、紙、書籍...など身近にあるものの多くがリサイクルされる時代の中で、私たちの生活を支える自動車は、リサイクルの分野で大きく遅れをとってしまっています。
正確に言えば、単一法人レベルでリサイクルをする風習はありましたが、業界全体の仕組みとしてリサイクルの仕組みが確立されているとはいえないのが現状です。
〇なぜ我々がやるのか
時々、こんなことを訊かれることがあります。
「別に環境ビジネスをメインに据えなくても、環境に関係ない他の事業で稼いだ余剰資金を環境に貢献するCSR活動に投資すればよいのではないですか?」
と。私たちの答えは、NOです。CSR活動やボランティアとして行う環境事業というのは、その場限りの短期的なものです。もちろんその「成果」を見れば環境改善に貢献しているのは疑う余地がありませんが、「意識」を見ると、果たして環境改善に対する意識が根付いているでしょうか。逆に、ビジネスとして行う環境事業は、長期的なものです。環境ビジネスを行うビジネスマンは恒常的に環境問題について考えますし、日常やっているものがそのまま環境改善につながります。パーツワンのメンバーには自然とそういった「意識」が根付いています。そういった中で、会社のメンバーの家族、友人など、周りの人にも意識が伝播していきます。環境ビジネスの発展の中で、働くこと=人生だという方程式は少々大袈裟かもしれませんが、働く中で美しい地球を守ることを多く考えていれば、思い返したときに、私たちの大切な地球を守る素晴らしい人生だったと気づけるのではないでしょうか。私たちは、そういった点にもやりがいを感じてビジネスを進めています。
この根幹には、自動車業界全体に根付く地域産業的思考、モノ売り的思考があります。すなわち、都道府県を跨がないような小さな地域で、顧客が求めているものを持っているかどうかがその会社の価値を決めるというビジネスモデルが、これまでのスタンダードでした。
しかし、IT化をはじめとして、時代の流れは大きく変わりました。私たちは、今までのスタンダードを踏襲するのではなく、新しいスタンダードの創造に挑みます。
日本国内のリサイクルの仕組みを確立し、それを日本の誇る「もったいない文化」として海外に発信し、環境問題を解決します。
「勇気とアイディアで新たな価値観を創造する」
我々のmissonです。
自動車業界はまだまだ古い慣習があります。しかし我々は自動車業界の古い慣習を変えていき、新たな仕組み、価値観を作るために働いています。
そのため、パーツワンには特徴的な取り組みがあります。それは、中途採用を一切せず、新卒採用に一本化しているということです。これにはいくつかの理由があります。
まず、私たちは、社会に新たな価値観を創造するベンチャー企業です。新しい価値観を生み出すために、新しい考えを持った若いメンバーと一緒に働く必要があると考えています。柔軟な発想の中から、凝り固まった価値観を破壊し、今までになかった価値観の創造にチャレンジします。
また、自動車や自動車業界には全く関心のないメンバーを集めています。これまでの自動車業界は、経験者や専門学校を出た人にしかビジネスができない仕組みになっていました。しかし、私たちはこの仕組みも変革し、「誰にでもできる自動車ビジネス」という新しいスタンダードを確立します。何故なら、一部の人にしかできないビジネスは大きく発展することができないからです。日本や地球の現状を大きく変えるため、私たちのビジネスも大きく発展させていく必要があるのです。
個性×個性の化学変化を楽しむ!
そして、文化を生み出し、保つという観点からも、新卒採用に一本化することは大きな意味を持つと考えています。パーツワンは、自社の文化を特に大事にしています。若いうちから「やる意味も分からず働かされる」といった働き方ではなく、「自分自身がこのビジネスをやる意味」を感じながら働ける環境や、個性を尊重し、若いメンバー同士で意見をぶつけ合い、シナジーを生み出しながら爆発的に成長していけるような社風というのは、今後も守り伸ばしていく必要があると強く感じています。
以上のような理由から、パーツワンは新卒採用のみにこだわり、現在でも20代の社員ばかりで構成されています。言い換えれば、会社の根幹をなすような業務にも若いうちから携わることができます。たとえば、海外企業との交渉、契約、出張、経営判断に必要なデータの抽出から分析まで、ECサイトの構築...これらはすべてインターン生を含む20代のメンバーが中心になって業務を遂行しています。
私たち若いメンバーとともに、1人のプロフェッショナルとして、会社の仕組みを創り、社会に大きなインパクトを与えませんか?