私たちが現在中心に事業展開しているのが、“1本2万円から月間1,500本作れる”格安・大量動画制作サービスの「ムビラボ」です。次の3点の特長を有しています。
1.動画制作業界最安値の価格
業界最安値の1本2万円から作成可能。大量の動画制作や、定期的な動画制作でも負担なく依頼してもらえる。撮影や企画はもちろん、アニメーション制作も安価で引き受けることができる。企画・キャスティング・撮影・編集といったフルパッケージの場合でも、従来の動画制作料金相場の4分の1程度でOK。
2. 安価で大量生産・短納期対応での動画制作が可能
月間で最大1,500本の動画制作が可能な体制を構築。工場のスキームをモデリングした業界初の「品質が高い動画制作のオペレーション化」を実現している。
3.膨大な動画データ。今までにない効果測定・検証
ムビラボでは、安価で大量に動画制作が可能なため「動画制作→ABテスト→効果測定→修正」のPDCAを高速かつ安価で回すことができる。今まで実現できなかった、より効果的な動画を作ることが可能に。更に月に大量な動画を制作しているため、動画のビックデータを所持。効果測定・検証に役立てている。
「ムビラボ」では、15~30秒程度の動画を月間約1,500本・年間約2万本制作できる体制を作り上げています。圧倒的な低価格での制作を可能にしたのは、日本全国のフリーランスのカメラマンや映像系の学科で学ぶ学生を動員するとともに、主に賃金の安い海外に、いわば“動画工場”といえる作業ラボを構築したことによります。そこに手間のかかる編集作業をできるだけ省力化できる独自ツールを開発・導入し、オートメーション化を実現させました。
一方、当然ですが“粗製乱造”は最も避けなければならないこととして、企画や制作ディレクションはプロフェッショナルである当社メンバーが担当し、クオリティコントロールを行っています。
「ムビラボ」を2016年10月にスタートし、3年弱で約1,000社のクライアントから1万本以上の動画を受注、制作してきました。ここにきて、大量の動画に関するデータが貯まってきており、これを活用した動画マーケティングサービスや制作体制を活かしたサブスクリプションサービスなど、いろいろな新ビジネスの可能性も広がってきました。制作体制はまだまだ磨き込む余地はありますので、引き続き改善を重ねていきます。そして、動画制作量で日本No.1、アジアNo.1を目指します。
「ムビラボ」事業が掲げるミッションは、“動画をかえる、産業をつくる、概念がかわる”。動画制作業界の“負”を解消した次は、制作した動画コンテンツで世界の人々の不幸な状況という“負”を解消していきたいと願っています。
【会社という船の航海先】
フラッグシップオーケストラという社名は、“旗艦”“業界の代表製品”という意味の“フラッグシップ”と、“目的を共有した仲間”を例えた“オーケストラ”を掛け合わせて考案しました。「目的を共有した仲間と、業界を代表するようなサービスを提供しながら、経営という航海を楽しく行っていく楽団(チーム)」といった意味を込めています。
そんな私たちは、「“非”常識を常識に」という企業理念を掲げ、2014年4月にスタートしました。この理念が、とても重要な基軸となっています。
今、当たり前のように身の回りにあるサービスは、登場した時は当たり前ではない、“非常識”なものだったと思います。誰かがイノベーションを起こし、それまでなかった画期的なプロダクトやサービスをつくり、新たな“常識”を世の中にもたらしました。そして、人々がそれ以前より便利な状態を享受できるという価値を提供したわけです。ヘンリー・フォードの名言に「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう」というのがあります。自動車がまだない時代、移動手段といえば馬が常識の顧客には、自動車の存在を想像することなどできないでしょう。
私たちも、ITなどの力を活用して、「“非”常識を常識に」していこうと決意しました。
【従業員に対しての想い】
AIやロボティクスが進展し、単純労働はどんどん機械化されていく世の中になっていきます。そうした中で人材に求められていくのは、“個”の力。当社では、その個人力を、“思考力”と“人間力”の2つであると定義し、メンバーにそれらの向上を求めています。
まず、思考力。考え方一つで世の中の見方が変わり、行動が変わり、仕事が変わり、人生が変わります。
そして、人間力。気持ちの良いコミュニケーションができて、誰からも好かれるような人間性を身につければ、やはり人生が変わると思います。
これら2つの力を身につけるためにも、私たちは次の17カ条の行動指針を掲げました。
【思考力と人間力の追求】
1.手段は目的ではない。本当の目的は何かに、こだわる
2.ロジカルに考え情熱を注ぐことに、こだわる
3.何よりも人を大事にすることに、こだわる
4.すべては自己責任であり、他己評価だということに、こだわる
5.すべての要因は上司にあるということに、こだわる
6.自分の人生の目標(信念)に、こだわる
7.Give and giveに、こだわる
8.根本的な解決に、こだわる
9.義理堅さに、こだわる
10.対面で言えないことは陰でいわないことに、こだわる
11.消費ではなく投資に、こだわる
12.後悔ではなく反省することに、こだわる
13.無意味なネガティブは無くすことに、こだわる
14.人への伝え方に、こだわる
15.素直であることに、こだわる
16.幸せに、こだわる
17.周りに感謝することに、こだわる
この行動基準や思考力、人間力の向上については、人事考課項目になっていたり、3カ月ごとのCEOとメンバーとの個人面談で確認したり、経営ボードメンバーが機会あるごとに口にするなどして浸透・推進を図っています。
「“非”常識を常識に」共感し、チャレンジしたいという方をお待ちしています!