【鬱陶しい広告が完全に消える世界へ】
突然ですが、今はIT革命真っ只中です。
革命の時代を生きる我々にとっては、
革命を革命と認識することは難しいかもしれませんが、
今、紛れもなくIT革命の真っ只中です。
今日までの100年は、
人類が経験したことの無いような速度で文明や科学が発達してきましたが、
今後100年はそれをはるかに上回る進化を遂げると考えています。
ムーアの法則というものがありますが、
これは簡単に言えば、1年半でコンピューターの性能が2倍になるという法則です。
この法則を参考にすれば、
2045年には人工知能が全人類の知能を凌駕するほど、
ITは発達していくと言われています。
これが広告業界にどう影響するか?というと、
僕は「鬱陶しい広告が完全に消える世界が訪れる」と考えています。
従来の広告といえば雑誌のような紙媒体に対して出す広告や、
テレビのCMのようなものが一般的だと思います。
こういった広告は、
たとえば男性誌なら男性向けの広告を、、
若い人が見る番組なら若い人向けのCMを、、といったように、
最低限の属性を合わせることは可能です。
しかし、完全にパーソナルな属性にマッチした広告ではないので、
どうしても「そのサービスを全く必要としない人」にも表示されるのが普通でした。
しかしIT技術がさらに進化すると、
個人情報やその人の行動履歴などのビッグデータを参考にして、
個人のニーズや趣味趣向に極限までマッチした広告を出すことが可能になります。
究極的には同じサイトを1億人が見たとすると、
1億人それぞれに対して1億種類の広告が表示されるかもしれません。
このような状況になれば、
存在する全ての広告からスパム的な要素が全くなくなります。
つまり、広告であってもその人が必ず興味のある情報になりうるので、
広告に対して邪魔だとか鬱陶しいという感情を抱くことがなくなる可能性があります。
IT技術が進化し、広告技術が進化すれば人類の生活が豊かになる
こういった技術が進めば、
かなり広範囲のサービスが格安かほぼ無料で提供されると思っています。
たとえば、自動運転車が実用化されれば、
それだけでタクシー代はかなり安くなるかもしれませんが、
そこに今乗車してきた人に完全にマッチした広告を表示することができれば、
タクシー代自体を無料でにできる可能性もあります。
現状でもYahooやGoogleの広告では、
個人を追跡する機能や、その人の検索履歴・閲覧履歴等から、
その人のニーズに合った広告を表示する機能が一部ありますが、
この流れは今後も確実に加速します。
弊社の強みはこういったパーソナルな属性を考慮した広告を配信する技術にあり、
これは今後IT技術が進化すればするほど、
そういった技術を持ち合わせていない同業他社との差は顕著になっていくと自負しています。
そして、そういった仕組み・ビジネスモデルが高い次元で実現されればされるほど、
広範囲のサービスの価格が下がる可能性があります。
IT技術が進化し、広告技術が進化すれば人類の生活が豊かになる。
こんなイメージです。
そして、広告技術で人類が豊かになるのであれば、
弊社のような会社であっても、人類に貢献できることはあるのではないかと思っています。