インターンシップ募集情報|日本No.1インターン求人サイト「キャリアバイト」

「本当に企業と学生が分かり合える新しいインターンを作りたい。」ユナイテッドCEO、早川与規会長にインタビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「本当に企業と学生が分かり合える新しいインターンを作りたい。」ユナイテッドCEO、早川与規会長にインタビュー

代表取締役会長 CEO 早川与規

「日本を代表するインターネット企業になる」というビジョンを掲げ、スマートフォンメディアとネット広告を手がけるユナイテッド株式会社。
 
世界中で3,800万ダウンロード(2015年4月5日時点)を突破した「CocoPPa(ココッパ)」を中心に多数のアプリを開発するスマートフォンアプリ事業と、成長著しいアドテク事業という2本の柱を展開しています。今回は新しいインターンを始めたということで、早川会長に「どんなインターンなのか」「成長する人に共通すること」など学生へのメッセージを伺ってきました。
 
早川与規(はやかわ・とものり)
代表取締役会長CEO
 
1969年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、1992年(株)博報堂入社。1998年米国シラキュース大学経営大学院に私費留学。1999年(株)サイバーエージェント常務取締役、2000年同社取締役副社長兼COO を務める。2004 年に(株)インタースパイアを設立、代表取締役社長CEOに就任。その後数社との合併を経て、2012年12月ユナイテッド(株)代表取締役会長CEO に就任(現任)。
 

本当の意味で学生と企業がお互いを知れる機会を作る

1429070344-tNNtytGjWJ
インタビュアー(以下、イ):今回、新しいインターンの取り組みを始めるとのことですが、インターン採用を行うことの背景を教えてください。

早川様(以下、早川):就職活動より前に、企業と学生がお互いのことをもっと深く知る機会を作ったほうがいいと考え、今回の取り組みを始めました。
 
新卒採用はこれまでも行ってきましたが、大学生は3年生になって就職活動を始める段階になって世の中にどんな会社があるかを知る。会社もそのタイミングに合わせて学生に自社のことをアピールする。そうしてお互い出会い頭に知り合うということに違和感を感じていたからです。
 
いわゆる一般的な短期間のインターンは弊社でも行っていました。ただ、それは我々が設計した課題を解決してもらうという形のもので、ユナイテッドのことを本当に知ってもらうという形のものではありませんでした。
 
今回のインターンシップでは、学生の皆さんにユナイテッドのことをすべてオープンにして、ほぼ社員並みの仕事を経験してもらい、ユナイテッドではどんな仕事をするのか、どんな社員がいるのかというのを知ってもらいます。その上で自分が合う会社かどうかを見極めてもらいたいのです。
 
就職活動を始めてから会社のことを知っていくと、みんなが入りたい会社に行きがちだと思います。そうではなくて自分がやりたい仕事、自分に合う仕事ってなんだろうというところから将来のことを考えて欲しいと思っています。
 

イ:就職活動をまったく念頭に置いていない1、2年生でも可能なんですか?

早川:もちろん可能です。例えば1年生でインターンをして、2、3年生で他のことをしてやっぱりユナイテッドが良かったと思ってもらえれば、私たちにとってもいいことです。ユナイテッドであれば嬉しいですけど、そうじゃなくてもいいかなとも思っています。
 
弊社は非常にオープンな雰囲気があるので、仕事に関しては学生に対しても社員が同じ目線で接すると思います。そこで生まれるやり取りを通じて、自分がやりたいことや、できることは何かと気づくこともあるでしょう。それを良い機会にして欲しいと思っています。
 
弊社でインターンをすることで、社会人としての即戦力を身につけることができる。キャリアを作る前のキャリアを作れるとでもいいましょうか。大学生がユナイテッドでインターンをしているというと、「あそこでインターンをしていたのか、すごいね」と言われるようにしたいですね。
1429070342-gXwK7X2Ois

イ:そのように即戦力になるためにどんな環境が揃っているのでしょうか。

早川:弊社の中には様々な背景を持ったメンバーがいます。得意なことが違えば、キャラクターも違います。社員同士が多様性を尊重する中でパフォーマンスを発揮することを重視しているので、社会人の中にもそういった多様性があることを知ってほしいし、その一員になってほしいと思いますね。
 
座学でビジネスマナーや、興味がある人には財務・会計を学ぶ講座を行うことも教育の一環で行います。また、奨学金の制度も作っていて、これは給与とは別途で貸与するものです。奨学金の返還を免除するといった、お互いプラスになる仕組みにしたいと思っています。社会貢献の側面でも今回のインターンに取り組んでいきたいと思っています。
 

もう一度学生に戻れるとしたら、エンジニアの勉強をする

1429070340-zmbm67IuVNイ:早川様自身はどんな学生生活を過ごしていたのでしょうか?

早川:私は小学5年生から高校3年生までは陸上をしていました。800mと1500m、高校駅伝もやっていて、県大会で上位に入り、北信越大会に出るくらい真剣にやっていました。大学では全く違うジャンルのスキーを始めました。
 
サークルではあったのですが、結構真面目にやる環境で、冬は山に80日以上いて、夏はスキー雑誌の編集部でバイトをしていました。
 

イ:就職活動のころはどんなことを考えていたんでしょうか。

早川:僕らの頃はバブルで、世の中の雰囲気も大手企業を受けて就職することがある種の前提になっていたんです。僕はその中でも若いうちから色々任せてもらえそうだという視点で選んで、マスコミ、商社、広告などを受けていましたね。
1429070343-BXZkpszNuf

イ:若い時から活躍できる環境を選んだのはなんですか?

早川:社会人1年目は学校に入り直したみたいに感じることがあって、もったいないと思ったんですよね。大学4年生にもなれば、1年生の面倒を見たり、考え方を教えたりすることもある大人なのに、社会人になった途端に子供扱いされちゃう感じが嫌だったんです。実際、入ったら最初は何もできないんですけどね(笑)
 
ただし、大企業は配属される部署によってお客様が全然違っていて、若手でも仕事を任せてもらえる部署もあれば、違う部署もある。雰囲気も全然違います。私の場合はたまたま上司にも恵まれたので、若手にこんなに任せるのかという体験をさせてもらって、そこでたくさん失敗もして、今でもそれが大きな糧になっていますし感謝もしています。結果的には広告会社に入ったという選択は正解だったなと思いますね。
 

イ:広告会社で正解だったとのことですが、もし今、学生時代に戻れるとしたら同じような選択をしますか?

1429070344-Da6289ptLS早川:もし今学生だったら、プログラミングを勉強して、自分でサービスを創れるような勉強するでしょうね。私がIT業界に入った頃には、起業家はプロデューサー的な役割の人が多かったんです。事業のアイデアがあって、資金調達を行い、開発のできる人を集めてチームをまとめるといった雰囲気があったのですが、今の起業家はそうではない。
 
「このサービスを世に問いたい」という気持ちがあって、自分で手を動かして自分でサービスを作っている。だから日々自分で改善している。本来そうあるべきだと強く感じますし、より強いサービスが作れると思いますので、もし自分が学生に戻れるとしたらエンジニア的なことはできるようになりたいなと思いますね。
 
とはいえ、今プロデューサーが必要ないのかというと、全くそうでもありません。弊社の場合も幾つものサービスがあってそれを組み合わせて成長しようとしています。3年、5年と次々状況は変わっていきますから1つのサービスだけでは生き残っていけない。だからリソースをどう分配するか、どうやって成長する道を建てられるかなど考える人は常に必要ではあります。
 
全員にエンジニアの勉強をするべきだとは言いません。何をするかはその人次第だと思います。何かに一生懸命打ち込むことが重要で、部活をやる人は部活、勉強をする人は勉強。インターンをする人はインターンを頑張ればいいと思います。
 

最終的に成長している人は、めげずに最後までやりきった人

1429070340-RhvyGRVQTE

イ:早川会長は就職してからも留学や起業など様々なチャレンジをしています。その過程で多くの人を見てきたかと思いますが、成長する人に共通することはありますか?

早川:一番大事なのは精神論になってしまいますが、最後までめげないことですね。頭がいいとか体力がある人というのはたくさんいるんですが、それよりも最後までやりきれるかどうかです。
自分で何かをやりたいと言い出した時は、周りから反対のことを言われたりとか、そんなのは無理だと批判されたりします。それは当然のこと。その環境の中でどれだけできるかです。
最近は批評や批判を嫌がりすぎる人が多いように感じます。「自分はこうやるから、今に見ていろよ」と心の中で思って続ける人が最終的には残っていると思います。
 
批判された時でも、次にどう方向転換しようかとか、どう仲間を鼓舞しようかと前向きに考えられる人が最終的にはビジネスでは強いと思います。怒られちゃった、ヘコんだ、終わり。ではなく、そういう状況でもいかに自分の目的を遂げるかを考えられるかは、年齢関係なく重要なことなので、学生の皆さんにも考えてみて欲しいですね。
 

チャレンジするだけでなく、価値を生み出すことが重要

1429070341-mSa1tr4idq

イ:ユナイテッドの今後のビジョン、戦略と、最後に会社として絶対に達成すること、この会社だから得られる経験を教えてください。

早川:我々のビジョンは「日本を代表するインターネット企業になる」ことです。これは掲げているだけではなく、本気でやる。しかも2010年代でなろうとしています。
 
当面の戦略はスマートフォンという大きなチャンスをどうやって生かすかです。アプリを作るスマートフォンアプリ事業とスマートフォン向けのアドテク事業というこの2つは現実的に伸ばせているし今後も伸ばさなくてはいけない。
 
それだけでなくこのビジョンを達成するためには、3つ目の柱、4つ目の柱を作ることが重要で、それにも取り組んでいます。この業界で1つの事業が10年間続くとは考えていないので、次々に新しい柱を作っていかなければなりません。
 
そして、そのためには企業文化の醸成が必要です。「挑戦の連続によりあたらしい価値を創り出し、社会に貢献する」という理念をどれだけ社員に浸透させられるか。挑戦すること自体に価値を見出す人も多いと思いますが、私の考えとしては、挑戦して価値を生み出すということが大事だと考えています。そこまで浸透させることが私の大きな役割だと感じています。しかもそこを堅苦しくやるのでなく楽しくやっていきたいと思っています。
 
学生には、インターンであっても社員と同じように、ユナイテッドの一員として、ベストを尽くしてほしいと思いますね。「学生だから自分は…」なんてことは言わないで欲しい。学生であってもできることは絶対あるので。戦力として私たちも期待していますし、そのつもりで来て欲しいと思っています。
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加