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Retty CFOが語る「急成長中のサービスにおける最適なチームマネジメントの方法」とは

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Retty CFOが語る「急成長中のサービスにおける最適なチームマネジメントの方法」とは

株式会社Retty CFO 奥田健太

□プロフィール
株式会社Retty 奥田健太 1985年生まれ。
東北大学工学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。リスクマネジメント部にて5年半勤務
昨年7月より、実名型の次世代グルメサービス「Retty」を運営するRetty株式会社でCFO(最高財務責任者)を務め、ファイナンスや資金調達と同時に人事統括として急成長ベンチャーの一役を担う。


昨年12月に3.3億円の資金調達やオフィス移転と、今急成長、急拡大と勢いを増している実名型のグルメサービスRetty(レッティ)

Rettyとは、友達や信頼できる人からお店を探せる次世代グルメサービスです。匿名のグルメサービスに比べ信憑性が高く、信頼できる人のオススメ情報を元に行きたいお店を探したり、リストアップすることができます。

奥田氏がRettyに加入した昨年7月には月間30万人程度であったユーザー数が、現在では300万人を突破。
そんな急成長中のRettyは、どんな組織作りを行っているのか、どのようにインターン生が活躍しているのかを、CFO兼人事統括でもある奥田氏にお話を伺ってきました。

”行動規範”を社内の共通言語にすることが、一体感を生み出すカギ

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インタビュワー(以下、イ):オフィス移転や、資金調達など会社にとって大きな出来事が続いていると思いますが、メンバーも増えていく過程で雰囲気など社内の環境に変化はあるんですか?


奥田さん(以下、奥田):特別変化はしていません。会社が大きくなっても、小さいときにあった一体感はできるだけ希薄にならないようにしています。

最近あった一番大きなことに社内の共通言語となる、「行動規範」及び「チームRettyとしてのルール」を策定/改訂したことがあります。
このようなことを100人規模になってから始めたとしても浸透しないので、今のうちからしっかりやっていくことが重要だと思いますし、小さいからこそできる必要な仕事だと思います。

いつまでも初期の熱量や雰囲気などをキープしていくために様々な施策を打っているので、とても良い雰囲気を保てているかなと思います。

ルールを決める過程も重要。浸透させることはもっと重要。

イ:ルールを作るだけではなかなか全員が守るのは難しいと思うのですが、どんな工夫をしているんですか?


奥田:まず、ルールや行動規範が浸透するまでには二つのプロセスがあると思います。
一つは決めるプロセス。もう一つは運用のプロセスです。

最終的に行動規範は議論の時の判断の軸になったり、「それはユーザーにとってHappyなのかどうかが重要なんじゃないの?」といったように自然と口に出ることが非常に重要だと思っていて、その状態を実現するためにいろいろな施策を打っています。

今は運用するプロセスなのでその話をすると、社内でインターン生も含めて最も行動規範に則った考え方・行動をしていた人を毎週選んで表彰するといった表彰制度を作りました。このことで、選ばれる側も選ぶ側も普段から意識するようになりますね。

他にも細かいことなんですが、毎朝配信されるKPIに関するメールのタイトルは行動規範のどれかが日替わりで入るように自動で設定しています。

手間がかかることではありますが、最初は目に触れたり考える機会を多くしてしっかりと定着させていくことが大事だと思います。ルールを決めただけであとは放りっぱなし、ということにならないように運用の施策を色々と試しています。

決めるプロセスに関しては、2月の後半に行った社員合宿で、社員14人が朝から夜の12時近くまでずっと議論していました。

イ:朝から夜まで…すごいですね。10人以上も人がいると意見もまとまらないと思うんですが、どうやって意見を収束させていったんですか?


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奥田:どんな言葉も表裏一体だとは思うので、対応する意見を組み合わせることで解決しました。
例えば、我々が決めた行動規範の一つに「Challengingな失敗を評価する」というものがあります。チャレンジを推奨するのは大事なことですが、それだけでは片手落ちで、同時に最初の失敗に対しては寛容さ、許容してくれる雰囲気がないと難しいですよね。

そこで、「Challengingな意思決定を推奨する」ことと「失敗に対する寛容さを持つ」という二つの意見を行動規範、チームRettyとしてのルールの中に取り入れました。

他の例では「率直に言い合う」というルールがありますが、この場合も意見を率直に言うということは重要ですが、場合によっては余計な摩擦を生むリスクもあります。

そこでもう一つのルール、「お互いをプロとしてリスペクトし合う」で補完しています。このルールが前提としてある上で、「率直に言い合う」のであれば、無用な批判には繋がりにくくなるため両方採り入れることにしました。

このように二つの意見を上手く組み合わせることで、バランスの取れたルールや行動規範を作ることが出来ました。

重要なのは皆で時間をかけて、納得感のあるものを作り上げるということで、みんなで必死になって考え抜いたからこそ今後社内での定着にも繋がっていくと思います。

インターン生も一プロフェッショナル。学生扱いはしない。


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イ:Rettyでは多くの学生が活躍していると聞きましたが、チームでどんな役割を持っているか教えてください。


奥田:インターン生は現在20人ほど在籍しています。職種別だと、エンジニアが1人、デザイナーが2人、それ以外は企画マーケティングです。SEOに注力している人間もいますし、キャンペーンや企画や採用に関する仕事をしている人もいます。

Rettyのキャンペーンや企画の中には、インターン生が主導で動いているものもあります。例えば「寿司 築地」といったワードで検索すると今はRettyがかなり上位に表示されるようになっていますが、こういったビッグワードで上位表示されるように、対策を企画立てて行っているインターン生もいます。学生として扱うのではなく、一プロフェッショナルとしてどんどん仕事を任せています。

インターンの採用に関しては、幸いな事に毎日1人は面接に来ていただいております。だいたい15人に1人くらいの割合で強烈なコミット力があったり、何かしらエッジが立った人を厳選して採用するようにしています。

イ:強いチームを維持するためにRettyのインターン生の採用では、何を重視していますか?


奥田:2つの要素を重点的にみています。1つ目は素直に言われたことを吸収できるかです。批判的に考えることはすごく大事なことですが、スタンスとして人の言うことに一歩引いてしまうだとか、斜に構えてしまうスタンスは弊社には合わないですね。

自分の頭で考えるのはもちろんですが、言われたことをすべて吸収して、すごいスピードで成長したいという意欲がある人がやはり伸びる学生だと思います。言われたことを自分の中で腹落ちさせるまでに時間がかかってしまっている人は、成長のスピードに差がついてしまうと思います。インターン生を採用する際にも、現状の能力値よりも、素直さというものを重視する事によって成長ポテンシャルを見ています。

もう1つは、コミット力です。時間的にも、精神的にも、Rettyの仕事にどれだけ夢中になれるか、のめりこめるか。のめりこんでない人はなかなか成長しにくいですね。

のめりこんでいるというのは、言い方を変えると、仕事やサービスに対してオーナーシップを持っているかということです。このオーナーシップの具合により、アウトプットの質が全然変わります。

「素直さ」と「コミット力」の両方を持っている人こそ、成長する学生であると思いますし、Rettyのインターン生の採用に関してもこの2軸を最重要視しているので、我こそはと思う学生は是非お気軽にRettyにコンタクトしてください。

後編「大学生が成長する秘訣とは」に続く。
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