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【高校生インターンの特別コラム第8弾】REBIRTH PROJECT 副代表 龜石太夏匡さんにインタビュー!【前編】

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【高校生インターンの特別コラム第8弾】REBIRTH PROJECT 副代表 龜石太夏匡さんにインタビュー!【前編】 「人類が地球に生き残るために、今を生きる我々大人が何ができるか」を理念に伊勢谷友介さんと共にREBIRTH PROJECTを運営している龜石太夏匡さん。
ご自身の人生を振り返りながら、若者へのメッセージをお伺いしました!

REBIRTH PROJECT 副代表 龜石太夏匡さんにインタビュー!【後編】

継続する社会を表現していく

Q  どういった事業を行っているのですか?

龜石さん:「人類が地球に生き残るために、今を生きる我々大人が何ができるか」という理念をもとに、株式会社として様々なプロジェクトを行って来ました。

最初はNPOとしての組織形態も考えたのですが、資本主義社会の中で機能し継続する組織として運営して行きたかったため、株式会社としてスタートすることに決めました。「人類が地球に生き残るため」と言う理念で株式会社は無理だと発足当時は皆さんに言われました。ですが、善意から始まり拝金主義ではない会社が、これからの世の中には絶対に必要だとも思っていましたから。

資本主義社会は簡単に言うと、社会にお金を投入してより多く回収すると言うシステムです。要は、誰よりも多く取りたい。誰よりも良い暮らしをしたいと思うこと。これは、対する社会が無限の可能性を秘めているのであれば成立します。しかし、全てにおいて無限では無く、有限であることに気付いた今は、自分が多く取りたいと言う価値観には限界が来ます。

だからと言って、人間ですから欲を捨て去ることは出来ません。そこで、これから必要な価値観は、自分の利益と同じように地球全体の利益も考えると言うことです。どちらかに加担するのではなく、自分の欲望と地球の利益のバランスを取るために、あらゆる英知や想像力を持ってこれから生きていく社会に挑んでいかなければいけないと思っています。

最近良く聞かれるサスティナビリティは継続する社会を表します。どう、未来に継続する社会を作るか、これは今を生きる1人ひとりに掛かっています。そこで、私たちリバースプロジェクトは、継続する社会を表現するために、株式会社のスタイルを取りながら、人間社会の基本である「衣食住」にカテゴリー分けをし、理念に反することなく、それぞれをプロジェクト化してきました。

Q 「大人がどんなことをできるか」という言葉が理念に含まれていますが、どこからが大人なんでしょう?

龜石さん:20歳以上は選挙権もあるし1人の大人としての責務が課せられます。ですが、10代だから責任が無いと言うわけではなく、今を生きている責任があります。

正直な話、何歳になっても大人になれない人もいます。だから、年齢ではなく、ただ単に、今を生きる自分には少なからずとも社会に影響を与えているし、未来を担って行く責任があることを意識しなければいけません。

そして、これから大人になって行く皆さんに必要な価値観は、自分の問題と同じように社会が抱えている問題も同じように捉えることです。今の時代、経済も社会情勢も厳しい世の中だから、失敗をしたくない気持ちも分かるし、最短な道で成功したいと言う気持ちも分かります。だけど10代20代は失敗してもいいから、とにかく面倒くさいことを率先してやることが大切だと思います。新しいことにチャレンジをすることです。

当然、チャレンジにはリスクは付き物で、失敗をする可能性もあります。ですが、そこで得た経験は今後を生きる上で、とても大きな財産になります。僕の持論ですが、10代後半から20代前半にかけて、その人の土台と言うものが形成されると思います。だからこそ、今のうちにいかに面倒くさいことをやり、新たなことにどんどんチャレンジをすることが、本当に大切だと思いますね。

映画を作ることは、子供のころからの夢。

Q 龜石さんは10代20代の時はどういった活動をされてきましたか?

龜石さん:「映画を作る」ことが子供のころからの夢でした。だけど「映画を作る」って言うのは漠然として何をどうしたら良いのか分からなかったので、まずは、独学でひたすら脚本を書いたんです。初めて脚本を書いたのは16歳のときでした。誰かに見せるわけでもないのに、とにかくひたすら書いていました。

僕は男3兄弟の末っ子で、大学生のときに長男が社長で次男がデザイナーになって、アパレルの会社を設立しました。映画を作ることしか頭になく、就職するつもりが無かったので、軽い気持ちで兄たちがやる仕事を手伝いはじめたんです。それが、渋谷に立ち上げたPied Piperと言うショップでした。

今では海外の雑誌に載ってる服とかも簡単に手に入りますが、当時はなかなか手に入れることが難しくて、だから「自分たちで買ってこよう!」ってことになったんです。世界一周チケットを買って世界中で店頭買いをし手持ちで帰って来て店頭に並べました。店造りも自分たちで行って、廃材を拾ってきて什器にしたり、まさにリバースですね。

初めは全然商売になりませんでしたが、半年ぐらい経ってから、スタイリストであったり、感度の高い方々が来るようになって、徐々にお客さんが増えて行ったんです。そしてオープンから2年後には原宿に新店舗、そのあとに大阪にも店舗をオープンをさせていきました。お店の手伝いをしながらも、映画作りの夢は捨てていなかったので、その世界に飛び込むために、役者をやろうとたくさんオーディションも受けていました。

転換期での自己選択

龜石さん:1度は必ず転換期っていうのを迎えると思います。この、転換期は最終的に絶対に自分で選択をしないといけません。そういう局面に立った時に、自分にとって正しい選択が出来るか出来ないかが大きく人生に影響を与えます。では、どうやったら自分にとって良い選択が出来るかと言うことになります。生まれたときは家庭環境は違えど、みんな横一線に並んでいます。だけど、何か問題を起こしてしまう人もいれば、成功する人もいます。

「その差はなんだろう?」って考えるんです。人って誰もが不幸になろうと思って生きている人はいません。どんな状況であれ、みんな幸せになりたいって必死に生きています。だけど、「なぜ幸せになれない人がいて」とか「なぜ幸せになれないのか」っていうのは選択が関わっていて、自分にとって正しい道が選択出来ているかいないかに関わってきます。

自分にとって正しい選択をするためには、心に財産を溜めておかなければなりません。そのために自分で模索していかないといけません。これは、参考書を見てもネットで調べても答えは絶対に出て来ません。

やっぱり自分で経験し、心に財産を増やしておくことが大切です。それが大人になるための土台が形成されて行くと思っています。

30歳で人生の再スタートを切る

Q その後映画の脚本家になったきっかけは何かあったのですか?

龜石さん:親友でありパートナーの伊勢谷友介に出会ったのが大きかったですね。僕は脚本を書きたい、友介は監督をやりたいと言う想いが合致しました。その時はアパレルの仕事はすごく順調で、ブランド化をしていこうってなっていたんです。

だけど僕は洋服のデザインもできなければ生産管理もできないし経営者でもない。だからもうこの時点で僕のポジションはだいぶ見えなくなっていたんです。そこで、「人生をもう一回考えよう」と思ったのが28歳の時でした。

その時に会社を辞めて「友介と一緒に映画を作る!」って決めたんです。だけど周りにはすごく反対されました。生活は保障され、高級外車に乗ってレインボーブリッジが見える高層マンションに住んでみたいな派手な生活を送っていましたし。

30歳から映画を作り始めるってことは30歳からまた人生をスタートし直すことだったので、それは簡単なことでは無いと思いました。そこで、自分で「映画を完成させるまでは他の仕事はしない」ってルールを決めました。転換期でしたし、大きなチャレンジでした。

20代の時は映画を作りたいって思って作れなくても周りは応援してくれます。ですが、30代になって映画を作りたいと思って作れなかったら、周りは辞めろって言います。この差はとても大きい。だから僕は「人が一生かかってやることを10年でやろう」と決めたんです。

脚本書いてお金を集めて映画を公開することを10年間でやりきれなかったら、映画作りは辞めようと自分で決めました。そのかわりがむしゃらにやってやろうと。

最初2002年に『カクト』と言う映画を僕が脚本書いて友介が監督と主演をやって作ることが出来ました。それから何本も脚本書いて「次は自分でお金を集めて、自分でプロデュースしよう」と言う段階にチャレンジをし、何度も挫けそうになりながら、多くの人たちの支援を借りて『ぼくのおばあちゃん』と言う映画が完成したんです。これが僕が初めてプロデュースした映画で2008年に公開をしました。

映画『セイジ』の制作のきっかけ

龜石さん:「カクト」が形になったことから、2作目のテーマを決めるために相当な時間を費やしました。もともと僕らは社会問題や環境問題に対して凄く興味を持っていた。だったら、次の作品は、社会が抱えている問題や未来への不安を希望に変えられるテーマにして行こうとなっていったんです。

みんな恋愛や家族や勉強や就職とか個人の問題って沢山あると思うんだけど、それと同じくらい僕たちはエネルギー問題や、資本主義システムの限界とか地球の裏側で起こっていることとか…そういうことって自分たちに直結しているのではないかって思い始めたら、これは2つに道が分かれるって思ったんです。

嘆いて何もしない人か、自分たちが出来ることから行動に起こせる人に分かれると。そこで、僕たちは後者になろうと決めたんです。まだ何か未来に対して自分たちで行動を起こして解決できる立場じゃないから、そういう存在になって行こうと決めたんです。

2作目は、この思いに繋がるテーマを持った作品にして行こうと決めました。人が生きるとは何か?自然と共存し継続する社会はどう言うものなのか?普遍的なテーマを根底に持った作品が『セイジ 陸の魚』っていう映画になりました。完成までに7年の歳月を費やしました。

Q 20代の時はアパレルを優先し、30代で映画を作り始めるにあたって後悔はありましたか?

龜石さん:自分が何を望んでいるのか、自分はどこに進みたいのかを、結局自分と対話をして模索するしかありません。どうしたいかは自分で決めるしかないんです。僕はアパレルの時は責任者でした。

責任者としての仕事を取るか、自分がやりたいことを取るか選択をしなければならなくなった時に、僕は自分がやりたいことをやると決めました。だけど、結局は映画を作りながらリバースプロジェクトで経営者をやっている。と言うことは、その経験が無意味ではなく、全てにおいて繋がって生きています。

転換期に立たされた時はもちろん悩みました。周りは色んなことを言います。ですが、最終的に決めるのは自分です。自分の心と対話をし、自分を信じて進んでいくしかない。そのためにたくさん経験をしてきたし、勉強もしてきた。

今はこの道に進んで良かったと心から思えます。

REBIRTH PROJECT 副代表 龜石太夏匡さんにインタビュー!【後編】
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