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東大博士がインターンを薦める理由とは? 今だから言える現役学生に伝えたいこととは。

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東大博士がインターンを薦める理由とは? 今だから言える現役学生に伝えたいこととは。

株式会社プリンシプル データサイエンティスト 石橋 和也様

□プロフィール
株式会社プリンシプル データサイエンティスト 石橋 和也
2003年東京大学理学部物理学科卒業。2008年同大学大学院博士課程修了、博士(科学)。2009年神経回路学会研究賞。Google Code Jam Japan2011 入賞。ビッグデータ解析、数値シミュレーション技術を得意とする。2013年よりプリンシプル社に参画。


株式会社プリンシプルはプレジデント社の出資を受け、2011年に設立されたWeb 解析コンサルティング会社です。少数精鋭ながらGoogle認定資格のGAIQの保有者が多数在籍する業界でも注目されている企業です。

今回はGAIQの保持者でもある石橋様に、大学生のうちにするべきことや、インターンの魅力、プリンシプルがインターン生を募集している理由などを伺ってきました。

東京大学、博士号取得後の波瀾万丈なキャリア


インタビュイー(以下、イ):来歴など含めて自己紹介をお願いします。


石橋様(以下、石):学部では物理学、修士課程では分子生物学を学び、博士課程では、生物に対し物理学的なアプローチをする研究をしました。
いろんな分野に興味があり、それらをミックスすることが好きなんです。

卒業後は、学部生時代から個人でプログラミングの仕事を受けていたので、その流れでいくつか仕事をもらっていました。
その後、地元の鳥取でNPOの職員として、「介護をIT化する」という仕事をしました。

今振り返って考えると、ITを軸として色々なことにチャレンジしてきました。
来歴は点々としているので学生さんの参考にならないかもしれませんね(笑)

大学に在籍しているという状況は、チャンスの宝庫なんです


イ:今の仕事で、研究や勉強してきたことが活かされるときはありますか?


石:私自身は大学で学んだ知識は使っていませんね。一方で、独学したプログラミングの知識が、今の仕事で役立っています。

同じ学内であれば他学科の講義を受けることは簡単なのだから、学生はチャンスを活かしてほしい。得難い環境にいるということ、その価値を知ってほしいと思いますね。

基礎から勉強できることは、羨ましいこと


イ:学生の時から個人で仕事をもらっている石橋さんでも、コンピュータサイエンスの講義を受けている人を羨ましいと思うんですか? 仕事で「なくてはいけない」ほどの必要に迫られる時は少ないと思うのですが。


1400495175-rBDVes1MIG石:そう、確かに仕事で必要となる場面は少ないです。なぜなら仕事で使うスキルはOJTで鍛えられるから。

でも、仕事では身に付かない基礎になる部分が、大学の講義にはあると思うんです。ただし大学の外ではあまり評価されないですし、勉強している最中には役に立たないだろうって思うこともあるんですが(笑)

IT業界で働いている人で、専門的に勉強を重ねてきたという人は少ないと思います。私も専門的にデータサイエンスを勉強してきたわけではないですし、プログラミングも独学です。

そんな中で、基礎から勉強している人は羨ましいですよ。そして今学生なんだったら、情報系の学部ではなかったとしても、そういう基礎を学べるチャンスがあるんだと。大学生は、そういった価値があることを知ってほしいですね。

大学生のうちじゃないとできないんです。卒業してから講義にもぐりこむと、問題になってしまうので(笑)

社会のニーズを肌で感じられるのがインターンの魅力


イ:個人で仕事があったとのことですが、研究との兼ね合いなど、忙しくはなかったのですか?


石:それは忙しかったですね。また、個人で直接企業から依頼される形を選んでしまい、プロジェクト管理に苦労しました。
仕事を効率的に進めていくやり方を教わるチャンスは学校にはあまりありません。

社会人経験のある方ならすぐに解決することでも、現場経験の乏しい東大生が集まって考えても全然解決できないんですよね。

だからこそ、在学中にインターンとして会社組織で学ぶことはメリットが大きいなと思います。大学で学ぶ基礎は大事なんですけど、大学で学ぶものと社会で求められるものは大きく違う
大学で教えている技術や学生が実現したいと想像を膨らませている最先端技術と、お客様から求められる技術とは違うんですよね。

これは仕事を始めないとわからなかったんですが、現場で求められているのは、最先端技術じゃなく、10年前から動いているシステムのメンテナンスだったり、とか(笑) 現場で何が求められているかを知り、ビジネスの肌感覚を身につけることは、とても重要だと思いますね。

各分野のスペシャリストから学ぶ仕事の進め方


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イ:そんな御社のインターンで学べるものはなんでしょう?

石:「広く知ること」だと思います。インターン生には、最初から大きな責任を背負わせることはせず、まず広くビジネスの流れを知ってもらいます。お客様のニーズを受け止め、それを技術でどう解決するのか。そしてお客様の「ここは満足。だけどここはいらない」といった声を聞いた上で対価をいただく。そういったビジネスの流れがわかるはずです。

お客様の生の声を聞くことで、自分の何が市場価値となるのか。社会で自分の持つスキルはどう評価されるのか。そもそも社会が買ってくれる能力は何なのか。

そういった現場の意見を肌感覚として知れることが、一番大きいと思います。

大企業の仕事だと、お客様の顔が見えない場合が多いと思うんです。大学の友人の多くが、誰もが知っている大企業に勤めていますが、お客様の顔が見えない、と話す友人は少なくないですね。弊社の場合は、直接お客様の声を聞くことができます。

また、弊社には各分野のスペシャリストが揃っているので、わからないことがあればすぐに聞けます。仕事に慣れてくれば、任せてもらえる範囲も広がるので、やりがいがあると思いますよ。

修士・博士課程を出た人の受け皿になれれば


イ:かなり特徴的なキャリアの人が多いと伺っておりますが、インターンをなぜ採用しているんですか?


石:学生に、ビジネスの肌感覚を身につけてもらう場所を提供したいからですね。

それも一般的なアルバイトの範囲より広く学んで欲しい。

弊社ではすでにインターンから新卒入社した社員がいます。数少ない採用面接では人柄が社風に合うかどうかまではわかりません。インターンという場を通じて、それを判断し採用できるので、学生にとっても弊社にとっても win-win だと思います。

また、若い学生が職場にいることで、組織に多様性が生まれ、他のスタッフも活性化します。

また、博士課程を出るとだいたい27歳を過ぎてしまいます。そうすると就職の窓口が少なくなるんです。この会社はそんな私を拾ってくれたという感覚もありますし今度はそういった学生の受け皿になれればいいなという気持ちはありますね。

そういうわけで、弊社では常にインターンを募集しています。

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以上、株式会社プリンシプル 石橋様でした。
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