第一印象は大事!「できるやつ」と思わせるための自己紹介の方法

しかし、社会人としての自己紹介は学生時代のそれとは意味もマナーも異なるため、これまでと同じような自己紹介でそのまま通用するとは限りません。
そこで今回は、「できるやつ」と好印象を与えるような自己紹介のコツを紹介していきます。
ポイントをしっかり押さえて、新しい環境で好スタートを切ってください!
〇15秒、1分、2分

そのため、普段から自己紹介について15秒、1分、2分の3パターンの原稿を準備して話す練習をしておきましょう。
これは、例えば上司が取引先の担当者にあなたを引き合わせる際の自己紹介は15秒程度がふさわしく、部課内での自己紹介なら1分程度、「もっとしっかり自分をアピールしろ」と言われた場合には2分程度話せれば十分と思われるからです。
〇15秒で好印象と必要最小限の情報を与える
15秒の自己紹介では、自分の名前と所属、それにあと一言を付け加えるのが精一杯でしょう。社内での自己紹介なら出身地や出身学部、特技などを披露しても良いのですが、お得意先や取引先の方に対して聞かれもしないことをこちらから話すのは考えものです。「このたび営業1課に配属された○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」
これで約5秒です。これにプラスして
「御社には●●(先方の会社の業務内容)のノウハウがあると伺っております」または「■■様(先方の苗字)は△△の分野のエキスパートでいらっしゃると伺っております」
など先方の会社や担当者に対して敬意を示し、ぜひご指導を…といったところまで伝えられれば、先方に好印象を持ってもらえる確率は高まるでしょう。
〇「相手が知りたいこと」を中心に話を組み立てる

1. フルネーム 所属 出身地 出身学部
2. 会社に対する感想や第一印象
3. 自分の特技や特長、欠点など
4. 会社や周囲に対する感謝の意
5. 仕事に対する決意表明(目標、当面取り組みたいことなど)
6. 指導のお願い
これらを手短にまとめればだいたい1分に収まるのではないでしょうか。2分の場合は、2~3のあたりに自分らしさを象徴するエピソード(部活やアルバイト経験など)を簡単に織り交ぜ、5で仕事への熱意や目標の内容を少し詳細に膨らませれば、より自分というキャラクターを強く印象付けられるでしょう。
最後に

スピーチにふさわしい話し方のスピードは1分間に300~350文字程度といわれています。それを目安に原稿を書き、自己紹介の場をイメージしながら声に出して練習します。時間は毎回正確に計ってください。
尚、なるべく周囲の人たちの顔を見ながら、自然な笑顔を意識して話すと好感度がさらに上がります。
以上のポイントを押さえて、あなたらしい自己紹介ができると良いですね!