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【高校生インターンの特別コラム第五弾!】面白法人カヤック代表取締役 柳澤大輔さんにインタビュー!!!

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【高校生インターンの特別コラム第五弾!】面白法人カヤック代表取締役 柳澤大輔さんにインタビュー!!! 多くの人気ソーシャルゲームやサービスを続々と生み出している面白法人カヤック。
“面白法人”と掲げるだけあって、常に面白いことを追及しています。
面白法人と掲げていますが、代表の柳澤さんはとても真面目な方です。
「真面目にやるのも面白くやるのも相反するものではない」ということですが、どういうことなのか詳しく聞いてきました!

どんな学生だったのか教えてください。


―20年近く前だからねー・・・当時はあんまりビジコンとかなかったから、今よりも社会と学生が繋がりにくかったですね。起業も今の方がしやすくなってますし。だから当時との違いは、大学生は学生業をしっかり行っていたと思いますね。

僕自身、特に起業につながるような活動をしていたわけでもなく、まじめに勉強してましたよ(笑)大学の頃は一番真面目に講義を受けていました。

起業をしようと思ったのは学生時代ではないんですか?


―学生時代ですよ。高校の時からそう思っていたのだけれど、「起業家の話を聞こう」とか、「起業について勉強しよう」とかっていうのは一切思わなくて、「起業したいなー」くらい。どういう事業で起業したいとかっていうのも無くて、とりあえず自分でなにかやりたいって思っただけなんです。

起業をするまで、特に何で起業をするか決まっていなかったということですが、一番初めはどういった事業でスタートし、なぜその事業にしたんですか?


―元々、大学のゼミでデータベースとか作るゼミに入っていて、僕はインターネット系のことが専門だったから「インターネット系のことをやろう」って自然と思いました。HPを作ったり、自分たちでサービスを立ち上げたりっていうことをしていたから、なんとなくインターネットで事業をやり始めましたね。

起業の前に一度就職なさっているんですよね。


―学生時代に友人と「3人で起業しよう」ってなって、「とりあえず3人とも違うことに挑戦して、また集結したら面白いよね!」ということで、僕がサラリーマンをやることになりました。他の2人は大学院とアメリカに行って、2年後にまた集結してカヤックっていう会社を作ったんです。

当時、本屋に『1円で会社を作る方法』みたいな本があって、合資会社なら資本金が1円で設立できるっていうことを知ってたんです。それで、「どうやって会社を設立すればいいんだろう」って1からみんなで勉強して、合資会社を設立したんですよね。

社会に問題意識があって起業をすることが一番いいと思いますが、「お金を稼ぎたい」とか「起業家ってかっこいい」って想いで起業をする人もいます。だけど、僕らはそれよりも下で、「とりあえずどんなものか実験してみよう」くらいの気持ちでスタートしました(笑)

だけどしばらくすると「会社は大きくしていかないと成長しない」ってことに気づきました。実験で会社はスタートしたけど。学生の頃からみんな真面目だったと思います。今やっていることには絶対に手を抜かなかったですね。確かほぼオールAだったと記憶しています。

とても優秀な学生だったんですね!



―優秀ではなくてすごく真面目だっただけ(笑)
今の僕はカヤックっていう会社に集中し、使命だと思っています。ただそれに行き着いたのは、単に目の前のこと一生懸命にやっていたからなんだよね。きっと一生懸命やれば、誰でもそうなるってことだと思います。「自分の人生懸ける物がない!」って思っているかもしれないけど、一生懸命やれば自然とそうなるものだと。

きっとオリンピック選手もそう。
最初から「スポーツを仕事にしよう」なんて思っていたわけじゃなくて、一生懸命やっていたら自然とそうなったんだと思いますよ。オリンピック選手の場合はメダルを獲った後に「スポーツで世の中をよくしよう」って思う人もいます。自分の使命を考えると、単にスポーツをやればいいって話じゃなくなってくる。そこに行き着くってことは今まで、自分が一生懸命やってきたからこそなんじゃないかな。

そんな真面目な学生だった柳澤さんが、会社に“面白法人”とつけた理由はありますか?


―真面目にやるのも面白くやるのも相反するものではなくて、どういう人って言われたいかって時に、面白い人って言われたいなって思ったんです。最初は自分たちが楽しんで、結果的にはみんなを面白がらせたいなっていうことになったんだよね。(面白法人に込められた想いについてはコチラ をご覧ください!)

個人的にはサイコロ給やスマイル給が他の企業になくて面白いなと感じました。


―ほんとだよね(笑)最近では面白い会社だったり制度が増えてきたと思うんですけど、当時としてはまだあまりなくて「給料をサイコロ振ってもいいんじゃないか」って先陣切って提案した感じですね。最近はそんなに規模も問わない時代になってきたから、会社のあり方もオーソドックスな正攻法だけではなく、たとえば60歳以上の高齢者だけを集めた会社もありという時代になってきていると思います。

そういう会社が増えている中、「これは他の企業には負けない!」みたいな面白い制度とかはありますか?


―経営理念にはこだわっています。他社の経営理念の研究とかも載せているので、起業したいなっていう人とかの参考にはなっていると思います。

あと、面白法人っていうので、会社が面白くてもいいんだなっていうこともヒントになっているかな。
まあでも、負けないことがあるかって言われてしまうと難しいんだけど、あるっちゃあるんだろうけど・・・。

でも、「負けない」って表現は使いません。負けないために何かをするのではなく、自分たちが何を「大切にしよう」と思っているかを発信するようにしています。負けないっていうよりも、「ここで勝とう」とか「ここでユニークさを出そう」って。

他の企業も力に入れていることをやってしまうと、選択肢が限られてしまいませんか?


―確かに、競争は激しくなってきますね。だからその中でオリジナリティを出すことは難しいんだけど、それが面白いんだよね。チャレンジをするっていう。変わり続けていかないといけないから。
ソーシャルゲームの他にもグループチャットのアプリとか録音アプリとかいろいろやってます。小さいけどNO.1の物を作っていたりします。

面白いものを提供するには、環境も重要となってくると思いますが、鎌倉にオフィスを構えた理由はありますか?


―これはいくつか理由があるんですけど、1番の理由としては「海と山と寺に囲まれて気持ちがいい」ってことなんですよね。後からもうちょっとしっかりと肉付けしていくと、やっぱりこれから将来的に自然の価値が出るだろうなって思っていて、都会にいる時間よりも自然にいる時間の方が価値が高いんじゃないかなって。

鎌倉は将来的に価値が上がるところだと思ったから、鎌倉に拠点を置いて活動をしていくことに決めました。今後は市とも連携してして、市の価値も上げながら会社の価値も上げることができれば、お互いに潤うかなと思っています。

それに、今の時代「この会社で一生勤めあげたい!」みたいな人ってそんなにいないと思うから、そうすると、何に価値を与えるかが重要になると思うのです。住む場所とか働く場所とか。今は携帯もパソコンもあるからどこでも働けるし、住みたい場所NO.1に会社があれば、自然と会社の価値も上がってくる。

その会社に観光地要素があるともっといいなって思ったし、今後ノマドワーカーも世界中に増えると思っていて、鎌倉に観光に来た人が、一緒にアプリを制作できたりしたらいいなと思っています。全部をこなすのにはまだ時間はかかるけど、それでも相乗効果が生まれると考えています。

鎌倉でのビジネスはいかがですか?



―これからどんどん来ると思いますよ。実際ITの会社も増えてきているしね。
「自分がこの会社を良くしているんだ!」とか「自分にこの会社の未来が懸かっているんだ!」とか自分の選択が尊重されたりすると、人ってやる気が出てくるし、言われたことだけやっていてもつまらないって気づきました。

それは市も同じだと思っていて、市民が一生懸命関わると市が良くなって誇りを持てるようになると思います。だからそういうお手伝いができたらいいなって。鎌倉にある企業が市を良くするためにやってほしいこととかを市民から募集したら面白いと思うし。

会社のメカニズムと同じようにやっていけば、市民も市も活かせるかなって。地域一体型ビジネスだとどんどん新しいものが生まれてくると思っているし。まだやっていないから、自分たちでどんどん展開して、長期的にやっていきたいと考えています。

他にもこれから取り組みたいことはありますか?


―たくさんありますよ。モバイルゲームは日本が進んでいるから、世界に出していけたらいいなとは思うし、各自沢山思いはあると思います。僕自身は、会社を永続的にしていくために経営者としてやっていくことがまだまだいっぱいあると思ってます。でもとりあえず市と一体化するっていうのが結構大きな取り組みになると思ってますね。

各自の思いがあるとおっしゃっていましたが、社員の方とのコミュニケーションは結構頻繁にとっていますか?


―とってますね。まず採用のタイミングで、自分の会社に入る人とは10分でも20分でも必ず会いますね。入ってきた方からすれば、最後に経営者にOKされるってことは、会社全体から承認されたって感じると思うので、安心したスタートが切れるでしょう。

会社に入ってからは部署によっては、あまり話す機会のない人もいるんだけど、人事部が“新人ランチ”みたいなのを設定していて、新卒でも中途でもとにかく新人の人とは週に1回ランチをしてますね。半年ぐらい続けると、入社前とのギャップが出てきたりするから、入社半年ぐらいの人とも月に1回“社長と話そう会”みたいなのも設けてます。

フラットな企業でありたいから、僕の意見が絶対とかにはならないね。僕は社長だけど一社員だから、社員みんなが自由に意見を言ったりコミュニケーションをとったり出来るような場は作ってます。

そういう場で出た意見は積極的に採用されたりするんですか?


―僕自身今はプロジェクトを持っているわけではないので、プロジェクトに出た意見を僕に言って僕がプロジェクトに戻すと訳わかんないことになっちゃうから、それは僕は何も言わないですね(笑)

だけど、組織の仕組みや制度などの意見については採用されることもあります。サイコロ給に関しては僕たちが作ったけど、スマイル給なんかは誰かが言い出して始まったしね。

だからうちの場合は誰かが決定権を持っているとかじゃなくて、誰が言ったか分からないようなことも、みんなで盛り上がれば自然と決まるね。

普段から社内では意見が飛び交ったりしているということですが、社員の皆様は仲がいいんですか?


―いい方だと思いますよ。でも厳しいときは厳しいですね。なあなあにならないようにするために、肩書関係なく言っていいし、上司部下関係もない。いけてないことはいけてないって言って良い。

一見ギスギスしたように聞こえるかもしれないですけど、本質はみんな優しいから、アスリートのような厳しさにしてますね。自分に厳しくしている人はやっぱり周りの人から尊敬されるし。オリンピックのように個人戦ではなくてチーム戦だから、本当に社員一人一人がアスリートですね。

大学時代の友人3人でカヤックという会社が始まったということですが、3人の間でコミュニケーションをはかるのが難しくなったりしたことはありませんか?


―ほとんどないですね。友達関係って長くいればいるほど、その人の嫌なところが見えたりするけど、それが僕らの間ではありませんね。

元々あっさりしているタイプだからってこともあるけど、それ以上に3人の相性がすごく良かったんだよね。学生時代から関係も距離も変わってないと思います。だから嫌になることがない。3人ともが結構「どっちでもいい」って想いを持っていると思うから、「これを言ったら関係性が崩れる」みたいなことはないです。人間だから隠し事はあるけど、そんなに深刻になる隠し事も少ないと思います。

でも、創業して3,4年くらいの時に社員の人に「3人が仲良すぎて、他のメンバーが入りずらい」って言われたことがあるんですよ。今も3人は仲がいいけど、それぞれ別に仕事上では社内にパートナーがいます。

成長の度合いがもう違うから、話してもかみ合わないこともあります。同じ道を走っているときは話すけど、途中で違う道に走ることばかりだし。だから僕たち3人はカヤックの理念とかを作る3人であって、事業とかは個人がそれぞれやっていますね。

似ている感性を持っている3人の下で働いている人はどういった方がいるのですか?


―いろんな人がいますよ。もっと言えばいろんな人がいてほしいんです。ただ職種は絞ってますね。価値観が同じだと本当に強いんですよ。だからキャラクターとかは違っても「Webで何かをしたい」って思っている人たちですね。

ただ、うちの場合は入って居続ける人ばかりじゃないんですよ。離職率も低くならないようにモニタリングしているんです。どんどん入れ替わると新しいアイディアって自然と入りますからね。合わない人は辞めていくし。はっきりと自分を見つめなおす時間とかも設けるようにはしてます。

うちの場合は社員もインターンもみんな一緒です。みんなが仲間を大切にしています。

最後に学生へメッセージをお願いします。


―とりあえず一生懸命やることですね(笑)そうすると自然に自分の生涯をかけてやることにつながると思いますね。そういう人生って素晴らしいじゃないですか。だから、自分の人生をかけてまでもやりたいことが見つかるといいと思います。別に仕事である必要はないから、とにかく一生懸命になれることがあると楽しいですよ。

あとね、学生時代は人との関係性を見つめるということをやっておいた方がいいですよ。そこで持っている課題は社会にでても必ず同じところでぶつかるから。それに一生の関係になる人も少なくないですからね。


編集後記


柳澤さんは自他ともに認める真面目な方でした。
ですが、「真面目にやるのも面白くやるのも相反するものではない」という言葉通り、カヤックのサービス社内制度は面白いものばかりです。
今回は鎌倉オフィスにて取材をさせていただいたのですが、オフィスもとても個性的で面白いデザインになっていました。

社内では続々と新しいアイディアが生まれているとのことなので、今後の新サービスに期待です!!!

面白法人カヤック
http://www.kayac.com/
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