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【高校生インターンの特別コラム第二弾!】 「空気なんか読まなくていい」 家入一真さんにインタビュー!!!

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【高校生インターンの特別コラム第二弾!】 「空気なんか読まなくていい」 家入一真さんにインタビュー!!! 実業家や連続投資家等、様々な肩書きを持つ家入一真さん。今回は家入さんの過去や今後の活動、liverty等をインタビューさせていただきました!

Twitterが公式アカウントになったりして今話題の人物ですが、実際どのような活動をしている方なのかということを徹底追及します!!!

学生時代について教えてください。


―中学2年の時に、クラスの盛り上げ役の子がいて、その子に「絶対に誰にも言うなよ!!!」って念を押された秘密があったんですけど、それがすごく面白くてすぐに他の人にバラしたんですよね。
そうしたら一気に僕の信用がガタ落ちになってクラスのみんなに嫌われちゃって、みんなが盛り上げ役の子の方に付いちゃった。

友達が人生のすべてだったのに一気に失っちゃったんです。
昼休みもみんなはサッカーをしているのに僕だけ図書室に行くしかなくなっちゃって・・・

それでだんだん学校に行くのも嫌になって登校拒否が始まったんです。昼間は家に引きこもって、夜に本屋に行ったりしてました。

それでも高校で「再デビューしよう!」と決意して高校に入学はしたんですけど、中2中3と人から避けて生活をしてきたからやっぱり再デビューも無理で、高校でも登校拒否になって中退しちゃったんです。

中退はしたけど、高校入学のときに親からパソコンを買ってもらっていたからパソコン通信で顔も名前も知らない人と交流はしていたんです。
ネットにすべてコミュニティーがありましたし。実際、奥さんともネットを通じて知り合いましたからね。

それでも「このままじゃいけない」と思って、元々絵を描くのが好きで特に油絵が好きだったから「画家になりたいな」って思ったんです。
そのためには芸大を目指したいからちゃんと勉強しなきゃいけないと思ったから大検は取ったんですよ。

ただ、いきなり二浪とか三浪が当たり前な芸大に入学できるはずもないから芸大の予備校に通おうと思ったんです。
家が貧しかったから、毎日新聞配達をして新聞奨学生になって、朝夜は配達して、昼は予備校に通うっていう生活を送っていました。
その新聞配達が“人と会う”ということのリハビリになったんですよね。

学生時代っていうのは僕の中では中2で止まってるんですよ。だからコンプレックスっていうのは未だにありますね。
ビジネスだったり会社だったりっていうのをいっぱい立ち上げているのも、コンプレックスの裏返しというか、人が集まる場所を作って仲良くしたいってのが根本にあるんじゃないかなって思ってますね。

コンプレックスが現在の原動力にもなっているということですが、起業に至った経緯は?


―まあ起業自体も全然起業ありきじゃなくて、最初は美大受けるために三浪しながら予備校通ってて「また来年も浪人しよう」みたいな感じでいたんだけど、運送業の父親が事故にあって働けなくなっちゃったんです。
それで、「これは浪人とかしてる場合じゃないな」って思って普通に就職したんですよ。

サラリーマンを2年くらいやったんだけど、やっぱりずっと引きこもりだったから、朝起きれないとか飲み会に行きたくないとかいう気持ちが強くて“典型的なサラリーマン”みたいな働き方ができなかったんです。
「だったら自分で何かやるしかないな」って思って。

ちょうどその頃に結婚して子供ができたのもきっかけになって、「普通に働くことができないなら起業するしかない」っていう後ろ向きな理由で起業しました。
だから「会社作って大きくしてやる!」なんて想いもなくて「家族が生活できればそれでいいや」くらいの感じで会社を作りましたね。

全然野望とかなかったんですよ。
元々育児とかできるから家でできる仕事をしたくて、考えた結果IT系の会社になったんですよね。
そうしたらうまくいっちゃって。
どんどん社員とかも増えて、結局家族との時間がそんなに取れなくなっちゃったんですけどね(笑)

会社を作る中で、苦労はなかったんでしょうか?


―うーん…苦労はなかったですね。
1個目の会社は初月から黒字だったので資金運用とか困ったことないですし。
会社作って2年目で買収の話が来て、ずっと福岡でやってたんですけど、「数億で買いたい!」みたいな話が来たんです。
全然知らずに起業したので、その時に初めて会社の株が売ったり買ったり出来るってことを知ったんですよ(笑)
それで福岡の会計事務所とかに相談したんですけど全然アドバイスとかしてくれなくて。

まあよくわからなかったんだけど、とりあえず「株の半分渡せば数億になるんだ」と思ったからすぐに印鑑押して、東京に出てきたんですよね(笑)

お話から察すると、なんでもすぐに行動するタイプみたいですね?


―基本的に何にも考えていないんですよね。
というのも社員を雇用し始めてから思うんですけど、「僕がいつ死んでもいい組織にしなきゃいけない」っていうのをずっと思っていて、会社が回る仕組みっていうことに関しては頭を使って考えていましたね。

逆にそこさえできてしまえば自分はやることなくなるんですよ。
なので社員が入ってきてからは僕の仕事を少しずつ分け与えていたら、最終的に僕のやることがなくなったけど「それでいいんだな」って。

結局僕が今死んでも会社は回り続けますし、お客さんも幸せだし。僕がやる仕事ってこういうものなんだなって。
とりあえず僕はバーッと突っ走ってやるんだけど、「あとよろしく」みたいな。勝手なんですけどね(笑)

これはイメージするんですけど、人間って直立で立ってる時に前に倒れるとしても、周りにいる人が支えてくれるんですよ。最悪、誰か助けてくれなくても、自分で手をつけばいいだけであってなんとかなるんですよね。

それは周りへの信頼感があるから成り立っているんですか?


―信頼感とは多分違います。
僕はあんま人を信用してないし、僕のことも多分誰も信用していないと思います。
時間は遅れるし、言ってることはころころ変えるし(笑)だから信頼感とは違うところで動いている感じがしますね。

もちろんお互いの利害もあるだろうし。ただ信頼してるしていないは置いといて“共通の志”は共有してますね。
そこさえ一緒であれば、信頼とかなくてもみんな動きますね。

「ミーティングやります!」って言って僕が行かなかったりとか「これから毎日朝礼やります!」って言って早速行かなかったり…ほんと無責任だけどそういうのばっかなんで(笑)
でもそれでいいんじゃないかなーって思うんですよ。
そういうブランディングを作っちゃうというか。まあ「家入さんだししょうがないよ(笑)」ってなるんですよね。

だから諦められるってすごい重要で、期待されない生き方って結構これから重要になるかなって思うんですよ。
変に期待されると依存されるんで。

僕は何事も依存はすべきでもされるべきでもないと思っていますから、働き方もみんな自由でいいと思うんですよね。
憲法に“職業選択の自由”ってあるんですけど、まさにその通りで、仕事も色々分割してやればいいと思うんですよね。

それがlivertyを作ったきっかけですか?


―そうそう。livertyにはいろいろな人がいて、フリーランスの人もいればサラリーマンや学生もいるし経営者もいるしニートもいるし…

livertyは会社などではなく、いわばただのチームです。給料を払う、発注費を払う、なんてお金のやりとりは全く無い。同じ想いで集まって、プロジェクト単位でモノづくりをする集団。
そのプロジェクトで得た利益は、メンバーで完全に分配。海賊方式と呼ぶ人もいます。

だから収入の使い道は自由で、そのまま貯金してもいいし、新しく洋服を買ってもいいし、学費にしてもいいし、本当にどんな使い方をしてもいい。
livertyによって働くことの選択肢を増やせれば良いと思っている。
「一人一人が自由に働けるようにしたい」って思いでlivertyは動いてます。

職業は1つだけなんて決まってないし、就活で自殺とかほんと違うと思うんですよ。
だから、大学生の間に色々経験できる場が必要だと思うんです。
1回何かに所属しちゃうと依存しちゃって夢を忘れてしまうことが多いんですよね。

考える時間はたくさんあっていいと思うし、やりたいことさえ決まったらあとはそれをどれだけ早くやるか。
その後は大学を中退しても何でも良いから、一直線にやりたいことに向かえばいいと思います。

では今livertyではどのようなプロジェクトが動いているのですか?


―19歳ですき家でバイトしている家なき子がいるんだけど、その子が“ぼくのおつかい”っていうプロジェクトを始動したんだよね(2012/08/01リリース「ぼくのおつかい」)。
Twitterでおつかいを引き受けてお駄賃を貰うっていうもので。

他にも顔面広告.comやstudy giftとかも動いています。それだけで生活している人もいるし、他に働きながらやっている人もいるし。生きていくためのビジネスってもっとあると思うんです。身近な人を対象に行うビジネスをやればいいと思うし。

livertyでは個人が持っているものを他の人がどんどん拾っていけるようにしたいんです。
Twitterくらいの気軽さで、その気軽さがあってこそのlivertyで。
だから雇用とかは違うと思ったんすよ。
だからlivertyに参加したい人はプロジェクトを持ち込んでくれてもいいし、いきなりプロジェクトに飛び込んでもいいんです。今は70人くらいが参加してますね。

では今後はどのような活動をお考えでしょうか?


―livertyは今はただのチームだけどLLCとかマネジメントとかも考えています。地方での活動も有効だと思うんですよね。
だからドキュメントにしちゃおうかなって思ってます。
地方だと何かを作り出す力とかあると思うし、その力を可能性に変えて、その可能性をお金に変えられないなって。

OREPONっていうプロジェクトがあって、簡単に言うと人間クーポンで、そのクーポンになった人のスキルとかを誰かに買ってもらって生かすいうものです。それだったら地方でもできると思うんですよね。

僕は基本、FacebookとかTwitterでのコミュニケーションを好むから、地方の子でも連絡は取れるし。おじいちゃんやおばあちゃんにもフォーカスを当てて、若い人と繋げていければなって。多分おじいちゃんやおばあちゃんって生きがいを求めていると思うんで。

被災地でも出来たら面白いなとは思いますね。
まだ僕は被災地に行けていないからなんとも言えないんですけど、寄付とかでお金をもらうよりも自分で稼げれば多分いいと思うんですよね。だからそういう機会を与えられたらいいなって。

それでは最後に学生へ向けてのメッセージをお願いします。


―今しかできないことを全力で楽しんでほしいですね。遊びも勉強も学外の活動も今から動いちゃってとにかく全力でやればいいと思います。

北野武が「人間振り子論」って言ってたんですけど、あの人はお笑いでバカしてるから映画でまじめになれるんですよね。何かで1度振り切ると他でも振り切れるようになるんですよ。

空気なんか読む必要ないし会いたい人がいるのであれば、出待ちしちゃえばいいと思うし。一人一人が空気を読まなければ浮くこともないし。まあ迷惑はかけない程度にね(笑)

辛い時は逃げていいし無理もしなくていいと思います。
みんな別の人生を歩んでいるから大したことはないんですよ。
多分みんな固定観念に縛られてると思うんですけど、縛られなくていいんですよ。

もう少し自由に生きればいい。
だって日本ってほんと幸せな国で、女の子が一人で歩いていても死なないんですよ。
そんな国にいるんだから若いうちにたくさん失敗しちゃえばいいんですよ。

常識を常識と思わないようにするには、
物事を全て「これって無駄じゃないかな?」ってことから考え始めるんですよね。とにかく考えて流されない。
細かいことを考えれば本質が見えてきます。

まあ怒られる回数は確実に増えるけど、怒られることに怖がってても無駄です。人と違うことをやっちゃえば相手も覚えてくれるますし。とにかく無駄にならなければなんでもやるべきですよ!

編集後記


家入さんはとても自由奔放な方でした。その自由奔放さが多くの人に支えられている大きな理由なんだと思います。
沢山の苦労があったからこその今があると思います。
これからlivertyがどのような形で動いていくのか、とても楽しみです。

liverty | Live in liberty. 自由に生きろ
http://liverty.jp/
高橋あけ乃

1995年生まれの17歳。現役高校生。
将来起業したいという想いから、夏休みの間インターン生として奮闘中。
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