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なんのために働くのか?"働く意味"のヒントをくれる、社会に出る前に読んでおきたい歴史小説3選

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なんのために働くのか?"働く意味"のヒントをくれる、社会に出る前に読んでおきたい歴史小説3選 自己分析って何をやればいいんだろう・・・
やりたいことなんて別にないし・・・

いざ就職活動を始めてみると、自分自身や自分の将来について、
何も考えていなかったことに気付かされる人が多いのではないでしょうか。

「両親が会社勤めだから就職活動をする。」
「教師だから教員採用試験を受ける。」

これも立派な進路選択の指針ではありますが、こと就職活動に関していえば、それだけでは厳しい面接を突破することはできません。
内定を得るためには、付け焼刃の知識ではなく、少なくとも自分自身についてはよく理解しておく必要があります。

今回は、自分自身を理解するためのヒントを与えてくれる、3つの歴史小説を紹介します。
興味深いことに、時代を生きた偉人の生涯を振り返ると、現代にも当てはまることの方が多いものです。過去の話だからといって甘く見ずに、自身を顧みるためのヒントを探しながら読み進める。それが歴史小説の魅力です。

また、時代を生き抜いた偉人の行動を細かく追っていくことで、様々な発見があります。
小説のモデルになるような偉大な人物が、どの場面で何を考えてどんな行動をとったのか。彼らの頭の中を覗くだけでも、歴史小説を読むことには十分に意義があります。

それでは、どうぞ。

①竜馬がゆく


竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

司馬 遼太郎

¥ 660

言わずと知れた司馬遼太郎の名著。

ソフトバンク社長・孫正義氏が青年期に出会い、彼の人生に重大な影響を与えた一冊としても知られています。

300年続いた江戸・徳川幕府の時代を終わらせ、維新回天の中心人物として走り続けた坂本竜馬。土佐の田舎で生まれ育った青年が、日本中を股にかけて奔走する姿が描かれています。

世に生を得るは、事を為すにあり


孫氏をはじめ我々が竜馬から最も学ぶべきことは、「志高く」ということでしょう(これは孫氏の著書のタイトルにもなっています)。

自分はこの世界で何を為すために、天からの生を受けたのか。

竜馬が維新回天という志を持っていたように、すべての人は何かを成し遂げるためにこの世界に生まれてきているはず。
一つの志に向かって身が引きちぎれる思いで走り続ける竜馬の姿には、深い感銘を受けます。

就職活動は多くの人にとって、自分という人間と真剣に向き合う初めての機会となるでしょう。
小手先の志望動機ではなく、自分のやるべきこと、成すべきことについて考えるためのヒントくれます。

②小説 上杉鷹山


小説 上杉鷹山 全一冊 (集英社文庫)

童門 冬二

¥ 1,000

若干17才にして、極度の財政難に陥っていた出羽・米沢藩の藩主となった上杉治憲(鷹山)が、灰の国と呼ばれた藩財政の立て直しに挑む姿を描いた作品。

J・F・ケネディが尊敬する日本人を聞かれ、真っ先に答えた人物でもあります。
上杉鷹山についてはビジネス誌等で取り上げられることも多いので、名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。

民を富ませること、改革が楽しいものであること


改革を行う時には、必ず反対勢力が生まれるもの。組織が大きくなればなるほど、小さなことでも変化を起こすことは困難になっていきます。しかしそんな時こそ、リーダーの腕の見せ所というべきでしょう。

「受け継ぎて 国の司の身となれば 忘るまじきは民の父母」

この句は、治憲が17才で家督を継ぐに当たり、自身の決意を評して詠んだものです。

治憲が変えようとしたのは、制度よりも何よりも、人の心でした。事業は人がやるもの、藩が復興するかどうかは、藩民や旧勢力の灰色の心に火を灯すことができるかどうかにかかっていると治憲は考えました。

反対勢力の反発にも屈せず、民への愛を貫いて何度も立ち上がる治憲の姿からは、時代を越えて輝くリーダーに求められる誠実さ、優しさを学ぶことができます。

③世に棲む日日


世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)

司馬 遼太郎

¥ 588

坂本龍馬が維新回天のために奔走していたのと同じ時代、歴史の表舞台に上がることなく散っていった2人の師弟にスポットを当てた、司馬遼太郎の隠れた名著。

共に30才を迎えずして死んでいった吉田寅次郎松陰と高杉晋作は、その短い”世に棲む日日”の中で何を考え、行動したのか。生きることの意味について考えさせられる一冊です。

おもしろき こともなき世を おもしろく


「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」

どこかで聞いたことのあるようなこの言葉は、実は高杉晋作の辞世の句なんです。

高杉晋作は竜馬と双璧をなす幕末期の天才であったと言われていますが、波乱に満ちた人生を歩んだ晋作が、その短い人生の最後にこの言葉を残したということは非常に興味深いことだと思います。

また、これは現代社会に生きる我々にとっても味わうべき言葉であると思います。
日常生活のあらゆる側面がフラット化・均一化している中でも、幸せな人と不幸な人がいるのはなぜなのか。

どんな時代に生まれたとしても、人生を豊かにすることができるのは、人間の心でしかないのかもしれませんね。

最後に


就職活動のための自己投資には、様々な選択肢があると思います。
しかしどんな方法をとるにしろ、忘れてはいけないのは、内定を得るところがゴールではないということです。

就職活動を強く意識しすぎると、視野が狭まってしまい、得られる知識や情報量も限定されてしまいます。

就職活動は、過去の自分を映し出す鏡です。内定を得るためにあれこれ努力するというよりも、その先にある長い将来に向けた自己投資だと考えた方がいいでしょう。
その過程の一つとして、就職活動で内定を獲得するという成功体験を、ぜひ味わってくださいね。
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