営業インターン生必見!名刺交換ってどうやるの!?

企業へ訪問し、自社製品やサービスの魅力を伝えていきます。
基本的なビジネスマナーをはじめとし、自分をプロデュースして相手に売り込むスキルが身に付くので、営業のインターンを通して得るものは非常に大きいでしょう。
また、契約を獲得したらその分インセンティブとして報酬にもなるので、やる気に繋がります。
さて、そんな学生の間で人気の営業インターンですが、その基本中の基本とも言うべきものが“名刺交換”です。
現在営業インターンをやっている、もしくはこれから始めようと考えている学生さん、スムーズに名刺交換はできますか?
それも“ビジネスマナーとしての名刺交換”です。
ただ名刺を交換するのなら誰だってできます。
相手の失礼にならないようなマナーとしての名刺交換ができるかどうか、これが重要になってくるのです。
そこで今回は、営業のインターンをするにあたり絶対に必要となってくる名刺交換の基本を紹介していきます。
営業をやっている、もしくはこれから挑戦したいなと思っている学生さん、必見ですよ!
そもそも名刺交換の目的って?

名刺には、自分の名前・会社名・役職名・連絡先が書いてあります。
つまり名刺とは、“自分とは何者か”を明らかにするものなのです。
どんな商談をするにしても、相手がどんな人物かを知らなければ始めることはできません。
自分はどこに所属していて、どんな役職に就いているのかを簡単に示すものが名刺です。
さらに名刺には、“自分の広告”という一面もあります。
なぜなら名刺交換には、次の仕事に繋げるという狙いがあるからです。
そのため、電話番号やメールアドレスが書いてありますよね。
名刺は絶対に受け取ってもらえる広告です。
後で名刺を見て顔を思い出してくれるくらい相手の印象に残りたいですよね。
以上が名刺交換の目的です。
ではいよいよ本題に入っていきます。
失敗しない名刺交換!その方法とは?

では、どういう部分に気を付ければ良いのでしょうか?
1. 名刺&名刺入れを忘れずに!
まずは大前提として、名刺の準備を忘れないでください。名刺交換の際に名刺を持っていないのでは、その分チャンスが減ってしまいます。
名刺の準備は当たり前のこと、名刺を切らせないように普段から補充しておきましょう。
また、名刺入れも予め用意してください。
会社に入りたての頃は、名刺入れを持っていないという人もいるでしょう。
しかし、ポケットや財布、定期入れから名刺を出すのはNGです。
名刺入れをもっていないということは、これから渡す名刺もその中で管理されるということを連想させるからです。
さらに、名刺入れで保管していないと、名刺が折れてよれよれになってしまいます。
間違っても、そのような名刺は渡さないでください。
2. 目上の人へ先に名刺を渡す
営業のインターンで企業へ訪問する場合は、ほとんどが先方からお金をいただいたり、仕事をいただく立場にあると思います。その場合は、先方が目上ということになります。
絶対にやってはいけないのが、先に相手の名刺を受け取ることです。
ビジネスの世界では、目下の人から目上の人へ名刺を渡すのがマナーとされているので、まずは自分の名刺を先に渡しましょう。
また、相手と同時に名刺を出した場合でも、相手が自分の名刺を受け取るのを待ってから相手の名刺を受け取りましょう。
さらに、自分よりも立場が上の人(社長や部長)と企業に訪問した場合は、格上の人が先に名刺交換をします。
インターン生はその後に続きましょう。
3. テーブル越しでの名刺交換はNG
名刺交換は絶対にテーブルを挟んでやらないでください。テーブルを挟んで話をする場合でも、名刺交換の際は移動し、必ず対面で行いましょう。
名刺は表面を向けて相手に差し出しますが、先方と同時に出した場合は、右手で名刺を持ち、左手で相手の名刺を受け取るのがマナーです。
左手で受け取る際は、手が相手の名刺の文字に被らないよう注意してください。
4. 相手の目を見て名乗ろう
名刺を渡す時は、相手の目を見て「社名・部署・フルネーム」を名乗ります。ここで名前を覚えてもらうためにも、明るくはっきりと言いましょう。
相手の名刺を受け取る時は「頂戴いたします」と言います。
5. 受け取った名刺はデスクの上に並べる
名刺を受け取ったら、すぐにしまってはいけません。デスクの上に、着席順で並べましょう。
そうすることで、今誰が話しているのかということが瞬時に分かります。
6. 名刺の整理を忘れずに
「名刺入れに入れっぱなしで、どこで会った人か思い出せない…」こんなことのないように、名刺の整理はしっかりしましょう。
今は名刺管理ツールなど便利なものがたくさんあるので、名刺をいただいた日はすぐに整理するという癖をつけておくと良いです。
最後に

名刺は一種の“アイデンティティ”です。
自分の名刺と相手の名刺をしっかり管理できてこそ、営業を始めることができます。
まずは名刺交換のマナーをしっかり身に付けた上で、そこからどんどん営業に必要なスキルを身に付けていってください!