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イギリスにおけるインターンシップの特徴は? 日本との違いは?

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イギリスにおけるインターンシップの特徴は? 日本との違いは? イギリスの企業や学生は、一体どのようにインターンを活用しているのでしょうか。
日本よりも長い間インターン制度を利用しているイギリスの傾向や問題を知り、今後の日本におけるインターン事情について考えてみましょう。
ここでは、イギリスのインターンについて、大学生の就活事情と併せてご紹介します。

イギリスのインターンシップは長期が基本

イギリスのインターンシップは、アメリカ同様、2~3か月程度の長期インターンが中心となります。
また、月単位ではなく、10週間という週単位の期間を設けて行う企業も多くあります。
日本で行われている短期インターンシップは、企業説明や学生への事業の宣伝が主な内容となります。
一方、イギリスでメインとなっている長期インターンでは、企業がインターン生の能力や、希望する人材にマッチするかどうかを細かくチェックします。
そのため、インターンに参加するための選考も厳しく、多くの場合、書類審査や面接、グループディスカッションなどが複数回行われた上で選ばれます。
イギリスの企業は、もともと慎重に採用者を決める傾向があります。そのうえ、2000年からは無給でのインターンが禁止されました。
このことから、企業は気軽にインターンを募集することができなくなり、学生の参加は狭き門となってきています。
そのかわりに、インターンに参加することが雇用に直結するケースも多く、イギリスでは、就活とインターンが密接に結びついているといえます。
こうした傾向は、学生にとっても企業にとっても望ましいことです。
双方ともにミスマッチを防ぐことができる上に、企業は即戦力として正社員を雇うことができ、学生は就職をよりスムーズに行うことができるからです。

ワーク・プレイスメントとインターンシップ

イギリスでは、大学在学中に企業で働くことを「ワーク・プレイスメント」と呼んでいます。
ワーク・プレイスメントには、有給であるということと、大学生が行うという共通点がありますが、それ以外の期間や内容については、各就業先によって異なります。
またイギリスのワーク・プレイスメントでは、一般企業のほか、公的団体などにも就業できる点が、日本のインターンシップとは大きく異なります。
イギリスでは、学費を自分で支払う学生も多いため、長期間給与を得ながら職業経験を積めるワーク・プレイスメントは学生にとってうってつけの制度です。
なお、インターンシップとワーク・プレイスメントは異なるという意見も、ワーク・プレイスメントの一環としてインターンシップがあるのだという意見もありますが、どちらも学生時代に職業経験を積むために企業に働きに行くという点に変わりはありません。

インターンシップや実務研修を前提とした大学教育のコース

日本の大学は4年制ですが、イギリスの大学は通常3年間で修了します。
しかし中には、3年の間に1年の実務研修期間を設けたサンドイッチコースというコースを用意している大学もあります。
多くの場合、2年生と3年生の間にこの実務研修期間が設けられており、この間に学生はインターンに参加して企業理解を深め、自分の技術を高めます。
時間のやりくりをしなくても、実務研修のためだけに使える時間が1年間約束されているというのは、学生にとってメリットの大きいことです。
また大学の制度だけでなく、企業側でもインターン生を獲得するために、コンサルタントが大学に出向いて企業説明や宣伝を行います。
イギリスの大学は、学生に就職支援のための時間を用意するだけでなく、企業が学生に対して働きかけを行える環境も整えているのです。
また、イギリスの大学では分野の選択に関してもかなり自由度の高い学び方ができるようになっているのも特徴となっています。学生が自由に学び方や働き方を選択し、自分のスタイルに合った大学生活を送ることができるのがイギリスの大学の魅力です。

イギリスにおけるインターンシップの問題

イギリスでは、インターンに関する重大事件が2013年に起こっています。
21歳のインターン生が、72時間という長時間労働をこなした後に死亡したのです。
彼は投資銀行にインターン生として採用され、勤務していました。
直接の死因は持病であったてんかん発作ですが、この発作のきっかけとなったのは、インターン生としての仕事だろうと考えられています。
72時間というのは、丸3日間です。それだけの時間を通して働いたことが彼の死の原因となったとしても、まったく不思議ではありません。
たとえ、死の原因が労働と関係がなかったとしても、72時間もの間働かせるということは、到底許されるべきことではありません。

日本でも残業代未払いやブラック企業が話題になっていますが、こうした問題はインターン生にとっても無縁ではないということです。
日本のインターン実施企業の中に、このようなとんでもない業務にあたらせる企業があるとは限りませんが、参加するインターン生の側でも、無理をして働き過ぎないという意識を持つことが大切です。
このような企業では、たとえインターンで成功して正社員として雇われたとしても、遅かれ早かれ問題が起こると考えられます。
早期に見切りをつけ、企業側と労働条件の交渉をしたり、別の企業へのインターン参加を検討したりすることをお勧めします。
キャリアバイト編集部

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