インターンシップの種類別メリットまとめ|自分に合った企業の選び方
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インターンシップの種類別メリットまとめ|自分に合った企業の選び方

将来のためにも失敗しないインターンシップを見つけよう

2020年卒の学生のインターンシップ参加率は78.2%にものぼります。一人あたりの参加社数も平均して5.38社あり、今やインターンシップは就活準備にかかせない制度になっています。しかし、一言でインターンシップと言ってもさまざまな働き方の種類がありますし、就職したことのない学生ではどう選べばよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。就活、ひいては将来のためにも、失敗しないインターンシップを選択したいですよね。


この記事ではインターンシップの種類別のメリットを比較し、自分にはどの働き方が合っているのかを検討した上でインターン先の選び方についても詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

インターンシップ種類別メリット比較

この章では、インターンシップの種類ごとに特徴やメリットの違いについて解説していきます。種類によって目的や実現できることも異なるため、選択を誤ってしまうと思ったような経験を積めずに貴重な大学生活の時間を無駄にしてしまいます。自分の目的に合った企業を探すための基礎知識として、しっかり理解しておきましょう。

インターンシップの種類

インターンシップの種類は、期間によって以下の3つに分類されます。

 

<インターンシップの種類>
・1dayインターンシップ
・短期インターンシップ
・長期インターンシップ

 

それぞれどのような特徴があるのか、かんたんに解説していきます。

 

●1dayインターンシップ
その名のとおり、1日のみ実施されるインターンシップです。主に会社説明会やセミナー形式で行われます。

 

●短期インターンシップ
数日~2週間ほどの期間で行われるインターンシップです。企業から用意された課題に対してグループワークで取り組み、調査結果や実績を発表していきます。

 

●長期インターンシップ
2週間から長ければ1年以上かけて、社員と同様に実際に企業で就業経験を積みます。早い時期から本命の企業が決まっていれば、大学1・2年生から長期インターンシップをする学生もいます。

 

それぞれのインターンシップのメリット

先ほど紹介したインターンシップの種類別にメリットをまとめました。比較してみて、自分の目的に合った種類を選択しましょう。

 

<1dayインターンシップのメリット>
・企業研究ができる
・職場や社員の雰囲気を知ることができる
・選考に有利な情報が得られる
・短期間のため複数の企業を比較できる

 

<短期インターンシップのメリット>
・社員と交流できる
・プレゼンの資料作成や発表のやり方を学べる
・グループワークの実績を自己PRにできる
・自分の頭で考えるきっかけにもなる

 

<長期インターンシップのメリット>
・仕事のやりがいを味わえる
・就業を通じてスキルや性格を見直せて自己分析ができる
・外からでは分からない内情を知れる
・小規模な会社であれば経営陣の話を直接聞ける

企業がインターンシップを行う目的とは

インターンシップは学生だけではなく、企業にとってもメリットがあります。企業がインターンシップを行う目的は主に以下の2点です。

企業のブランドPR

インターンシップは、職業体験の場を学生に提供する「社会貢献」の意味合いも持ちます。認知度を学生にPRでき、競合他社にはない自社の魅力を直接伝えられることから、企業側のメリットも大きいです。インターンシップを通じて会社のことを好きになってもらえればファンの獲得にもつながります。学生を受け入れる会社として、風通しが良いという会社のイメージアップを図ることもできます。

優秀な人材を確保する

試験や面接などの通常の採用では、本当に会社に合った人材なのかを見極めるのは難しいと言えます。実際に働き始めたら「想像と違った」という状況になってしまうのは企業も同様です。長期インターンシップを実施することにより、その人の能力や人柄を見て会社に合うか確認できるため、採用のミスマッチを防ぐこともできます。

自分に合うインターンシップを選ぶには

本番の就活同様に、自分に合うインターンシップを選ぶことが重要です。特に長期インターンシップの場合はアルバイトとは異なり、社員同様の責任を求められます。また、やりたいことや興味があることと合わない企業を選んでしまうと、その後の就活に活かすことができません。しかし、インターンシップを実施する企業も増えているため、その中から自分に合う企業を探すのは困難です。この章では、自分に合うインターンシップの選び方について紹介していきます。

興味のある業界や職種を見つける

何より重要なのは、興味のある業界や職種を見つけることです。前述したとおり、インターンシップでは就活につながる経験を積むのが目的だからです。効率的な選び方として、業界から選ぶ方法と職種から選ぶ方法があります。

 

●業界から選ぶ
興味のある業界が決まっている方は、業界研究も兼ねて上場企業や専門性の高い企業を選びましょう。業界の知識や経験を積めば、自己PRの材料にもなります。

 

●職種から選ぶ
職種から選ぶ場合は、活かしたいスキルや身につけたいスキルから逆算して職種を選びましょう。例えば、コミュニケーション能力を磨きたいなら営業職、プログラミング知識を活かしたいならエンジニア、といった選び方です。興味のある業界がない場合は、「知っている、聞いたこと」があるという企業でもよいです。とにかく当事者意識を持って働ける環境を選ぶことが重要となってきます。

最後に

インターンシップの種類には、大きく分けて1dayインターンシップ・短期インターンシップ・長期インターンシップの3種類があり、それぞれ目的やメリットが異なることを解説してきました。企業にとってもインターンシップを活用することで採用のミスマッチが防げるため、今後ますます制度を実施する企業も増えるでしょう。企業数が多くなればインターンシップ先の選択肢が増えるため、自分の目的に合った企業を探すのも困難になってきます。大学のキャリアセンターや就活サイトから興味のある業界や職種を絞り込み、効率的にインターンシップ先を選ぶのが賢い選択です。上で紹介した、インターンシップ求人も活用して、充実したインターンシップを迎えましょう!

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