長期インターンシップとは?参加するメリットを解説!
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長期インターンシップとは?参加するメリットを解説!

就活のライバルにも差がつく!?

インターンシップと聞くと、学生のみなさんは“サマーインターン”や“1dayインターン”などの短期インターンシップを思い浮かべるでしょう。一方で、ここ最近、「長期インターンシップ」への注目度が高まっているのをご存知でしょうか。

 

コロナ禍もあり、アルバイトやクラブ活動、サークル活動が思うようにできない中、長期インターンシップに参加する学生が増えているのです。この記事では、長期インターンシップの説明やメリット、就職活動でどう役に立つのかなどを解説しています。

長期インターンシップとは?

長期インターンシップとは、3ヶ月以上の長期にわたり企業で就業するインターンシップのことです。短期インターンシップで企業や仕事内容の説明、グループワークなどのプログラムが行われるのに対し、長期インターンシップでは企業の社員と一緒に働き、戦力として期待して迎えられることになります。

 

短期インターンシップがこれから就職活動を始める大学3年生をメインに開催されるのに対し、長期インターンシップは学年を問わず参加できるものも多いです。実際、大学1年生から長期インターンシップに参加している学生もいます。

長期インターンシップのメリット

長期インターンシップは、企業の社員と同じように働ける貴重なチャンスであることを説明してきました。ここからは、長期インターンシップのメリットを解説しましょう。

様々なスキルが身につく

1つ目のメリットは、様々なスキルを身につけられることです。長期インターンシップでは、企業の社員と実際の業務に取り組みます。周囲と協力しながら仕事をするため、コミュニケーション能力が身につくでしょう。また、ビジネスでは目標達成に向け、課題を見つけ出し、それを解決するために論理的に考えることも必要です。あらゆる仕事に必要とされる「コミュニケーション能力」と「論理的思考力」を鍛えられます。

 

また長期インターンシップには、営業や企画、ライター、エンジニアなど様々な職種の募集があります。パソコンで資料を作成する仕事ならPCスキルが、他にも営業スキルや企画スキル、ライティングスキル、プログラミングスキルなど、その職種ならではのスキルを身につけられることも大きなメリットです。

収入を得ながら、貴重な経験が積める

2つ目のメリットは、収入を得ながら貴重な経験を積めることです。

 

仕事をしながら収入を得るという意味では、「普通のアルバイトと何が違うの?」と感じるかもしれません。確かに似ている部分も多いのですが、長期インターンシップでは貴重な経験を積む可能性がより高いと言えます。例えば販売や接客などのアルバイトの場合、基本的にはマニュアル通りにお客様と接することが多いですよね。

 

しかし長期インターンシップの場合、営業のインターンならお客様に提案をして実際に売上をつくったり、エンジニアのインターンならシステム開発に参加したり、マーケティングのインターンならアイデアを活かして集客に貢献したりと、アルバイト以上に「ビジネスに関わっている」という実感を味わえます。

人脈ができる

3つ目のメリットは、人脈ができることです。

 

長期インターンシップでは、企業の社員と同じように働き、長い時間を一緒に過ごします。大学のクラブ活動やサークル活動では同じ大学生と接することがほとんどですし、他にも大学の教授や職員くらいしか大人と接する機会は多くないでしょう。

 

一方で長期インターンシップなら、企業で働く多くの社員と接する機会もありますし、ベンチャー企業やスタートアップ企業の場合は経営者と話す機会も少なくありません。一緒に働くインターン生同士のつながりが生まれることもあります。

 

こうした人脈を築けることは、就活の際に役立つのはもちろん、社会人人生でも大いに活きてくるでしょう。筆者も社会人として働いてきましたが、自分の会社以外に話したり相談したりできる知り合いがいることは大きな財産になるでしょう。

長期インターンシップは就職活動に役立つの?

ここからは、長期インターンシップでの経験が就職活動にどう役立ち、周りのライバルとの差につながるかを説明していきます。

ガクチカでアピールできる

1点目は、ガクチカ(学生時代に頑張ったこと、力を入れたこと)でアピールできることです。多くの大学生がガクチカでアピールするのは、クラブ活動やサークル活動、アルバイトやゼミなどでのエピソードになります。それぞれに様々な工夫をしているとはいえ、どうしてもよくあるエピソードになってしまいがちです。

 

しかし、日本の学生の中でも長期インターンシップに参加しているのは、まだ数パーセントほど。しかも、実際のビジネスに関わり、成果を出したエピソードを話せますから、企業の採用担当者にとっても強く印象に残るでしょう。

企業を見る目を養える

2点目は、企業を見る目を養えることです。就職活動では、どうしても大手企業や有名企業ばかり気になってしまいますよね。特に最初のうちは、どんな業界、どんな職種が自分に向いているかもなかなか分からないと思います。そこでまずは、自分が気になる業界や企業のインターンシップに参加してみることをオススメします。

 

外からのイメージだけで判断するのと、実際に働いてみるのでは、その業界や企業を理解する度合いも格段に変わってきます。さらに複数の業界、企業の長期インターンシップに参加すれば、比較することで「向いているのはこっちかな」と納得できます。就職活動でいろいろな企業を見ていく上でのモノサシができるでしょう。

面接で緊張しなくなる

最後が、社会人とのコミュニケーションに慣れ、面接で緊張しなくなることです。就職活動の面接では、「自分をより良く見せたい」「失敗しちゃいけない」という気持ちから、どうしても緊張してしまいがちです。また、社会人と話すことに慣れていないと、採用担当者と向き合っただけでうまく話せなくなることもあるでしょう。

 

長期インターンシップに参加すれば、応募した際に面接のトレーニングができますし、社員と一緒に働くことで社会人に慣れることができます。実際にインターンシップに参加した学生の中でも、「面接で緊張しなくなった」という人もいるようです。

最後に

いかがでしょうか。この記事を読んで長期インターンシップに興味を持った方は、ぜひ気になる業界や企業のインターンシップに参加しましょう。「週2日~」から始められる長期インターンシップもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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