就職活動の正念場!面接対策はいつから行う?その方法は?
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就職活動の正念場!面接対策はいつから行う?その方法は?

就活の最終関門を突破しよう!

就職活動における選考過程で、特に重要な意味合いを持っている「面接」。企業によっては5回以上面接を実施する場合や、役員面接を実施する場合もあります。考えるだけでも緊張するかもしれませんが、面接は書類選考で伝えきれなかった自分の良さを直接伝えられる一番のチャンスです。せっかくなら有効活用したいですよね。


そこでこの記事では、面接対策について徹底解説!実際に就活を経験した23卒のインターン生が、面接対策を行う時期やその方法、おさえておくべきポイントなど役立つ情報を詳しく説明しています。ぜひ参考にして、あなたの就活に役立ててください。

面接対策はいつから始める?誰とすべき?

最初に、面接対策はいつから始めるべきか、誰とすべきかを説明していきます。

 

早めの対策を!書類選考の後では遅い

面接対策は、早い時期から始めるのがポイントと覚えておいてください。就活を考え始め、自己分析が終わったタイミングから始めてもOKです。「エントリーシート(以降はES)が最も重要で、書類選考を通過してから面接対策を始めればいい」と考える方もいるかもしれませんが、実はこれだとすこし遅いんです。

 

なぜなら、ESの選考結果が出てから面接までは意外と期間が短いことが多いからです。2週間以内も珍しくありません。せっかく書類選考を突破したのに、面接対策が疎かになってしまってはもったいないですよね。より多く練習をすることで面接もより良い形になっていくもの。EXの基礎が固まったら少しずつ対策を始めましょう。

 

場数を踏んだ者が面接を制す!

「プロにお願いすべき?」「何回くらいすべき?」そんな疑問を抱いている方もいるかもしれません。面接対策で何より重要なのは、経験を多く積むこと。面接官は当日その場にならないと分かりませんし、どんな人柄で、どんなことを聞かれるのか、想定するのも簡単ではありません。ですので、面接のプロに対策をお願いするより、身近にいるさまざまな人に対策をしてもらう方が有効と言えるでしょう。

 

面接練習では、より多くの人からフィードバックをもらいましょう。友人や家族、先輩、バイト先の上司など、身近な人で構いません。ESの記載内容を伝え、その内容について質問してもらい、どんな内容でも臨機応変に対応できるよう特訓しましょう。

 

面接チェックシートを活用しよう!

面接対策をするといっても、何を意識すればいいか最初は分かりませんよね。そこで、面接ロープレの際に使えるチェックシートをご用意しました。面接官役を務めてくれる人にこのシートを渡すなどしてぜひ活用してみてください!

 

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面接対策って何をすればいい?3つのコツを紹介!

続いて、面接対策では具体的に何を行っていくべきかを説明していきます。筆者が実際に行っていた対策をもとに、3つのコツを紹介していきます。

 

自己分析の結果をもとに話に一貫性を持たせよう!

面接対策を始める前に必ず自己分析を行いましょう。自己分析を通じて、どんなきっかけや出来事を経て、自分が今の考えや気持ちになったかをはっきりさせられるからです。その結果をもとに面接で話すことを考えていくことで、話に一貫性を持たせることができ、説得力のある内容で面接でも高評価を得られるでしょう。

 

事前に質問内容を想定しておこう!

事前に質問内容を想定し、返答内容を考えておくことも重要です。面接ではESを参考にしながら質問されるため、ある程度は想定できます。もちろん企業独自の質問はありますが、多くの企業で聞かれる質問もあるからです。以下によく聞かれる質問を10個厳選しました。想定の仕方が分からない方はこれを参考にしてみてください。

 

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暗記はNG!会話のキャッチボールを意識しよう!

質問内容を想定しておくことは大事ですが、返答内容を暗記するのは間違っています。「面接は話す内容を暗記して臨むものでは?」と思っている方はいますか?その認識は、半分正解で半分間違いです。もちろん、面接で話すことがESの記載内容と食い違ってはいけませんから、ESに何を書いたのかは覚えておきましょう。

 

面接を成功させるポイントは、「ESで書いたことをもとに自分の言葉で話す」「臨機応変に対応する」「会話のキャッチボールを意識する」の3点です。これらのポイントをおさえたうえで面接対策を進めるようにしましょう。

面接対策は話す内容だけじゃない(1)言葉づかい

ここまで、面接対策の時期や意識するポイントを説明してきました。面接で話す内容はもちろん重視されますが、「伝え方」「話し方」もチェックされます。

 

まずは、言葉づかいについて説明します。言葉づかいは日頃から心がけることができますので、今すぐにでも取り組めます。学生生活では、大学の先輩や教授、バイト先の社員など、目上の人と話す機会はあると思います。そういった日常で敬語は自然と身につくものですが、きちんと学べる機会は意外と少ないものです。ここでは、オススメの勉強方法も紹介していますのでぜひ実践してみてください。就活以外でも、社会に出てからも役立つ知識なので勉強して損はありません。

 

二重敬語は失礼にあたる

特に間違いが多いのが「二重敬語」。みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。丁寧な敬語を意識するあまり、二重に敬語を使ってしまい失礼な表現になってしまうものです。代表例は、「謙譲語+いただきます」や「ご○○○られる」です。

 

対策方法は、自分が使う敬語が尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれに当てはまるかを認識し、両方使っていないかを考えることです。とはいえ面接中にそこまで考えるのは難しいですから、面接練習をしている際に心がけるようにしましょう。

 

バイト敬語に要注意

大学生が最も間違えやすいのが「バイト敬語」です。バイト敬語とは、接客業などのサービス業で用いられる特徴的な敬語のことで、自己流や間違った言い回しの「バイト敬語」を使う人も少なくありません・例えば「~でよろしかったでしょうか?」というセリフ、使ったことはありませんか?実はこれもNG敬語。正しくは「~でよろしいでしょうか」。このように、「普段よく使っているけど実は間違っている敬語」をまとめました。もし使っている言葉があれば普段から使わないようにしましょう。
 

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オススメの勉強方法は?

書いたり読んだりするよりも、実際に話す、問題を解くといった方法が有効です。面接の練習をする際も、とにかく敬語に注意して話すようにしましょう。面接官役の人に、敬語を厳しくチェックしてもらうようお願いすることもオススメです。

 

資格を取得するのも良いです。筆者も面接対策を進めていく過程で、秘書検定を取得しました。敬語を学ぶのに効果的な資格は、「サービス接遇検定」「秘書検定」「ビジネス実務マナー検定」などのビジネス検定と呼ばれるもの。就活後も役立つ社会人マナーを学べるので、金融業界や営業職などを志望する方には特にオススメです。

面接対策は話す内容だけじゃない(2)話し方

話す内容や言葉づかいが素晴らしくても、伝え方が悪くては意味がありません。続いて、話し方についての注意点を説明していきます。

 

結論ファーストを意識しよう

話を短くまとめることも面接成功のポイントです。自分が一番伝えたいこと、面接官の問いに最も適切な答えを必ず最初に話しましょう。「~~なので△△と考えます。」ではなく、「△△と考えます。なぜなら~~だからです。」という話し方が正解です。

 

話は簡潔に!話しすぎに要注意!

話を簡潔にまとめて話しましょう。面接官からの質問に対して2~3文程度、100文字~150文字以内で回答するイメージです。面接は自分の話を聞いてもらう場ですが、面接官が求めている以上に話してしまうと「そこまでは聞いていない」「会話がうまく成立しない」と思われてしまう危険性があります。面接には会話力を見きわめる目的もありますから、一方的に話してしまうことでマイナスイメージを与えてしまいます。聞かれたことに的確かつ簡潔に答えることを意識してください。

 

質問内容が分からなかったら聞き返してOK

面接官が求める内容に対して的確に回答することも大切ですから、質問内容がうまく理解できなかった場合は「~~ということでよろしいでしょうか?」と確認するようにしましょう。話しを聞いていないと思われるのでは?と感じるかもしれませんが、質問に対してピントのズレた回答をしてしまう方が良くありません。面接中は、きちんと相槌を打つ、などのリアクションをしていれば大丈夫です。

面接対策は話す内容だけじゃない(3)視覚的な印象

面接では、視覚的な印象もチェックされます。最後に、どのような態度、立ち居振る舞いであれば高評価を得られるかを説明していきます。     

 

笑顔は必要?好印象を得るには

ズバリ笑顔は大切です。正確には話す内容によって表情を変えることが重要です。面接ではまじめな質問もあれば、人柄や性格を問う質問もあります。自己PRや趣味、長所などの質問にはなるべく笑顔で答えるほうが好印象を与えられるでしょう。

 

ただし、笑顔といってもあくまでビジネスの場ですから、歯を見せて笑ったり、過度に声を出して笑ったりすることは控えてください。意識するポイントは、「口角をあげること」「目元を下げること」の2点です。

 

相手の目をしっかり見よう!

必ず面接官の目を見て話すようにしましょう。初対面の人と目を合わせることは緊張すると思いますし、最初は慣れないかもしれません。一番良くないのは、緊張のあまり目が泳いでしまうこと。日頃の生活から相手の目を見て話すようにしましょう。

 

相槌を打とう

必ず相槌を打ちながら話を聞くようにしましょう。「ええ」「はい」など声を出しても構いません。ただし、あまり多く相槌を打つとしつこさを感じてしまうので、バランスに気をつけましょう。面接官の話が一泊置かれるタイミングなどがオススメです。相槌によって話を真剣に聞いていると感じてもらうことができます。

最後に

面接対策はいつから始めるべきか、何をすべきか、どういったポイントを意識すべきか、ある程度イメージできたでしょうか?就職活動における選考過程で、面接が持つ意味はとても大きいものです。今回ご紹介した対策の中には、今から始められるもの、今から意識できることもたくさんあります。納得のいく就活を行うためにも、直前になって焦るのではなく、早めの行動を心がけ、ぜひ完璧な面接対策を進めてください!

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