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インタビュー スポーツビジネスの魅力を伝えたい!FC町田ゼルビアの挑戦
November. 08 2022 7:00 AM
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スポーツビジネスの魅力を伝えたい!FC町田ゼルビアの挑戦

FC町田ゼルビア(株式会社ゼルビア)運営・広報部 岡田 敏郎

スポーツが好きな方は、学生のみなさんの中にもたくさんいるでしょう。さらには、「将来はスポーツビジネスに携わりたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。「興味はあるけど、自分に合うかどうか不安」という方もいると思います。

 

そんな方々にぜひオススメしたいのが、今回のインタビューです。

 

東京都町田市をホームタウンとし、Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)に加盟しているプロサッカークラブ『FC町田ゼルビア』。「サッカーの街・町田」に密着したサッカークラブでありながら、親会社が株式会社サイバーエージェントであるというのが特徴です。

 

今回は、FC町田ゼルビアでインターン管理責任者を務める岡田さんにインタビューを実施。FC町田ゼルビアが長期インターンを導入した背景や同クラブならではの特徴、求める人物像やオススメポイント、学生のみなさんへのメッセージなどを伺ってきました。
 

 <プロフィール>
■運営・広報部|岡田 敏郎(おかだ としろう)
帝京大学卒業。小学校からサッカーを始め、大学でもサッカー部に所属。1年生時から4年間にわたり主務として活躍。「将来もずっとサッカーに関わり続けたい」という想いから、卒業後はJリーグの『ザスパ草津(現・ザスパクサツ群馬)』に加入。チームマネージャー(副務)から始まり、試合運営・広報・ホームタウン・営業など多岐にわたる業務を務め約8年にわたり勤務。その後、同じくJリーグの『FC東京』へ移籍し、約3年半にわたり勤務。広報として久保建英選手や中島翔哉選手の専属広報などを務める。またFC東京U-23の立ち上げに関わる。その後、一般企業での勤務を経て、2020年に『FC町田ゼルビア』に加入。試合会場の運営責任者や広報責任者を担当している。

 

『FC町田ゼルビア』への加入を決めた理由は二つ。一つ目は、地域密着型の街クラブでありながら親会社が株式会社サイバーエージェントであることに可能性を感じていたこと。二つ目は、「いつか一緒に仕事をしたい」と尊敬の念を抱いていた人から誘ってもらったこと。魅力を感じていたクラブがあり、そのクラブからちょうど良いタイミングで声がかかったことから入社を決めた。

スポーツビジネスのやりがいや楽しさを知ってほしい

―――FC町田ゼルビアでは、岡田さんが入社した2020年から積極的にインターン生を受け入れているそうですね。まずは、その背景からお伺いしたいと思います。
 

 

私が入社する前も、インターン生の受け入れは行っていました。ただ募集も不定期で、任せる業務も単純作業などがメインでした。しかし、私がFC町田ゼルビアに入社した2020年から、定期的かつ積極的にインターン生を受け入れるようにしました。このように受け入れを決めた背景には、個人的な想いも含めて二つの理由があります。

 

一つ目の理由は、「若い方々に、もっとスポーツビジネスに興味を持ってほしい」という想いがあったから。長期インターンを通じて、プロスポーツビジネスに直接触れてもらう。この仕事のやりがいや楽しさを肌で感じてもらい、社会に出るときに進路の選択肢の一つに入れてほしい。そんな想いから受け入れを始めました。

 

二つ目の理由は、「若い方々の斬新なアイデアなどをもっと取り入れたほうがいい」と考えたから。私自身もそうですが、サッカー業界に長くいることで、知らず知らずのうちに業界の当たり前や固定観念にしばられてしまうことがあるんですね。しかし、世の中の変化がどんどん速くなっている中で、現状維持では変化についていけません。

 

そんな状況だからこそ、若い方たち、学生の方たちにどんどんアイデアを出してもらう。「こんな事したら面白いんじゃない?」という提案や、「これってなぜできないんですか?」という疑問。それらを考えるだけじゃなくて、実際にやってもらうことで、新しいモノや面白いコトが生まれてくるんじゃないかと思ったんです。

 

若い方たちの意見がすべてではありませんが、彼らの考え方を取り入れることで、彼らの新鮮な感覚を組織運営に活かしていけるんじゃないかと考えたんですよ。

 

 

―――スポーツビジネスのやりがいや面白さをより多くの学生へと伝えていくため、また自分たちにはない新しい視点やアイデアを取り入れるため、定期的にインターン生を受け入れるようになったということなんですね。
 

 

その通りです。現在は半年に1回、夏と冬にそれぞれ募集を行っています。夏採用が8月~翌年1月、冬採用が2月~7月が基本的な勤務期間で、その後の更新については面談で決定するというスタイルです。インターン生は10名以上在籍していて、学年も2年生から4年生まで幅広く、男女ともに活躍しているのが特徴と言えます。

 

 

―――インターン生が担当する業務内容はどのように決まるのでしょうか?

 


業務内容については、入社後に面談を行い、インターン生本人の希望や適性を考慮したうえで決定していきます。当初は運営・広報部での募集がメインでしたが、受け入れを続けることでインターン生の活躍ぶり、組織への好影響が分かってきたこともあり、「うちの部署でも受け入れたい」という声が増えてきました。

 

具体的な業務内容としては、「ホームゲームでのブースの管理運用」「ホームゲームブース企画の立案や実行」などを行うホームゲーム運営業務を中心に、「SNS企画の立案や実行」を行う広報関連業務、ホームタウン活動業務、グッズ関連業務、パートナー企業関連業務、クラブ運営業務など多岐にわたっています。

 

また、入社後はずっと同じ業務を担当するだけでなく、希望や適性を踏まえて部署異動をしたり、サッカークラブのように「レンタル移籍(異動)」をすることもあります。クラブ運営に関する幅広い業務を経験してもらいながら、スポーツビジネスのやりがいや面白さを感じていただきたいというのが私たちの願いです。 

「トライする場をつくる」が、FC町田ゼルビア流

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―――FC町田ゼルビアのインターン生は、幅広い業務を経験しながら成長できることが魅力だと感じました。ちなみに、インターン生のみなさんは日常業務を行うだけでなく、それぞれがプロジェクトを持つという話も伺ったのですが…。

 

 

それも、FC町田ゼルビアの大きな特徴だと思います。当社ではインターン生一人ひとりがそれぞれプロジェクトを持ち、社員のサポートも受けながら、半年間という期間で自力で結果を出すという取り組みも行っています。

 


―――日常業務に加え、一人ひとりがプロジェクト運営も任されるんですね。ちなみに、プロジェクトには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

 

 

ここでは、具体的な事例をいくつか紹介したいと思います。

 

一つ目は、FC町田ゼルビアの選手紹介ページを作り直すプロジェクト。担当したインターン生は、サッカー以外の競技の選手紹介ページもリサーチしたうえで、「こんなレイアウトが良いと思います」と提案してくれました。その提案をもとに実際のページが作られたのですが、「他で見かけたことはあるけど、自分では思い浮かばなかった」と社員が感じるほどの出来映えになるなど、周囲からの評判も上々だったんですよ。
 

二つ目は、試合会場で配布するガイドマップを作成するプロジェクト。これは当初、「テーマパークの園内マップのように細長いやつを作りたいよね」と話していたところ、担当したインターン生が1ヶ月くらいでカタチにしてくれたんです。完成したマップも「長年サッカー業界にいる自分だったら気にしないけど、初めてスタジアムにくるお客様には嬉しいだろうな」という工夫が随所に散りばめられていて良い出来となりました。インターン生に任せたことで、自分自身も多くの発見がありました。
 

他にも、最近入社したインターン生は、マスコットキャラクター「ゼルビー」の人気を高める「ゼルビー活用委員会」を担当しています。このプロジェクトでは、マスコットを通して、新規ファン・サポーターの獲得と現在のファン・サポーターのエンゲージメント向上を目標としています。ファンサービスやSNSを通じての認知度向上や「Jリーグマスコット総選挙」での順位アップを目指しています。先輩インターン生がやってきたプロジェクトを引き継ぐ形で担当してもらっていますが、順位という数字に結果が表れるということもあり、試行錯誤しながらやりがいを感じてくれているようです。

 

 

―――どのプロジェクトも魅力的で、しかもインターン生のみなさんがしっかり成果を上げていることも印象に残りました。このように自分のアイデアがカタチになること、自分の仕事の先にあるお客様の反応を見届けられることは、FC町田ゼルビアのインターンを通じて得られる大きな醍醐味なのではないでしょうか。

 


それは間違いないと思っています。私自身も、FC町田ゼルビアでインターンの受け入れを始めるにあたり、学生にそういった経験を積んでほしいと考えていましたから。学生のみなさんに「トライする場をつくりたい」というのが、インターンを始めた何よりの出発点。実はこのインターンも、事業計画がどうという以上に、学生のみなさんにチャレンジできる機会を提供したいという個人的な想いからスタートしているんです。だからこそ、インターン生にも大きな裁量を委ねるようにしたんですよ。

 

私自身もやりたいことがいろいろありますが、手が回っていないことも多いです。自分で考えていたことでも、若い学生に聞くと新しい視点やアイデアを得られる機会は少なくありません。こうした仕事をインターン生に任せることで、クラブにとってもプラスになることが多いですし、学生もトライする場を得ることができる。双方にとってプラスではないでしょうか。新しいファンを増やしていくという意味でも、若い学生のみなさんが面白いと感じることは同じ世代に響くはずですから。

求めているのは、積極的にチャレンジできる方

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―――ここまでのお話から、FC町田ゼルビアのインターンに興味を持った方も多いでしょう。一方で、自分にできるかなと不安を感じている方もいると思います。学生同士のコミュニケーションなどはどうしているのでしょうか。

 

 

インターン生同士の交流としては、月1回、オンラインで交流会を開催しています。この会の発案もインターン生からだったのですが、「コロナ禍で他のインターン生との交流の場が設けられない」「他のインターン生が何をやっているか知りたい」という声から交流会を実施することになりました。この会では、自身の業務内容やインターンを始めた理由、将来の夢などをざっくばらんに話し合うことを目的としています。

 

他にも外部講師を招き、「就職活動ではどう軸を決めるか?」「社会人として働くとはどういうことか?」を学べる講演会を開催したりもしています。また、昨年からは新規事業や現在の事業をアップデートするアイデアをクラブに提案する場「ゼルビア版あした会議」という取り組みもスタートしました。それまでのインターン活動で得た経験などをもとに、インターン生の自由な発想をクラブスタッフ全員が楽しみにしています。この他にも、インターン管理責任者である私とも定期的にミーティングを実施し、業務の悩みや就活の相談なども聞いています。全くの未経験スタートでも成長していける環境をご用意していますので、安心して飛び込んできてください。

 

 

―――サッカークラブで働くということだけでなく、スポーツビジネスのやりがいや面白さも味わえるし、イチ社会人として成長していくこともできる環境だと感じました。ここからは、求める人物像についても教えてください。

 

 

「原則としてホームゲーム全試合に参加ができる」「週1日(5時間程度上)以上の勤務ができる」といった応募条件は設けていますが、選考で何より重視しているのは「積極的にチャレンジできるかどうか」という点です。

 

このように「積極的」や「チャレンジ」という言葉を聞くと、「素晴らしい企画を立てなくてはならない」「すぐに10個、20個の企画を考えなくてはならない」とイメージする方もいるかもしれませんが、実際にはそういう意味ではありません。

 

大切にしてほしいのは、日常的に小さなことにチャレンジするということ。例えば「今日の勤務で社員全員の名前を覚えよう」「挨拶するときは自分から声をかけよう」といった内容でも構いません。周囲から言われるがままではなく、自ら目標を設定し、自発的にチャレンジしていける。そういった積極性をお持ちの方を求めています。

 

ちなみに、サッカー好き、スポーツ好きであることは応募の必須条件ではありません。もちろん好きであることに越したことはないし、サッカー好き、スポーツ好きのメンバーはたくさんいます。ただ、それ以上に「自分を成長させたい」「自分からチャレンジしていきたい」という意欲が見えてくる方にお会いしたいと考えているんですよ。

 

 

―――身近なことからでもチャレンジする姿勢を持つことが大事なのですね。では、FC町田ゼルビアのインターンをオススメするポイントについても教えてください。

 

 

オススメするポイントは、大きく分けて三点あります。

 

一点目は、チャレンジできる環境があること。ここまでお伝えしてきたことからも分かるように、固定観念にとらわれずに、失敗を恐れず楽しくチャレンジできる環境がFC町田ゼルビアにはあります。入社後は、ぜひのびのび活躍してほしいですね。

 

二点目は、社員との距離の近さ。チャレンジできる環境があることの裏返しにもなりますが、何かやりたいと思ったとき、どの部署のどのスタッフも相談を快く聞いてくれるんです。「忙しいから」と断られることはなく、快く相談に乗ってくれて、親身になって考えてくれる。こうした距離の近さも自慢できるポイントだと思います。

 

最後の三点目が、インターン生同士の仲が良いこと。社員とインターン生だけでなく、インターン生同士も助け合い、困ったときは相談し合う関係性がある。こうした点も、FC町田ゼルビアがアピールできるオススメポイントだと言えるでしょう。

 

 

―――多くの魅力があると感じました。では、インターンへの参加の有無にかかわらず、社会人の先輩として学生のみなさんにアドバイスを送るなら何でしょうか?

 

 

インターン生に限らず、面接をした学生にも伝えているのですが、「視野を広く持とう」というメッセージを送りたいです。何か一つの固定観念にしばられて考えると、そこからは一つの考え方しか生み出せませんよね。そうならないよう、常に多角的な視野を持って考えることを大事にしてほしいです。

 

一番シンプルなもので言えば、二人称。相手の目線に立って考えるところからスタートしてみると良いでしょう。それを繰り返していくことで、いろいろな視点を持つことができ、物事を俯瞰してとらえられるようになります。そうすることで、考える過程やそこから出る結論も変わってくるのではないでしょうか。

 

例えば就職活動においても、興味のある業界が決まっている人ほど、あえて違う業界のことを勉強してみたり、話を聞いてみたりしてほしい。世の中のことを勉強するつもりで一歩踏み出せば、新しい発見があるかもしれません。

 

私自身、過去にサッカー業界を離れ、1年半ほど一般企業で働いたことがあります。その経験は間違いなく良かったですし、今の仕事にも活きています。だからみなさんも、視野を広くして、いろいろなことに興味を持ち、積極的にトライしてほしいですね。
 

 

―――最後にメッセージをお願いします。

 

 

何より「やってみよう!」と言いたいです。長期インターンに関しても、いろいろとリスクを考え、「自分にできるのかな?」とつい二の足を踏んでしまいますよね。でもあれこれ考えるより、何より飛び込んでみることが大事なんです。だから悩んでいる方がいたら、「まずはやってみようよ!」と伝えたいですね。

 

長期インターンに参加するハードルが高いと思うのなら、まずはスモールステップを踏むのもありです。FC町田ゼルビアの試合会場まで来て、インターン生が働いている様子を見るのも良いでしょう。インターン生が運営しているSNSもありますから、そこに連絡をして質問をしてみるのもOKです。他の業界の場合でも、業界研究から始めたり、短期インターンへの参加から始めたりもできるわけです。どんなことからでもいいので、まずは自分にできる一歩を大事にしてほしいと思っています。

最後に

いかがだったでしょうか。取材では、入社して2ヶ月ほどのインターンの方にもお話を伺ったのですが、「最初は不安だらけだったが、いざ挑戦してみると社員や先輩インターン生のサポートのもとしっかりチャレンジさせてもらえて安心だった。自分も大学2年生からインターンを始めたので、少しでも興味があれば一緒にがんばりましょう」と話していました。同社の親会社である株式会社サイバーエージェントも、積極的なチャレンジを大切にしている会社です。スポーツビジネスに興味がある方に限らず、長期インターンに興味がある方もぜひ挑戦してみてほしいと感じました。

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