内定直結型の長期インターン、どんな学生に向いている?
うまく活用して、就活を有利に!
「インターン(就業体験)に参加した学生の評価を、企業が採用選考時に利用できるようルールが変更される」というニュースをご存知でしょうか。このルール改正は、2024年度以降に卒業・修了する大学生・大学院生などが対象であり、一定の条件を満たす必要はありますが、この改正によってインターン実施を検討する企業も増えているそうです。
こうした変化の中で注目度が高まっているのが、「内定直結型の長期インターン」です。これは、学生が企業で一定期間にわたりインターン生として働いたのち、双方が一緒に働きたいとなった場合、卒業後にそのまま新卒社員として入社できるというもの。新しい就活のカタチとして、学生の中でも参加を検討する人が増えているということでした。
この記事では、そんな「内定直結型の長期インターン」にどんな学生が向いているのかを解説しています。すこしでも興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
志望業界、興味のある業界が決まっている学生
まずは、志望業界、興味のある業界が決まっている学生です。気になっている業界があり、その業界で内定直結型の長期インターンを実施している企業がある場合、ぜひチャレンジしてみるといいでしょう。長期インターンでは短くても3ヶ月以上、多くは半年以上にわたり同じ企業で働くことになるため、業界理解をグッと深められます。
業界理解が深まることで、同じ業界内の他の企業の選考を受けるときも大いに役立ちます。企業ごとの考え方や特徴の違いについてもしっかり理解できますし、何より志望業界での長期インターン経験があることは大きなアピール材料となるはず。興味のある業界がある方は、ぜひ長期インターン実施企業を探してみてください。
ベンチャーやスタートアップに興味がある学生
続いて、ベンチャーやスタートアップなどの企業に興味がある学生です。こういった企業の場合、まだ社員数が多くないこともあり、就職ナビサイトなどで募集を行なっていないケースも少なくありません。ですので、将来はベンチャーやスタートアップで働いてみたいという方は、ぜひ長期インターン実施企業を見てみるといいでしょう。
ベンチャーやスタートアップなどの企業では、一人ひとりが決まった業務ではなく幅広い業務を担っていたり、とにかくスピード感を持って働くことが求められたりと、実際に働いてみることで実感できることがたくさんあります。また、こうした点が入社後のミスマッチにつながらないよう、企業によっては長期インターンへの参加を入社の条件としているケースもあります。すでに興味を持っている企業が見つかっているならば、長期インターン実施状況についてぜひ調べてみるといいでしょう。
社会に出ていち早くスタートダッシュをきりたい学生
最後が、社会に出たときにいち早くスタートダッシュをきりたい学生です。内定直結型の長期インターンを経て入社した場合、それを経験せずに入社した学生と比較すると、少なくとも3ヶ月以上のアドバンテージを持って入社することになります。
それだけのアドバンテージがあれば、ビジネスマナーを身につけているのはもちろん、業務に必要な知識やスキルも先駆けて習得することができます。まわりの学生よりいち早くスタートダッシュをきることができるため、「早くから活躍したい」「同期の仲間にも負けずに成長したい」と考えている方にはピッタリではないでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか。「内定直結型の長期インターン」と言っても、内定をもらうことがゴールではありません。何より大切なのは、自分がのびのび活躍できる会社、入社後に定着・活躍できることを見つけることです。そのためにも、うまく長期インターンを活用し、自分にピッタリ合う企業を見つけてくださいね。