業務委託の長期インターンについて解説!そのメリットは?
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業務委託の長期インターンについて解説!そのメリットは?

悔いのない会社選びのために!

長期インターンを探している学生のみなさんから寄せられる質問のひとつに、「業務委託って何ですか?」というものがあります。長期インターンの働き方は「アルバイト雇用」がほとんどですが、なかには「業務委託」という働き方で募集しているものもあるんです。

 

悔いのない会社選びをするためにも、しっかり知識をつけてから探したいですよね。
 

そこでこの記事では、業務委託という働き方について解説するほか、そのメリットやデメリット、長期インターンの求人を見るときのポイントなどを解説しています。

「業務委託」という働き方とは?

まずは「業務委託」という働き方について解説していきます。

 

業務委託とは、アルバイトのように企業と雇用契約を結ぶのではなく、企業と業務契約を結び、特定の業務を行うことで報酬が支払われる働き方のことです。

 

会社と雇用関係を結ばないため、対等な立場で業務を遂行・完了させます。業務そのものが対価となる場合と、請け負った仕事に対する成果物・納品物が対価になる場合があります。いずれの場合も企業とは対等な立場になるため、会社側から業務の進め方について指揮命令を受けることはありません。

 

具体的には、以下のような成果物の個数に応じて報酬が支払われます。

 

■営業職/商談アポイントを取得した数、契約が成立した数
■ライター職/記事を制作した本数や文字数
■デザイナー職/Webサイトなど制作物の個数
■講師職/授業やカウンセリングなどの回数

業務委託契約の場合、雇用契約ではないため、労働基準法や最低賃金法は適用されません。そのため、最低賃金を下回っても、それが違法とはならないのです。ですので、事前に契約内容や報酬制度を確認することを徹底するようにしましょう。

業務委託の長期インターンのメリット・デメリット

「業務委託」という働き方への解説に続き、そのメリットやデメリットを説明していきます。この働き方にはどのような特徴があるのでしょうか。

業務委託の長期インターンのメリット

1点目は、がんばった分だけ報酬を得られるということです。時給制のアルバイトの場合、どれだけがんばっても1時間あたりに支払われる給与額は決まっています。しかし、営業インターンでアポイントを取得する仕事であれば取得した数だけ、ライターインターンで記事を書く仕事であれば書いた量だけ報酬が支払われるのです。経験を積んでスキルが身につき、成果を上げやすくなれば、同じ時間の業務をしてもアルバイト以上の報酬を得られる可能性があります。大きなメリットと言えるでしょう。

 

2点目は、働く時間帯や場所を選ばず働けるということです。業務委託契約は会社と対等な関係になり、指揮命令を受けることはありません。例えばライターインターンの場合、記事を提出する締切を守れば、自分の好きな時間に業務を行うことができるわけです。ですので、「授業が忙しくて日中はいそがしい」「スキマ時間を活用して業務を進めたい」という方は自由度の高い働き方を叶えられます(職種や業務内容によっては例外もありますので、しっかり確認するようにしてください)。

業務委託の長期インターンのデメリット

1点目は、成果を上げにくい業務だったり、自身の適性に合っていない業務だったりする場合、充分な報酬を得られないことです。全くの未経験スタートだと、安定的に成果を上げられるまで時間を要することもあるでしょう。初めての長期インターンにチャレンジする方などは、時給制のアルバイトのほうが安心かもしれません。

 

2点目は、企業によってはあまり教育制度が整っていないケースもあるということです。企業と個人が業務契約を結ぶという働き方ですから、企業側も個人を教育する必要がありません。もちろん、企業も自社に貢献してほしいため研修やサポートの体制を用意しているケースもありますが、その点は気をつけたほうがいいでしょう。

業務委託の長期インターンを探すときのポイント

ここからは、業務委託の長期インターンを見るときのポイントを解説していきます。求人情報をチェックする際にどういった点に注意すればいいのかを見ていきましょう。

報酬体系

まずは「どういった成果にどれくらいの報酬が支払われるのか」という報酬体系です。営業インターンであればアポイント1件あたり、ライターインターンであれば記事1本あたりの報酬はどうなっているのか…。業務の遂行や、成果物・納品物の完成のに平均的にどれくらいの時間が必要なのかを確認するようにしましょう。

教育制度やサポート体制

未経験歓迎の長期インターンの場合、教育制度やサポート体制にも注目したいです。どういった環境が用意されていて、業務を遂行できるようになるまでどれくらいの期間が必要なのか、しっかりチェックすることをオススメします。

インターン生の活躍状況

自分自身の能力やスキルで成果を上げられそうかを見きわめるために、今いるインターン生の活躍状況をチェックするのもオススメです。未経験スタートのインターン生がいるのか、どういったインターン生がどのように活躍しているのか…。面接などで確認することで自分も活躍できるか具体的にイメージできるようになるはずです。

最後に

聞き慣れない働き方だといろいろ不安もあると思いますが、この働き方を通じて高い報酬や自由な働き方を手に入れている方も少なくありません。興味がある方は、ぜひ検討してみてくださいね。長期インターンの求人情報を細かくチェックするのはもちろん、不明点や疑問点があるときは面接でしっかり確認することをオススメします。

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