新卒3年目社員に聞いた、Speeeの長期インターン案内
インタビュー
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新卒3年目社員に聞いた、Speeeの長期インターン案内

株式会社Speee DX事業本部 営業チーム リーダー 新澤 庸介

「解き尽くす。未来を引きよせる。」というコーポレートミッションのもと、リアル産業DX(デジタルトランスフォーメーション)事業、マーケティングDX事業、その他事業など幅広い領域に展開している株式会社Speee。同社の特徴は、「事業を開発し続ける」ということ。ただひとつの事業を立ち上げるのではなく、連鎖的に複数事業を立ち上げスケールさせることで、より大きなイシュー(問題)を解き尽くすことを目指している会社です。


そんな同社が今回、リアル産業DX事業の『ヌリカエ』というサービスにおいて、「長期養成型」の長期インターンを募集することになりました。

 

そこで、ヌリカエ事業で活躍している新卒入社3年目の新澤 庸介さんにインタビューを実施。インターン生が関わるヌリカエ事業の詳細、仕事内容、職場の雰囲気や一緒に働く人たちのことなどを伺ってきました。成長意欲の高い方やベンチャー企業に興味のある方にオススメの会社ですので、ぜひチェックしてくださいね。
 

<プロフィール> 新澤 庸介(しんさわ ようすけ)
新卒入社3年目。京都大学 総合人間学部卒業。学生時代はアメリカンフットボール部(ギャングスターズ)に所属し、アメフト一筋の生活を送っていた。就活を始めた当初は、周囲と同様に大手企業、人気業界を中心に企業を見ていたが、「自分はどういう人間になりたいか」を考える中で企業選びの軸が変化。「自分のチームをつくっていける」「早くから成果を出せる環境がある」という基準から、ベンチャー企業を志望するように。その中で株式会社Speeeと出会い、2019年4月に入社した。入社後はヌリカエ事業部への配属となり、プレイヤー、プレイヤーのメンター、リーダーなどを経て、現在は複数チームを統括するリーダーとして活躍中。

レガシーな産業を、変えていく

―――まずは、インターン生が関わる『ヌリカエ』というサービスの理解を深めていきたいと思います。このサービスは、どのようなものなのでしょうか。

 

 

『ヌリカエ』は、2015年12月にローンチしたリフォームのマッチングプラットフォームです。サービスリリースから約6年が経った2021年11月時点で、累計加盟企業数は3,000社を超え、73万人のお客様にご利用いただき、年間流通金額は130億円規模にまで拡大。Speeeの中核事業として順調に成長を続けています。

 

 

―――ありがとうございます。リフォームのマッチングプラットフォームというと、世の中のどこでどのように役立っていると言えるのでしょうか。

 

 

具体的には、リフォームを検討しているお客様からの問い合わせをネット上で受け付け、お客様のニーズを明確にし、そのニーズに合うリフォーム会社に紹介するというビジネスです。お客様からの多岐にわたるニーズに応え、お客様とリフォーム会社のより良いマッチングを実現することで世の中に役立っていると言えます。
 

ちなみに、私たちが『ヌリカエ』というサービスを開発したのも、リフォーム業界がレガシーな産業であり、より良く変えていける点が多いと考えたからなんです。

 

 

―――レガシーな産業…具体的にはどういうことでしょうか?

 

 

従来はオフラインがメインだったリフォーム業界も、最近はオンライン化が加速してきました。しかし、施工価格や施工品質について不明瞭なままリフォーム会社を決めてしまい、後で困っているというお客様の声も少なくなかったんです。

 

住まいのリフォームって、ほとんどの人が人生で1回きり、多くても2回くらいしか経験しないもの。例えば「価格が高かった」「品質に納得していない」となってしまっても、「仕方ないか」と諦めてしまうことが多かったんですね。こうした問題を解決し、業界をより良く変えていこうとしたのが『ヌリカエ』なんです。

 

ネットで問い合わせを受け付けるだけでなく、専門アドバイザーがお客様一人ひとりにお電話でお話を伺う。そしてリフォームのニーズなどを詳しく把握したうえで、最適なリフォーム会社をご紹介する。きめ細やかなサポートを提供し、お客様に満足していただき、レガシーな業界を変えていきたいと考えているんです。

 

 

―――そのこだわりが支持され、わずか6年で累計加盟企業数が3,000社を超え、73万人のお客様に利用いただくまでになったのですね。こうした成長事業に関われることは大きな魅力だと思いますが、今後はどのような展開をお考えでしょうか。

 

 

今後は、『ヌリカエ』を利用するお客様とリフォーム会社の数を拡大していくのと同時に、お客様の「リフォーム体験そのもの」をより良くしていきたいと考えています。

 

コロナ禍もあって家にいる時間が増える中で、住まいへの関心が高まり、「リフォームをしようかな」「もっと快適な住環境にしたいな」とネットで検索する人が増えています。そんなお客様に対して私たちが提供しているのは、「お客様の相談に乗り、ニーズに合うリフォーム会社を紹介する」というフェーズに現状はとどまっています。その範囲をもっと拡大し、お客様へのサポートをさらに充実させていきたいです。

 

例えば住まいや暮らしに関する日常的な情報発信、リフォーム後に発生するような心配事の解消など、Speeeのテクノロジーと組織力を活かしてサポートの範囲を広げていきたい。そのためにも、新しい仲間の力が必要なんですよ。

 

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個々人の成果や成長に、とことん向き合う

―――『ヌリカエ』というサービスについて、かなり理解が深まりました。今回、このヌリカエ事業部でインターン生を新たに募集するとのことですので、ここからは長期インターンの実施状況について伺っていきたいと思います。

 

 

長期インターンは、2021年4月から本格的に導入を始めています。導入の目的としては、就業経験を積んで成長したいと考えている学生さんたちに対し、その助けとなるような経験を積める場所を提供したいと考えたからです。

 

2021年度は5名のインターン生を受け入れていましたが、1年間にわたり長期インターンを実施してきたことで、「学生のみなさんが長期インターンに何を求めているのか」「そのニーズに対して自分たちが何を提供できるのか」というイメージも明確になってきました。またヌリカエ事業自体の規模も大きくなっていることから、2022年度はさらに受け入れ枠を拡大していく考えです。今後は、インターン生だけで10~12名を超える体制へ拡大することも検討しています。

 

 

―――同じタイミングでスタートをきるインターン生がいるのは安心材料ですね。では、インターン生が担当する仕事内容について教えてください。
 

 

インターン生にお任せするのは、エンドユーザーのお客様への営業活動です。

 

ネットでリフォームのことなどを検索したお客様が、『ヌリカエ』というサービスを知ります。調べるうちにさらに興味を持つと、登録フォームから問い合わせや見積り依頼ができるようになっています。そうやって問い合わせをいただいたお客様にお電話をし、状況を詳しくヒアリングしながら、リフォームに関するお困りごとを解決したり、リフォーム会社の紹介をご案内したりするのが営業の仕事となっています。 

 

 

―――なるほど。仕事のやりがいや厳しさを感じるところはどこでしょうか?

 


一番は、お客様に感謝してもらえたり、お礼を言ってもらえたときです。

 

問い合わせのあったお客様に最初にお電話をした段階では、お客様もいろいろ不安や悩みを持っている状態なんですね。そんなお客様からお話をじっくり伺い、課題をしっかり特定し、電話を終えるときには不安や悩みがない状態をつくっていくのが営業の役割です。お客様から「じっくり話を聞いてもらえたし、分かりやすい説明で助かりました」「○○さんのおかげで決断できました。ありがとう!」といった言葉をいただけたときはやりがいを感じますね。また、お問い合わせをいただく数も増えているので、1日に何回も嬉しい瞬間があることは当社ならではの特長と言えます。

 

仕事の厳しさで言うと、お客様ごとにニーズがバラバラで、不安や悩みのレベルも異なるということ。営業の長期インターンと聞いてよくイメージされる「何度も電話をして断られる」といった厳しさはないのですが、相手の状況に合わせて話すのが難しいですし、そこで工夫できるかが成果を出せるかどうかの分かれ道になるでしょう。

 

例えば「外壁のリフォームをしたい」と具体的なニーズをお持ちの場合もあれば、「まだ情報収集の段階」というお客様もいますし、「とりあえず登録しただけ」というお客様もいます。それぞれ異なるお客様の状況に対し、いろいろな質問をしたり、リフォームに関する情報を提供したりしながら、点の情報を線に、面に変えていくのが営業の役割。こうした点から初めての方は厳しさを感じるかもしれませんが、うまくヒアリングできたときは大きな達成感を得られますし、仕事を通じてコミュニケーション力や課題解決力を高められることは大きな財産になるのではないでしょうか。

 

 

―――確かにそうですね。かなり成長できそうな環境に感じますが、一方で「自分にできるのかな」と不安を感じる学生さんも少なくなさそうです。現在在籍しているインターン生の活躍ぶりについてはいかがでしょうか?

 

 

ここでは、大学3年生の春から当社の長期インターンに参加している学生を紹介しましょう。もともと彼女は、就活もあまりしておらず、「会社で働いてみたい」「世の中のビジネスを知りたい」といった動機で当社の長期インターンに応募してきてくれました。めちゃくちゃ勉強をしているタイプでもなかったのですが、周りに負けたくない、成長したいという意欲は持っていたんです。

 

そんな彼女に対して私たちもじっくり向き合った結果、入社4~5ヶ月くらいで、部署全体でトップの成績をあげるまでになったんです。インターン生だけでなく、社員も含めてですよ。しかも1ヶ月のみならず、3ヶ月くらいずっとトップを維持しているんです。私も入社日に歓迎ランチをして、今でもときどき話したりしますが、明らかに変わりましたね。1年経たないうちにこんなに成長できるんだと驚きました。

 

特別な能力やスキルがなくても、挑戦したいという気持ちと、一歩踏み出す勇気があれば、しっかり寄り添って成長できるよう支援します。自分には無理だと諦めることなく、意欲だけを持って飛び込んできてほしいです。

 

 

―――何より意欲が重視されるということですね。ちなみに、学生のみなさんが気にするとよく聞く職場の雰囲気や人間関係についてはいかがでしょうか。

 

 

部署の雰囲気としては、3つの特徴があげられると思います。

 

1点目は、若いメンバーが多く、活気のある組織だということ。当社ではインターン生だけでチームをつくるのではなく、正社員やパート・アルバイト、派遣社員、内定者アルバイト、インターン生が一緒になってチームを結成しているんですね。雇用形態に関係なく若いメンバーが多く、業務時間中は集中し、終わったら和気あいあいとメリハリのきいた職場です。学生のときの部活動のような、みんなで盛り上げていこうという雰囲気はSpeeeならでは、ヌリカエ事業部ならではの特徴だと思います。

 

2点目は、組織全体でいかに生産性をあげていくかということへの熱量が高いことです。大前提として、営業活動の時間、つまりお客様と向き合っている時間に最大限集中するのはもちろんですが、それ以外でメンターと振り返りをする時間、営業ロープレをする時間など、営業活動以外の時間の集中力が非常に高いんです。どうすればもっと成果を出せるかを必死に考え、議論したうえで次のアクションを考える。かなり論理的に考え、徹底的に議論するため、入社して間もないインターン生は「ここまで考えるんですね」「考えが浅かったです」と驚くこともあるようです。ただ、そこがSpeeeらしさでもあるので、ぜひ経験してほしい雰囲気だと考えています。

 

2点目にもつながるのですが、3点目は一人ひとりの成長にしっかり向き合う組織であることがあげられます。学生のうちの貴重な時間を割いて長期インターンに参加してもらう以上、本人の成長のために最大限の支援や働きかけをしようというのが私たちの考えです。例えばメンターとの振り返りでは、業務に関してだけでなく、本人がどのように成長していきたいか、そのための課題をどう克服していくかといった話し合いもします。一人の人間として成長したいと本人が望むのであれば、一緒になって考え、成長を支援してくれるのも大きな特徴でしょう。

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どんなに弱火でも、心の中に「火」がついているか

―――長期インターンの仕事内容や職場の雰囲気について伺い、興味を持った学生の方も多いと思います。そんなSpeeeのインターンに向いているのはどんな人でしょう。

 

 

抽象的な表現かもしれませんが、「何者かになりたい」「何かを得たい」といった意欲がある方であれば、当社の長期インターンに向いています。どんなに弱火でもいいので、心の中に「火」がついているかどうか。最初に「火」がついていれば、それがどんどん強火になるよう、私たちが最大限の支援をしていきますから。

 

 

―――どんなに弱火でも、心の中に「火」がついていればいい、というのは勇気づけられるお話です。学生のみなさんへのメッセージもお願いします。

 

 

僕自身、学生時代はアメフトばかりの生活でしたし、Speeeに入社したのも「周りより早く成長したい」くらいの気持ちでした。ですので、「トップセールスになりたい」「事業責任者になりたい」といった高いモチベーションがなくても大丈夫。もっと手前の「頑張れる人になりたい」「今よりちょっと成長したい」といった気持ちがあれば、まずは一歩を踏み出してほしいです。一緒に頑張っていきましょう。

 

学生のみなさんにとって、就活や将来のキャリアをカジュアルに考える機会って多くありません。情報がないと、不安ばかりが募ってしまう。そんな状況に対してできることをしたい、そして「自分がどこまでできるか分からない。失敗するかもしれないけど頑張ってみたい」という方を応援したいというのが私たちの想い。長期インターンは将来を考える良い機会になりますから、まずは思いきって飛び込んできてほしいです。

 

 

―――最後に、社会人の先輩としてアドバイスをお願いします。
 

 

私の就活は、アメフトという分かりやすい経験があり、周囲からいいなと言われることも多かったです。しかし社会人になり、就活生とたびたび話す中で気づいたことがあるんです。それが、「経験そのものに上下や良い悪いがあるのではない。経験をどれくらい深く、広く、かみ砕いて解釈できているかに価値がある」ということ。そして経験の解釈は後から深まるのではなく、経験している最中に深まるということです。

 

部活に限らず、アルバイトやサークルなど経験は何でも構いません。自分が何かに取り組んでいるときに、目標や目指す方向性をちゃんと定めているか、自分なりに創意工夫をしているかが大事。そうやって取り組んでいれば、どんな経験でも就活につながりますし、それ以上に今後の人生に活きる学びを得られるものになると思っています。

 

Speeeの長期インターンも、今後の人生に活きる学びを得られる場所にしていきたい。そんな想いを強く持っていますので、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?新澤さんにお話を伺っていて感じたのが、「新卒3年目社員とは思えない成長をしている」ということ。そんな新澤さんですが、学生時代はアメフト一筋の生活で、いわゆる「意識が高い学生」だったわけではありません。つまり、それだけSpeeeには成長できる環境があるということですし、長期インターンでそんな環境に身を置けることはチャンスだと感じました。漠然としていても成長したい気持ちがある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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