『STORES』の仕事で学べること、経験できること
インタビュー
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『STORES』の仕事で学べること、経験できること

ヘイ株式会社 マーケティング本部 本部長 高橋 航

ネットショップ、キャッシュレス決済、オンライン予約…。学生のみなさんにとってもかなり身近になっているのではないでしょうか。こうしたお店のデジタル化をまるっとサポートする『STORES(ストアーズ)プラットフォーム』を展開しているのがヘイ株式会社です。『STORES(ストアーズ)』のテレビCMを見たことがある方も多いでしょう。

 

そんな注目のベンチャー企業である同社が、長期インターンの募集を開始しました。そこで今回、インターン生の受け入れ部署であるマーケティング本部 本部長の高橋さんに取材を行い、同社の長期インターンで学べること、経験できることなどを伺ってきました。

 

<プロフィール> 高橋 航(たかはし わたる)
大学でダンスをやっていたことやおもしろいことを仕掛けるのが好きだったことから、就活ではアナウンサーを目指していた。しかし、アナウンサーの夢は叶わず、就活を進める中で縁があったのがイベントを扱う会社。イベントなら好きなエンタメにつながる部分もあると考え就職を決めた。その後、広告の世界に興味を持ち、2010年に株式会社サイバーエージェントへ転職。3年目でマネージャー、5年目で局長へと昇格し、さまざまな事業部のマネジメントを担当してきた。こうした経験を積む中で、もっと事業に深く入り込んでいく仕事、経営にも携わっていく経験を積みたいと考えるようになり、再び転職を決意。2020年1月、コイニ―株式会社(現ヘイ株式会社)に入社した。地方創生に興味があり、地元で商売をやっている友人たちの人生を輝かせるために何かしら貢献できると考えたことが入社の決め手となった。

「お店のデジタル、まるっと。」ってどういうこと?

―――お店のキャッシュレス決済、ネットショップ開設、オンライン予約システム、POSレジアプリなど、ヘイ株式会社ではお商売のデジタル化を支援する「STORES(ストアーズ)プラットフォーム」の開発・運営を行っています。「お店のデジタル、まるっと」がメインメッセージとのことですが、具体的にどういうことなのでしょうか?

 

 

ここでは、「カフェ」を例にして説明していきましょう。

 

例えば、とある町にできたカフェをイメージしてみてください。オープン当初は現金のみの決済でしたが、お客様が増えてきたことからクレジットカードや電子マネーでの決済もできるようにしたいと考えました。そんなときにキャッシュレス決済を簡単に導入できるようにしたのが『STORES決済』というサービスです。

 

そのカフェでは、豆にこだわったコーヒーが評判なことから、「ネットショップを開設し、コーヒー豆を販売しよう」ということになりました。そんなとき、パソコンでもスマートフォンでも、無料かつ簡単にネットショップをつくれるのが『STORES』というサービス。また、ネットショップを含めたお店の商品・在庫の管理、売上分析などをまるっと管理できるサービスが『STORESレジ』となっています。

 

その後、カフェのファンがさらに増え、コーヒーに合うスイーツのクッキングスクールを始めることになったとしましょう。そのスクールの予約をオンラインでできるようにするのが『STORES予約』というサービスです。

 

このようにオーナー様のお商売において、リアルもオンラインも含めデジタル化をまるっと支援しているのが『STORESプラットフォーム』。オーナー様が感じている課題やニーズ、お商売のフェーズに合わせ、必要なサービスを選べるようになっています。

 

 

―――キャッシュレス決済だけ、ネット予約システムだけ…ではなく、トータルに支援できるのが強みなのですね。新型コロナウイルスの影響もあってデジタル化が進む中、世の中の役に立っている実感も得やすいのではないでしょうか。

 

 

はい、おっしゃる通りです。そもそも私たちのビジネスは、サービスごとに多少の違いはあるものの、オーナー様のお商売における売上の一部をいただくことで成り立っているんですね。それゆえにオーナー様と一心同体というか、「何とかしてオーナー様の役に立ちたい」という使命感を持ったメンバーが多いと思います。

 

その使命感は、コロナ禍においてより強まったように感じますね。

 

例えば山梨県のあるワインセラーさんの場合。このワインセラーでは、お客様に対面でワインを販売することを大事にしていました。しかし、新型コロナウイルスの影響から県外への移動が難しくなり、一時は苦しい状況に置かれてしまいました。そんなとき『STORES』を使ってネットショップを開設したところ、ワイン好きのお客様にわざわざ来店していただかなくとも、ワインを体験してもらえる環境を提供できるようになったんです。こうやってオーナー様に喜んでいただけるのが何よりのやりがいですし、そんなやりがいを日々感じられるのが弊社で働く魅力。そんな環境があるからか、常にオーナー様のほうを向いて仕事をしているメンバーが多いですね。

 

 

―――日々の仕事においてオーナー様のお商売の役に立っていること、またその先にいるお客様に便利なサービスを提供できていることを実感できるのは大きな魅力ですね。そんな中、今後はどんな展開を考えているのでしょうか。

 

 

ここまでお話ししてきたように、「お店のデジタル、まるっと」というのが弊社の特徴であり強みです。ネットショップ開設だけ、キャッシュレス決済だけ…と、単体のサービスを提供している企業は多いのですが、複合的にサービスを提供しているというのはかなり珍しいんですね。こうした強みをさらに伸ばしつつ、オーナー様をよりきめ細やかに支援できるようサービスを作り込んでいくのが今後の目標です。

 

キャッシュレス決済、ネットショップ開設、オンライン予約システム、POSレジアプリなど、それぞれのサービスを強化していくことも必要でしょう。場合によっては、新しいサービスを始めるなどプロダクト開発を進めることもあるかもしれません。

 

先ほど申し上げた通り、弊社のように複合的なサービスを提供している会社はほとんどありません。つまり私たちは、今までなかった新しいマーケットをつくっているとも言えますし、そこに携われることは魅力だと思いますね。

 

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ヘイの長期インターンで学べること、経験できること

―――ここからは、長期インターンに関するお話を伺っていきます。今後さらなる成長を目指していく中で、長期インターンはどのような目的で実施するのでしょうか。
 


今回の長期インターンは、オンライン予約システム『STORES予約』の新規プロジェクト開始に伴う募集となります。従来は、テレビCMやデジタルマーケティングといった手法でオーナー様からの問い合わせを増やしてきましたが、新たなマーケティング手法として営業のインターン生を迎えることになりました。新しい立ち上げメンバーとなりますので、貴重な経験を積んでいただけるでしょう。

 

採用予定人数は、5~6名程度。テレアポ業務ではなく、アポイント獲得後のオンライン商談がメインとなります。業界を問わず、最先端の営業手法としてベーシックになりつつある「オンラインセールス」のスキルを身につけられることは大きな魅力です。また、社内でも先駆けての取り組みとなるため、各部署からも注目されますし、活躍次第では自分たちのやり方が会社全体に広まっていくこともありえます。

 

 

―――学生のうちから最先端のオンラインセールスを学べることは大きな魅力ですね。その他、ヘイの長期インターンで学べることは何でしょうか?
 

 

学べることは、大きく3点あると考えています。

 

1点目は、専門性を身につけられることです。『STORESプラットフォーム』を通じて会社としては幅広くサービスを提供していますが、一人ひとりは担当サービスとじっくり向き合い、専門性を高めていくことになるんですね。今回であれば、『STORES予約』のオンラインセールスをまずは突き詰めることになります。最初に一つの領域で高い専門性を身につけることで、今後のキャリアも広がっていくでしょう。

 

2点目は、さまざまな業界のビジネスを学べること。『STORES予約』というサービスは、美容系や各種スクール系、フィットネス、ヨガ・ピラティスなどいろいろな業種への提案が可能です。そのため営業のインターン生は、幅広い業界・業種のオーナー様と接し、それぞれが抱える課題をヒアリングしていきます。世の中にどんなビジネスがあり、どのように収益を上げていて、どんな課題を抱えているのか。日々の仕事を通じてさまざまなビジネスを学べることは、就活の際などにも役立つはずです。

 

そして3点目が、コンサルティング力を身につけられること。2点目にも関係あるのですが、さまざまな業界・業種のオーナー様が抱える課題に対し、『STORES予約』というサービスをどう解決するかを考え、提案を行っていくのが営業のインターン生の仕事です。業界・業種によって課題やニーズも異なりますし、やり取りするオーナー様のタイプもさまざま。相手のタイプに合わせたコミュニケーションを取りながら、課題解決型の提案を続けることで、コンサルティング力を高められるでしょう。

 

 

―――長期インターンを通じて視野を広げ、スキルを高められるのは魅力ですね。では、長期インターンを通じて経験できることは何でしょうか?
 


長期インターンで経験できることも3点あると考えています。

 

1点目は、課題解決のプロセスを毎日のように経験できること。オーナー様が困っていることに対し、「弊社サービスのこの機能を使えば解決できますよ」という提案を行うことで、オーナー様に成功体験を提供できます。オーナー様に喜んでもらえる、役に立てている、というのを日々経験できることは仕事のやりがいにもつながるでしょう。

 

2点目は、自分がやりたいことをどんどん経験できること。弊社では、正社員や契約社員、アルバイトといった雇用形態をあまり気にしません。アルバイト雇用となるインターン生の方々にも、「やりたいことなら何でもやっていいよ」と日々伝えているんですね。実際、過去に展示会へ出展した際には、アルバイトメンバーが会場に行ってお客様対応を行ったことも。正社員しかできない、アルバイトだからできない…ということはありませんので、興味があることにはどんどん挑戦してほしいです。

 

3点目が、成長フェーズにある会社の変化を中から見届けられることです。私たちの会社はこの1年くらいで2倍近くにメンバーが増えていますし、それに伴い人事面やカルチャー面なども急速に整えています。近い将来株式上場も目指していて、そこに向けての組織づくりも進めている状況です。より会社が会社らしくなっていくために、多くの人がさまざまな取り組みを行っている。こうした変化をど真ん中で見届けられることは貴重な経験となるはずです。「成長フェーズのヘイ株式会社で働いていた」というのは、将来ちょっと自慢できる経験になると思いますよ。

 

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成長フェーズの「今」だからこそ貴重な経験を積める

―――さまざまなことを学べること、経験できることが分かりました。ここからは、求める人物像についてお伺いしていきたいと思います。

 

 

まず第一に、『STORES』というプロダクト、ヘイという会社に興味があることが重要だと考えています。自分が関わるものに興味を持てなければ、どれだけ貴重な経験を積めるにしても意味がありません。その上で、「やるべきことに対し、愚直に取り組めるかどうか」というのが見きわめのポイントになります。スキルや知識よりも本人の気持ち面を大事にしたいですね。愚直に取り組み、日々改善を繰り返すことができるタイプの方であれば、スタート時点でスキルがなくても成長していけるでしょう。

 

こうした点を知るため、面接では「めちゃくちゃ大変だったけど、めちゃくちゃ努力して改善した」といった経験について質問することも多いです。受験でも、部活やサークルでも、アルバイトなど何でもOKです。自分なりにどのように壁と向き合い、どのように工夫し、どのように壁を乗り越えたのかを知りたいなと思っています。

 

あとは、インターン生という立場でも物怖じしないこと。先ほども申し上げたように、弊社は正社員、契約社員、アルバイトと雇用形態に関係なくみんなが同じ目線で働いている会社です。インターン生だからと遠慮するのではなく、むしろ自分の意見をはっきり持っていて、どんどん発信したいという方に向いている環境と言えます。だからこそ、選考などでもぜひ積極的にアピールしてほしいですね。
 

 

―――貴社に興味を持っている学生へのメッセージをお願いします。
 

 

私たちは、『STORESプラットフォーム』というプロダクトを通じて、新しいマーケットをつくろうとしています。会社としても急成長を遂げていて、今、とてもおもしろいフェーズにあると思うんですね。今回の募集も、新しいプロジェクトとして営業のインターン組織を立ち上げようとしているなど、いろんなことに挑戦しています。

 

日々実験というか、一人ひとりが新しいことを考え、トライアンドエラーを繰り返している。現状維持をしようという人がいなくて、より良くしていこうと挑戦を続けている。どこか特定の部署だけの話ではなく、みんながモチベーション高く取り組んでいる。そんな環境に身を置けること、スピード感を肌で感じられることは貴重な機会になると思います。前向きな失敗が歓迎される会社ですから、そんな環境で自分を成長させていきたい方にはぜひエントリーしてほしいですね。

 

 

―――「今」だからこその魅力があると感じました。では最後に、社会人の先輩として学生のときに大切にしておきたい行動があれば教えていただけますでしょうか。

 

 

私自身のこれまでのキャリアを振り返ると、結果的に今この仕事をやれていることはとても幸せです。それを前提としたうえで、これまでの過程が最高だったかと考えると、そうじゃないと感じるところもあるんですね。やって良かったなということもあれば、もっとこうすれば良かったなと感じることももちろんあります。

 

やって良かったことは、セールスとして泥臭く経験を積んできたこと。目の前のお客様に喜んでもらうにはどうすればいいだろう、もっと満足してもらうにはどうすればいいだろう…それを考えて愚直に取り組んだ経験は、私のキャリアを形成する大きな軸になっています。ですので、セールスに限らずどんな経験でも構いませんので、何か一つでも泥臭く取り組んでみる。その経験は将来きっと役に立つはずです。

 

もっとこうすれば良かったなと思うことは、たくさんのインプットをしておくこと。本を読む、興味を持った会社のビジネスモデルを調べてみる…といったこともそうです。例えば自分が日々使っているアプリがあるなら、「このアプリはなぜ人気なんだろう?」「どうやって収益を上げている?」と考えたり、調べてみたりすることにも意味があるでしょう。本を読む、ネットで調べる、実際に人と会う…手段は何であれ、いろんな会社を疑似体験するということをもっとやっておけば良かったと感じています。

 

愚直に行動することと、インプットをすること。相反することかもしれませんが、どちらかだけでなくバランスよく取り組む。学生のうちにこうした習慣をつくっておけば、仕事の幅、キャリアの幅、知見の幅もさらに広げられると思います。

最後に

いかがだったでしょうか?『STORES』で同社のことを知っていた方もいるかもしれませんが、改めていろいろな魅力を知ることができたのではないかと思います。高橋さんのお話にもあったように、成長フェーズにある会社の変化をど真ん中から見届けられることは、今だからこその魅力と言えるでしょう。こうした環境に興味があり、自分を成長させていきたいと感じた方はぜひエントリーを検討してみてくださいね。

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