タイミーが挑むのは、「働く」価値観のアップデート
インタビュー
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タイミーが挑むのは、「働く」価値観のアップデート

株式会社タイミー|採用担当 中前 桃子

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、今、「働き方」が大きく変わろうとしています。そんな中、「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションを掲げ、「働く」価値観のアップデートに挑んでいるのが株式会社タイミーです。

 

同社が提供しているスキマバイトサービス『タイミー』は、学生のみなさんの多くが利用したことがあるのではないでしょうか。サービス開始からまだ数年しか経っていませんが、すでに200万人を超えるワーカーさんが登録するなど急成長を遂げています。

 

今回は、そんな同社で採用担当として活躍する中前さんにインタビューを行い、タイミーの事業内容やサービスの可能性、長期インターンシップの実施状況、学生のみなさんへのメッセージなどを伺ってきました。ぜひチェックしてみてくださいね!

 

>>>株式会社タイミーで働く新卒社員の座談会はコチラ

 

<プロフィール>株式会社タイミー HR本部 採用グループ|中前 桃子(なかまえ ももこ)
BPOサービス事業会社にて8年間勤務した後、人材派遣紹介会社へと転職。営業経験後に採用担当となり、最終的に採用課リーダーを務める。2020年9月、採用フロントとして株式会社タイミーに入社。現在は採用担当として数値まわりやフロー構築、採用マーケティングなどを担当。タイミーへの入社理由は、自身が身を持って感じていた人材不足の課題を解決する新しいプロダクトであり、社会貢献度の高い事業だと感じたから。また、ミッション・ビジョン・バリューへの共感度が高く、浸透している会社であることに加え、一緒に働く仲間が熱い想いを持つメンバーばかりだったため、このメンバーと働き方のスタンダードを変えたいと本気で感じたことも決め手となった。

タイミーを通じて、人生の可能性を広げてほしい

―――まずは、タイミーの事業内容からお伺いしていきます。スキマバイトサービス『タイミー』を利用したことがある学生の方も多いと思いますが、改めてどんなサービスを展開しているのかを教えていただけますでしょうか。
 

 

当社は、「働きたい時間」と「働いて欲しい時間」をつなぐスキマバイトサービスを運営している会社です。実態としては、すぐ働きたい人とすぐに働いてくれる人手が欲しい事業者をつなぐサービスになっています。

 

働き手は、アプリの中から条件に合う仕事を探して、申し込むだけ。説明会や面接なしですぐに働くことができ、勤務終了後はすぐにお金を受け取れます。また企業様・店舗様は、来てほしい時間や求めるスキルを設定するだけで、条件に合った働き手が自動的にマッチングします。相互にレビューする機能があるため、無断キャンセルも起こりにくいなど、働き手の質の担保がされていることも安心材料となっています。

 

こうした特徴が支持され、サービス立ち上げからわずか数年で、ワーカー登録者数は400万人、企業数は36,000社、導入店舗数は100,000店舗と急拡大を遂げています。規模や時間を問わず、あらゆる業種で利用できることもメリットと言えるでしょう。

 

 

―――テレビCMなどで見かける機会も増えているなど、好調ぶりがうかがえます。ちなみに「スキマバイトサービス」と聞くとユーザーの方も学生が多いのかなと思うのですが、実際にはどういった層のワーカーさんが多いのでしょうか。
 

 

『タイミー』をリリースした当初は学生さんの利用が多かったのですが、登録者数が400万人を超えた今、20代~30代を中心に利用者層も広がっています。また、利用者層の広がりに比例して、利用方法も多様化してきています。

 

例えば、何かしらの企業で正社員をしながら副業として利用している人も増えています。他にも、子育てをしながら利用してくださる主婦の方もいらっしゃいます。お子さんが急に熱を出したり、自分が疲れたりしているときなどに調整が効くため、自分が働きたい時間を見つけてストレスなく働けているようです。さらには、60歳になって定年退職をした方が自分の体力に合わせて働くというケースもあります。

 

少し変わった例を挙げると、「いつか自分でカフェを開きたい」という夢があったワーカー様が、タイミーを使って様々な飲食店で100回以上勤務。スキマ時間で収入を得るだけでなく、色々な飲食店がどのように運営しているのかを勉強し、タイミーでご縁のあった飲食店オーナー様からフランチャイズの権利をいただく機会を掴み、最終的にご自身で飲食店を開業された例もあります。

 

このようにさまざまなユーザー様に対し、働く機会を広く提供できるのがタイミーの強み。そこで私たちは、『タイミー』を使ったさまざまな働き方の事例を収集し、『タイミーラボ』という自社メディアで積極的に発信もしています。
 

>>>『タイミーラボ』をご覧になる場合はこちら
 

―――ユーザーの方々によって、『タイミー』というサービスの使われ方がどんどん進化していっているのですね。では「世の中にどう役立っているのか?」という点で考えると、タイミーならではの特徴はどのように説明できるでしょうか。

 

 

この時間に働きたいというワーカー様と、この時間に働いてほしいという企業様・店舗様をマッチングするのがタイミーのサービス。ですのでタイミーが世の中に広まっていくことで、「日本における労働人口の減少」という社会問題の解決に貢献できます。それに加えて、「働く」という価値観をアップデートし、ワーカー様の人生の可能性を広げる選択肢を提案できることも世の中に役立っていると実感できるポイントです。

 

例えば旅行が趣味の方の場合、旅の最中はなかなか「仕事」ができませんよね。しかしタイミーを使えば、旅行先でもスキマ時間に働き、旅の資金を得ながら旅行を続けることもできるわけです。

 

タイミーが提供している価値は、「自由な時間にアルバイトができる」ということだけではありません。さまざまな活用の仕方によって、自分が叶えたい働き方を実現できるんですね。働き方の選択肢が増えれば、それだけライフスタイルも多様化するということ。そうやって「働く」という価値観をアップデートすることで、ワーカー様の人生の可能性を広げていけることは大きなやりがいとなっています。

 

企業様・店舗様にとっても、従来の求人広告からタイミーに切り替えることで、採用コストを削減できたり、採用のミスマッチを減らしたりできるメリットがあります。急な欠員にも対応できるほか、繁忙期にタイミーを使ってスタッフを増やし、現場の負担を減らすことも可能なんです。他にも働いてくれたワーカー様にアンケートを取り、自分たちでは気づけなかった改善点を見つけているケースもあります。

 

このようにタイミーの利用が広がっていくことで新しい活用方法もどんどん生まれているので、日々の仕事でもいろんな場面で誰かの役に立てている実感を得られますし、そういった提案ができることもタイミーで働く魅力と言えます。

 

 

―――お話を聞けば聞くほど、タイミーの将来性を感じることができます。では、今後の展開としてはどのようなことをお考えでしょうか。

 

 

「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションの実現に向け、まずは拠点を全国各地に展開し、日本中に『タイミー』を広げていきます。そのためにも、直近は183億円(総額約273億円)の資金調達を実施しました。プロダクト開発や営業、マーケティングなど各部門で人材採用を強化していく予定です。

 

ワーカー様と企業様・店舗様が安心して利用できるサービスの提供を第一にしながら、時代に合わせて「働き方」をアップデートしていくこと。それによって潜在労働力を喚起し、社会課題を解決し、日本をより良くしていきたいと思っています。将来的には、海外展開も視野に入れて事業拡大を進めていく考えです。

 

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急成長ベンチャーだからこそ貴重な経験を積める

―――ここまでのお話で、「タイミーのイメージが変わった」「タイミーで働いてみたいと思った」という方も多いと思います。ここからは、長期インターンシップや新卒採用の実施状況についてお伺いしていきます。

 

 

長期インターンシップは、2017年の創業当初から受け入れています。代表の小川が起業したのも立教大学在学中ですし、彼自身も長期インターンシップの経験があることから、インターン生を組織に受け入れることは自然なことでした。

 

受け入れ状況としては、フィールドセールスとカスタマーサクセスの2職種を全国各拠点で、インサイドセールスを東京本社で、他にも企画職など様々なポジションで募集しています。長期インターンシップを経て新卒入社に至った実績もたくさんあります。

 

今後は通常の新卒採用も計画していますが、長期インターンシップからの新卒採用についても継続していく予定です。ですのでタイミーをよく知ってから入社を決めたいという方には、ぜひチャレンジしてほしいと考えています。
 

 

―――では、長期インターンシップを導入している目的、またタイミーで長期インターンシップに参加する魅力は何でしょうか?

 


実際に働いてみることで学生側と企業側の双方を見きわめ合えること、長期インターンシップを経て入社することで即戦力として迎えられること、などいろいろな目的がありますが、一番の目的としては「タイミーで働いてもらうことで貴重な経験ができ、学生に成長機会を提供できるから」ということになります。

 

事実、タイミーでの長期インターンシップには多くの魅力があります。

 

1点目は、急成長ベンチャーで社員と同様の業務を経験できること。組織が急成長しているからこそ、社員やインターン生といった立場に関係なく、個人もその成長スピードについていかないといけないんですね。営業スキルやPDCAを高速で回すスキルを身につける必要があるため、日々の業務を通じてかなり実力を伸ばせるでしょう。

 

2点目は、プロダクトの成長をすぐそばで見届けられること。スキマバイトサービス『タイミー』は今もまだ発展途上で、ユーザー様や企業様・店舗様からの声を集めながら、日々改善を繰り返しています。組織もフラットで誰もが意見を言える社風があるので、インターン生の声がきっかけでプロダクトが改善されることもあるんです。

 

3点目は、代表・小川との距離の近さ。代表が20代とみなさんと同世代ですし、普段から同じフロア内で一緒に働いています。呼び方も「社長」ではなく「りょうさん」とフラットなので、気さくに何でも話しかけられるんですね。社員やインターン生もお互いにあだ名で呼び合うような関係性なので、ストレスなく働けると思います。

 

 

―――人間関係や職場の雰囲気には、どのような特徴があるでしょうか。

 

 

「フラット」というと言葉が軽く聞こえてしまうかもしれませんが、想像以上にフラットな組織だと思います。インターン生だからという括りはなく、任される仕事や裁量、責任も社員と一緒。毎月1回、全員が集まる会議があり、MVP賞1名、バリュー賞4名が表彰されるのですが、インターン生が受賞することも普通にあります。だから、やりたいことができない、言いたいことが言えないということはありません。

 

また会社が急成長しているから、個人としても急成長が求められるのも特徴です。会社がどんどん変化する中、個人が求められるレベルも上がるため、壁にぶつかることも多いんですね。それでも壁を乗り越えることが求められますし、乗り越えられるからこそ大きく成長できるとも言えます。会社の成長に置いていかれないよう必死に頑張っていたら、気づけば大きく成長しているというイメージでしょうか。タイミーでの長期インターンシップを終えた頃には即戦力としての力が身についていますし、私たちとしてもいてくれないと困るくらいの存在になっているんですよ。


このような環境だからこそ、「会社やプロダクトをより良くするには?」と会社基準で考え、それを発信するメンバーが多い職場だと思います。一般的にインターン生は、自分がどう成長できるかを優先して考えるでしょう。しかしタイミーの場合、会社の成長を考え続けることが結果として個人の成長につながっていくわけです。こうした視点を持って働けることは、社会に出てからも大いに役立つと思いますね。

 

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「何をやってきたのか」より「何をやりたいのか」

―――最後の項目では、学生のみなさんへのメッセージをお伺いしていきます。まずは、タイミーが求める人物像について教えてください。

 

 

「急成長ベンチャーにジョインして、タイミーをブーストさせるのは自分だ!」という意欲のある方を求めています。タイミーは、まだまだ自分たちで会社をつくっていくフェーズ。だからこそ、「タイミーで自分を成長させたい」というより、「自分がタイミーを成長させるんだ」というくらい野心のある方をお迎えしたいです。

 

実際、社員でもインターンでも、会社をより良くするための意見を求められる機会が少なくありません。代表の小川から「つくりたいチームはない?」と聞かれることもありますし、そこから新しいチームができることもあるくらい。何でも言える環境ですし、やると決まってから実行までのスピードが速いので、主体的な方を何より歓迎します。

 

「会社をどう良くしていくか」「プロダクトをどう改善していくか」という基準で考えることが求められるため、人、仕事、物事に対して真摯に向き合える方にはピッタリだと思います。自分中心ではなく、常に周りのことを考えて発言や行動ができる方は気持ちよく働けるのではないでしょうか。
 

 

―――タイミーに興味を持っている学生へのメッセージもお願いします。

 


お伝えしたいことは、全部で3点あります。

 

1点目は、平均年齢29歳と若い仲間が多い環境で、ぜひ一緒に成長していきましょうということです。当社では急成長を求められるがゆえに壁にぶつかることも多いのですが、自分がぶつかった壁に最近ぶつかった人、その壁を乗り越えた人がすぐそばにいるんですね。だから自分が困ったときにも手を差し伸べてくれたり、一緒に解決してくれたりするんです。だから、安心して始められるでしょう。

 

2点目は、社会貢献度の高いプロダクトを共に育てていきましょうということ。当社にいるのは、『タイミー』に魅力を感じ、より良いプロダクトにしていきたいと入社した仲間たちばかりです。だからこそ、新しい仲間にも積極的に意見を出してほしい。『タイミー』を広めていくことで、より多くの人の人生の可能性を広げていく。社会貢献や地域創生の実感を得られることも魅力となるはずです。

 

3点目は、長期インターンを通じて高いスキルを身につけてほしいということです。当社には、フラットに何でも言えて、社員と同じ裁量で仕事に取り組める環境があります。想像以上に自由度高く行動できる職場ですから、タイミーを利用するくらいの気持ちで自分の成長につなげてほしいです。周りには助けてくれる人もたくさんいるので、変なプライドを持たずに思いきって挑戦してほしいですね。

 

 

―――ありがとうございます。最後に、社会人の先輩として、学生生活を過ごすうえで大事にしたいことを教えてください。

 

 

「何をやってきたのか」より「何をやりたいのか」を大事にしてほしいです。長期インターンや就職活動で選考を受けるとき、これまでやってきたことを強みにアピールする人は多いと思うんですね。もちろん、それも大事なことです。しかしそれ以上に、「自分が何をやりたいのか」を考え、学生生活を過ごしてほしいと思っています。特に学生時代は、自分がやりたいことを発見できる貴重な時間ですから。

 

やりたいことを見つけるためには、いろんなところへ行く、いろんな人に会う、いろんな経験を積むなど、自分から行動することを心がけてほしいです。そうやって有意義な時間を過ごしていれば、自分が好きなことや得意なことも見えてくるはずですから。キャリアって、自分が進んだ道の後ろにできていくもの。だからやりたいことを見つけ、その方向へ進んでいけば、気づけばできることも増えているといるものです。だからこそ、まずは幅広い経験を積むことから始めてみてほしいですね。

 

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最後に

いかがだったでしょうか。スキマバイトサービス『タイミー』については、テレビCMで見かけたりと取材者も以前から知っていました。しかし、いろんなお話を伺う中で、『タイミー』にはさまざまな活用方法があること、さらに活用の仕方次第で人生の可能性を広げていけることを知り、非常に魅力的なサービスだと感じました。

 

「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションに共感した方も多いのではないでしょうか。タイミーという会社に興味を持った方は、ぜひ同社の長期インターンシップに挑戦するところから始めてほしいと思います。

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