『よく人に言われます。“ジェットコースターみたいな人生”だなって。
でも楽しいから。怖い思いしてもまた乗るんですよね。』
19歳で起業して以来、数々のベンチャーを企業。一時期はヤクザに監禁され、夜逃げしたことも。地獄と天国を経験し、それでもベンチャー起業と経営にこだわり続ける情熱家、真田哲弥氏にインタビュー。
入学前からビジネス提案!
- 学生時代から起業への思いはありましたか?
-
やりたいことの1つではありましたね。入学後しばらくして起業しました。実は大学入学前に自動車免許合宿に行ったときに、「車に乗っていない時間にスキーできたらいいのになぁ」と感じ、「これはビジネスになるのではないか?」と思ったんです。それで実際に自動車会社に電話して提案してみました。そのときは大学にも入っていない18歳をどこも相手にしてくれませんでしたけど(笑)。でも入学後しばらくして自動車教習所に教材を販売している会社を紹介され、それで起業することになりましたね。
- 周囲が就活・自分は起業という中で、迷いや不安はなかったですか?
-
就活との迷いや不安はほとんどありませんでしたね。具体的に何やろうかなっていう迷いや不安でした。
互いに触発しあえる環境がいいよ
- 前回(株)DeNAの川田COOにインタビュー頂いた時に、「当時は異端だったベンチャーを本気で考えた人たちはネットワークを作っていた」とお聞きしました。その人たちは今みんな上場企業の役員だそうですが、そうなれた理由は何なんでしょうか?
-
そうです。不思議なんですよ(笑)。我々がなぜそうなったかということについての研究(といっても飲みながら話すことですが・・・)はよくやっていますよ。なぜ我々がそのように起業して成功できたかということについて解明できれば、またそれと同じことをすればそれをもう一度作ることが出来るし、あるいはそういう人を育てることが出来ますからね。
才能あふれる人が一同に会したなんてことは、確率論的にありえない。今の結論としては、メンバーの中で誰かが頭抜きんでていたことはあるでしょうが、それを「あいつがああなら俺はこうだ!」糧にする向上心を持つ人が多く、何かと皆互いに触発し合えたからじゃないかと思っています。 - 前回、川田COOもそういう一生懸命な人が集う空間が一番成長すると仰っていました。
-
そうですね。少なくとも何かやってやるという気持ちがある人たちがいっぱい集まったことは、間違いないですね。
指示待ちではいられない、そんなバイトこそ成長する
- 学生がアルバイトする際に意識すべきことはありますか?
-
うーん、あまりバイトはしてないからなぁ(笑)。でも今の僕だったら、ファーストフードのようなマニュアル通りに動いて一人前のようなバイトは、合わないからしないと思います。そういうところでバイトをやってたとしても、他の人と同じ時給にしかなりませんし。自分が頭を使って良いサービスを提供するにはどうしたらいいかを考え、それで100円でも200円でも多く獲得しようと思いますね。常に自発性が求められ、それを評価してくれ、さらに仕事を任せてくれる、そんな場所でアルバイトするとすごく成長できると思います。同じアルバイトにかける時間なら、そのほうが有意義ですよね。
大学時代は、人生で唯一の長期休暇
- 大学生に対してアドバイスをお願いします。
-
大学時代というのは、「人生の中で唯一の長期休暇」であると思っています。何ヶ月もかけて1つのことを追求するというような時間は、社会人として朝9時〜夜10時まで仕事をするというサイクルになったら絶対にできないことなので、自分は何に才能があるのかを試してみたりするのは大学時代にしかできないことですよね。 自分はたまたまビジネスをやってみて、何ヶ月も試行錯誤をしているうちにビジネスの領域で才能があるということがわかったために就職する必要はなく、この道を歩きました。社会人になったら、絶対に1ヶ月休暇を取って海外旅行に行くということはできないので、例えばバックパッカーで貧乏旅行をする経験もやってみると、人生で良い財産になると思っています。
- 【プロフィール】
- 真田哲弥(さなだ てつや)
- Klab(株) 代行取締役社長
電子金券開発(株) 取締役会長
(株)サイバード 創業者
学生時代19歳で起業。(株)サイバードを創業、2年でIPO。現在、Klab株式会社社長。


