『NewsPicks』の長期インターンで、私が感じた成長と変化
インタビュー
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『NewsPicks』の長期インターンで、私が感じた成長と変化

株式会社ニューズピックス|セールスインターン 寺内 亮真

ビジネスパーソンや就活生に必携のソーシャル経済メディア『NewsPicks』。「経済を、もっとおもしろく。」というミッションのもと、経済ニュースにおける「発見」と「理解」の欲求を満たすために生まれたサービスです。国内外100メディアのニュースの他、NewsPicks編集部が作成するオリジナル記事も配信しており、経済ニュースを業界人や専門家のコメントとあわせて読むことができるのが大きな特徴となっています。

 

このサービスを提供している株式会社ニューズピックスのもう一つの特徴が、社内各部門で多くのインターン生を受け入れているということです。そんな同社に在籍しているインターン生の活躍ぶりについて迫ってみたいと思います。

 

今回は、同社のブランド広告事業『NewsPicks Brand Design』で活躍しているインターン生、寺内 亮真さんにインタビューを実施。寺内さんが長期インターンを始めた理由、長期インターンを経験することで感じた変化や成長、学生のみなさんへのメッセージなどを伺ってきました。ぜひチェックしてみてくださいね。

 

<プロフィール>
■「NewsPicks Brand Design」セールスインターン|寺内 亮真(てらうち りょうま)
昔からモノづくりが好きだったことから工業高校に進学し、溶接や旋盤などの資格を取得していろいろなものをつくる生活を過ごす。その後、「将来は会社を経営し、何か事業をやってみたい」と考えるようになり、2016年にビジネス・ブレークスルー大学(略称:BBT大学)に入学した。高校時代は氷屋さんや大工さんのアルバイト、大学進学後は配送ドライバーのアルバイトなどをしていたが、2021年11月よりはじめての長期インターンにチャレンジ。株式会社ニューズピックスが手がけるブランド広告事業のインターン生として活躍している。大学時代には1ヶ月ほど休学し、アメリカの西海岸へ旅行に行ったこともある。趣味はスノボやDIY、バスケなど。

フルリモートの仕事を探す中で、この会社と出会った

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―――まずは、寺内さんが長期インターンを始めた経緯からお伺いしていきます。どういったきっかけで長期インターンの存在を知ったのでしょうか?
 

 

高校時代に「将来は経営者になりたい」と考えるようになったことから、卒業後は経営を学べる大学に進学することにしました。入学したのが、通学不要、100%オンラインで経営学の学士を取得できるビジネス・ブレークスルー大学(略称:BBT大学)。授業も完全オンラインでいつ受講してもOKだったので、日中はアルバイトをして、仕事が終わってから授業を受けるという生活を続けていました。

 

そんな私が長期インターンを始めることになったのは、北海道に移住したことがきっかけなんです。もともと東京生まれ、東京育ちなのですが、スノーボードが大好きで、何度も滑りに行くうちに北海道のことが好きになり、「ここに住んでみたいな」と考えるようになって。大学が完全オンラインで通学する必要がなかったことも後押しとなり、思いきって北海道旭川市へと移住することにしました。

 

移住を機に新しいアルバイトを探し始めたものの、東京と比べると求人数も少なく、時給も高くないという状況で。いろいろ選択肢を検討する中で、東京の仕事をリモートでできないかと考えたんですね。それを大学の教授に相談したところ、長期インターンならいろいろフルリモートの仕事があると教えてもらったんですよ。
 

 

―――北海道への移住をきっかけにフルリモートの仕事を探し始め、その中で長期インターンの存在を知ったのですね。そこからいろいろな長期インターンの求人を見ていったと思いますが、ニューズピックスを選んだ理由は何だったのでしょう?

 

 

リモートワークOKという条件で探していくといくつかの求人がヒットし、そのうちの1社がニューズピックスでした。『NewsPicks』というメディアのことは知っていたものの、あまり記事を読んでいたわけではなかったんです。ただ面接前に会社のことを調べていたところ、普段からよく見ているYouTube番組がニューズピックスのチャンネルだと分かって。知らず知らずのうちに触れていたんだと驚きましたね。

 

また、経済メディアを運営していることもあり、経営者や経済学者が発信する情報に多く触れられることも魅力に感じました。自分が大学で学んでいる情報と重なる部分も多く、この会社で働けばより生の情報を得ることができ、自分を成長させられるんじゃないかと思ったんです。こうした経緯から挑戦することを決意しました。

 

 

―――入社後は、何をやっている部署への配属となったのでしょうか?

 

 

配属先は、ニューズピックスのブランド広告事業『NewsPicks Brand Design』に関わるチームでした。『NewsPicks Brand Design』は、クライアントの課題を、コンテンツ・クリエイティブを通して解決することを主なミッションとしています。記事・動画・イベントなどさまざまな手法を用いながら、ニューズピックスならではのコンテンツづくりに挑んでいるのが大きな特徴です。この事業のインサイドセールスユニットの一員として、長期インターンをスタートすることになりました。

NewsPicksの長期インターンで感じた成長と変化

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―――ここからは、長期インターン開始後のことについてお伺いしていきます。まずはスタート前後についてですが、不安はなかったのでしょうか?

 


これまで経験してきたのが身体を動かすタイプのアルバイトばかりで、デスクワークは初めて。どんな風に働くのかなどイメージもなかったので、不安というよりワクワクが勝っていました。早く挑戦してみたいとモチベーションは高かったですね。

 

しいて言うなら、フルリモートで働く場合、うまく人間関係を築いていけるかは不安でした。大学の授業もすべてオンラインでしたが、学校で学ぶのと、インターン生として働いて給料をもらうのは大きく違いますよね。果たすべき責任もある中で多少の不安はあったものの、まずはやってみよう、挑戦してみようと考えていました。

 

実際に入社してからは、インサイドセールスユニットの社員の方にレクチャーを受けながら仕事の進め方を覚えていきました。特定の一人ではなく、いろんな人から研修をしてもらえたので、雑談も交えながら関係性を築けていけたので安心でした。研修期間は1~2週間ほどでしたが、スムーズに慣れることができたと思います。

 

 

―――インターン生としてどんな業務を担当していたのでしょうか?

 


インサイドセールスユニットの一員として、社員の方々のさまざまなサポートをするのが主な業務でした。「Slack」というビジネス用のチャットツールがあるのですが、ここに社員のみなさんからさまざまな依頼が寄せられるんですね。例えば、「○日までにA社用の企画書をつくってほしい」「B社が掲載した記事広告について、広告の効果をレポートにまとめてほしい」といった内容です。それぞれの業務の進め方については、研修期間にしっかり教えてもらえたので安心でした。

 

そういった業務に慣れていくうちに、徐々に仕事の幅も広がっていきました。アンケートの集計を任せてもらったり、「今度カンファレンスを開催するので、他社のカンファレンスについてリサーチしてほしい」という依頼だったり。社内のミーティングに参加したり、営業の方の商談に同席したりして、議事録をまとめたりすることも。たまたま東京に帰ってきたときは企業の取材に同行させてもらえたりもして、任せてもらえることがいろいろと増えていくことに成長を感じられましたね。
 

 

―――任せてもらう仕事の幅が広がっていくのは、確かに成長を実感できそうですね。そうやって働く中で、仕事のやりがいを感じるのはどんなことだったでしょうか?

 

 

やりがいを感じるのは、自分の仕事が誰かの役に立っていることを実感できたときです。例えば、営業社員の方がオンライン商談をする際、「議事録を取ってほしい」と商談に同席する機会があるんですね。その商談で使用する企画書の作成を自分がサポートしていることもあるんですが、企画書を見たお客様が頷いたりなどリアクションをしていると嬉しい気持ちになります。さらに、その商談が契約につながったときなどは、会社に貢献できたことでなおさらやりがいを感じられるんです。

 

こうした企画書の作成サポートや商談の同席などを通じて、さまざまな業界や企業を知ることができることもこのインターンの魅力です。この会社はこんなビジネスを展開しているんだ、こんな風に世の中に役立っているんだ…といったことを日々学べたことで、世の中の見え方も変わってきたように思っています。

 

思い出に残っているのが、地方創生に関するプロジェクトのミーティングに参加させてもらったときのこと。自分が北海道に移住したこともあり、地方創生に興味を持っていたので、このミーティングに参加したときは非常にワクワクしました。この話し合いの結果が、地方を盛り上げていくことになるかもしれない。自分がその当事者になって、ビジネスを動かしていけるかもしれない。インターン生の自分が関わっていることが、未来の社会につながっているかもしれないと感じられたんですよ。

 

 

―――長期インターンを通じて、寺内さん自身が感じた成長や変化はありますか?
 

 

私が成長や変化を感じた点は、大きく分けて3点あります。

 

1点目は、インプットの量や質が変わったことです。『NewsPicks Brand Design』という広告事業に関わったことで、広告をとにかく見るようになりました。テレビCMはもちろん、電車の吊り広告、街中の看板広告、ネットのバナー広告などを思わず見てしまいますし、「この広告はどんなメッセージを伝えたかったんだろう」「どういった意図でつくられたんだろう」といったことを考えるようになりました。

 

インプットの質については、これまでは経済などの記事も見て終わりだったのですが、読んだ感想や自分なりの考えをアウトプットするようにしたことで、インプットをするときの目の付け所が変わったように思います。入社するまで『NewsPicks』の記事はあまり読んでいませんでしたが、社員の方々から読んでみなよとアドバイスをもらったんですね。『NewsPicks』は記事に対してコメントを書けるので、せっかく読むならアウトプットをしてみようと考えたんです。こうしてアウトプット前提のインプットにしたことで、その質も上がっていったように感じています。

 

2点目は、より深く思考できるようになったことです。『NewsPicks』というメディアを運営している企業の中に入り、記事や動画などのコンテンツがどうつくられているかを知ったことで、その背景にある情報についても考えるようになりました。記事を作成するための取材に同席して思ったのが、記事に書かれていることがすべての情報ではないということ。面白い話だったけど記事には書かれていない、ということもたくさんあるんですね。そんな風にメディアを中から覗けたことで、記事や動画の背景にある情報のこともしっかり考えるようになったと感じています。

 

最後の3点目は、ビジネスを前に進めていく方法を学べたということです。例えば複数の企業が関わるプロジェクトがあったとして、その中でA社が決定権を持っているとしましょう。これまでの私なら、とにかくA社に提案をしていくことが良いと考えていました。しかし、場合によってはB社やC社を先に説得し、一緒になって提案したほうが前に進むこともあるわけです。こんな単純なケースばかりではないものの、自分たちが向かっていく方向に対してどうストーリーを描いていけばいいかを考えられるようになったことは自分でも成長できた点だと思っています。

主体的に行動することが、未来の可能性を広げる

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―――ニューズピックスでの長期インターンを通じて、寺内さんがさまざまな成長や変化を感じていることが分かりました。ここからは、ニューズピックスで働くことに興味を持った方へのオススメポイントを伺っていきたいと思います。

 


自分が興味のあること、やりたいことを発信していけば、そこに関係ある仕事に挑戦させてもらえるのが魅力です。もちろん、目の前にある本来の業務をしっかりできることが前提ですが、自分次第でチャンスを広げていける環境があります。

 

例えば私の場合、北海道に移住をしていて、地方創生に興味を持っていました。すると入社間もない2021年11月、北海道上川町とニューズピックスが包括連携協定を締結し、官民連携型のプロジェクトをスタートするということを知って。上川町は私が住んでいる旭川市の隣りだったこともあり、入社後間もないタイミングながら「何か手伝わせてください!」と伝えていたんです。そうしたら、上川町でモニターツアーを開催することになったとき、現地でサポート役を任せてもらえることになりました。

 

積極的に動けば、担当部署はもちろん、そこを超えたところでも新しいチャレンジの機会を得られます。普通に過ごしていたら掴めない情報やチャンスを得られることは、ニューズピックスの長期インターンならではの魅力でしょう。

 

ちなみに、上川町のモニターツアーに参加していた方と知り合った縁から、大学卒業後の仕事も決まりました。北海道の廃ガソリンスタンドを再利用し、飲食店と土産店を融合したようなショップをオープンするのですが、そこの店長を任せてもらうことになっています。自ら手を挙げたことが、将来の進路にもつながったんですよ。

 

 

―――学生のうちに大事にしておきたいことをあげるなら何でしょうか?

 


ニューズピックスや長期インターンとは関係ないですが、「旅をしておくこと」は大事だと思います。国内でも良いですが、特にオススメしたいのが海外です。海外へ行くと、価値観から街の風景まで日本とはまるで違うことが分かりますからね。自分が当たり前だと思っていることがそうではないこと、全く別の世界があることを知ることで、多様性を肌で感じられますし、視野も広げられると思います。

 

大学を卒業して社会人になってからも、海外旅行に行くことはできます。しかし、私がアメリカへ1ヶ月間の旅行に行ったように、長期の旅行に行くことはなかなか難しいでしょう。だからこそ、時間があればぜひ海外旅行に行ってほしいです。

 

 

―――最後に、ニューズピックスの長期インターンに向いている人を教えてください。どんなタイプの方なら活躍できると思いますか?
 

 

職種や部署によって条件は異なりますが、「主体的に行動できる方」に向いていると思います。指示された仕事に取り組むだけでなく、自分から積極的に仕事を取りに行ける。「あれに興味がある」「こんなことをやってみたい」と手を挙げられる。そういった方なら多くのチャンスを掴み、成長や変化を実感できるでしょう。

 

経営や経済に興味のある方も、地方創生に興味がある方にもオススメです。広告に興味があって入社したインターン生は、卒業後に広告代理店への就職が決まったそうです。アンケート集計など、データ分析に興味がある人向けの仕事もあります。ニューズピックスだけでなく、ユーザベースグループ全体でもさまざまな部門でインターンを募集していますので、興味を持った方はぜひ調べるところから始めてみてほしいです。

 

最後になりましたが、主体的に行動できる方はとても良い経験を積める職場だととにかくオススメしたいです。ニューズピックスで成長のチャンスを掴んでくださいね。

最後に

「フルリモート」という条件からニューズピックスと出会った寺内さんですが、インターン開始後は自分から積極的に手を挙げることで活躍の場を広げていきました。また、仕事を通じて大手企業からベンチャー企業までさまざまな企業の商談や取材に同席することで、外からは見えない企業や業界の理解も進んだことでしょう。長期インターンだからこそ知ることができる情報があることは、大きな魅力だと感じました。

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